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【Windows】ノートPCを閉じたままスリープさせない設定方法と注意点

外出先での携帯性に優れたWindowsノートPCですが、実は自宅ではデスクトップPCのように活用することもできます。外付けキーボード、マウス、モニターを接続すれば、ノートPCを本格的なワークステーションとして使えるのです。ただし、ここで一つ問題が生じます。それは「ノートPCのふたを閉じた状態で、どうやってパソコンをスリープさせずに動かし続けるか?」という点です。

Windowsの初期設定では、ふたを閉めるとノートPCがスリープ状態になる仕組みになっています。そのため、ノートPCの画面をサブモニターとして使わない場合でも、本体を開いたままにしておかなければなりませんでした。

しかし、本当にそうなのでしょうか?実は、ふたを閉じたままでもモニターを使い続けることが可能です。以下でその方法を詳しく解説します。

ふたを閉じてもスリープさせない設定手順

Windowsには、ふたを閉じている間もシステムを稼働させ続けるための簡単な設定項目が用意されています。次の手順でアクセスしましょう。

  1. 画面右下のシステムトレイにあるバッテリーアイコンを探します。アイコンが非表示の場合は、小さな矢印をクリックして隠れているアイコンを表示してください。バッテリーアイコンを右クリックし、「電源オプション」を選択します。
    • Windows 10の場合は、設定 > システム > 電源とスリープを開き、右側の「電源の詳細設定」を選ぶ方法もあります。リンクが見えないときは、設定ウィンドウを横方向に広げてみてください。
  2. 表示された電源オプション(コントロールパネル)画面の左側メニューから、「ふたを閉めたときの動作の選択」をクリックします。
  3. 電源ボタンとスリープボタンの動作を設定する画面が現れます。「ふたを閉めたときの動作」の項目で、「電源に接続」時のドロップダウンを「何もしない」に変更します。
    • 必要であれば「バッテリー駆動」時の設定も同様に変更できます。ただし、これにはいくつかの懸念点があるため、後述の注意事項をご確認ください。
  4. 「変更の保存」をクリックして完了です。

これで、ノートPCのふたを閉めても、本体は通常どおり動作し続けます。つまり、本体をすっきりと片付けた状態でも、外付けデバイスから自由に操作できるようになります。

ただし、この設定変更後は、スリープやシャットダウンを行いたい場合、スタートメニューからコマンドを実行する(またはスリープ・シャットダウンのショートカットキーを使う)必要がある点にご注意ください。もう一つの方法として、本体の物理的な電源ボタンで電源を切ることも可能です。電源ボタンの動作も、先ほどと同じ設定ページから変更できます。

要注意!スリープさせずにふたを閉める際の発熱リスク

以上の手順で、ノートPCをスリープさせずにふたを閉められるようになりました。しかし、この設定変更には知っておくべき重要な副作用があります。

ふたを閉めるとスリープするという初期設定は、ノートPCをカバンに収納するときに非常に便利なものです。ところが、設定を変更した後にそのことを忘れてしまうと、電源が入ったままのノートPCを密閉された空間に入れてしまう恐れがあります。

これはバッテリーの無駄な消耗につながるだけでなく、大量の熱を発生させ、長期的にはノートPCの故障原因にもなりかねません。そのため、ふたを閉めたときの動作の変更は「電源に接続」時のみにとどめ、デスクで使用するときは必ずACアダプターを接続しておくことをおすすめします。

こうすれば、「うっかり起動中のノートPCを密閉空間に入れてしまう」というミスを防げます。利便性と安全性を両立できる、理想的な組み合わせと言えるでしょう。

ふたを閉じたままでもノートPCを快適に使いこなそう

ご紹介したとおり、ふたを閉めたときのノートPCの動作はとても簡単に変更できます。ふたを閉じたままでもスリープさせなければ、内蔵ディスプレイを使用していなくても、パソコンの性能を最大限に引き出せます。

このようなスタイルでの利用を頻繁に行う方は、さらなる機能性を求めて「ドッキングステーション」の導入を検討してみるのもおすすめです。

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