fabric.jsで要素を移動しても画像をキャンバスの背面に保持する方法
課題:fabric.jsでオブジェクトを移動すると画像の前面に出てしまう
fabric.jsでHTML5キャンバス上の図形やテキストなどの要素をドラッグして移動すると、デフォルトの仕様では、操作中のオブジェクトが自動的に最前面に表示されます。その結果、背景として配置していた画像の前面に要素が出てきて、意図した重なり順序(スタッキング順序)が崩れてしまうことがあります。
解決策:preserveObjectStacking オプションを使用する
画像を常にキャンバスの背面に固定したまま、他の要素を自由に移動したい場合は、Canvasインスタンスを作成するときに preserveObjectStacking オプションを true として渡します。
window.canvas = new fabric.Canvas('c', { preserveObjectStacking: true });
この設定を有効にすると、オブジェクトを選択・移動している間もオブジェクト間の重なり順序が保持されます。つまり、図形は画像の上に表示された状態を維持したままスムーズに移動でき、背景の画像が前面に出てしまうこともありません。
ポイントまとめ
preserveObjectStacking: trueを指定することで、移動中も元のスタッキング順序が維持される- デフォルト(
false)では、選択・移動中のオブジェクトが一時的に最前面に移動するため注意が必要 - 背景画像+前景オブジェクトというレイヤー構成のエディタやデザインツールを作る際に特に有効
-
HTML5のdrawImage()メソッドを使ってCanvasに画像を描画する方法
HTML5の drawImage() メソッドは、キャンバス(canvas)上に画像・別のcanvas・動画などを描画するために使用します。画像の一部だけを切り取って描画することもでき、描画時にサイズを拡大・縮小することも可能です。 drawImage()メソッドのパラメータ一覧 drawImage() メソッドで指定できるパラメータとその説明は以下の通りです。 番号パラメータと説明 1img描画対象となる画像(image)、canvas、または video を指定します。 2sxクリッピング(切り抜き)を開始するx座標。省略可能です。 3syクリッピングを開始するy座標。省略可能です
-
【Windows】ノートPCを閉じたままスリープさせない設定方法と注意点
外出先での携帯性に優れたWindowsノートPCですが、実は自宅ではデスクトップPCのように活用することもできます。外付けキーボード、マウス、モニターを接続すれば、ノートPCを本格的なワークステーションとして使えるのです。ただし、ここで一つ問題が生じます。それは「ノートPCのふたを閉じた状態で、どうやってパソコンをスリープさせずに動かし続けるか?」という点です。 Windowsの初期設定では、ふたを閉めるとノートPCがスリープ状態になる仕組みになっています。そのため、ノートPCの画面をサブモニターとして使わない場合でも、本体を開いたままにしておかなければなりませんでした。 しかし、本当にそ