Matplotlibを使ってPythonで累積グラフをプロットする方法
MatplotlibとPandasを組み合わせることで、Pythonの日時データや数値データから累積グラフ(積み上げ棒グラフ)を簡単に作成できます。この記事では、大学の入学データを例に、棒グラフ形式でデータを可視化する手順を解説します。
実装の手順
- 図のサイズと余白の設定:
plt.rcParamsを使って図のサイズを指定し、サブプロット間および周囲のパディングを調整します。 - Pandasデータフレームの作成: 大学の入学データをもとにデータフレームを作成します。ここでは「在学期間(durations)」と「各年度の入学者数(admissions)」の2つのキーを持つ辞書データを使用します。
- plot()メソッドでプロット: データフレームの
plot()メソッドを呼び出し、kind='bar'を指定することで棒グラフとして描画します。凡例の非表示、色、ラベルの回転角度なども引数で指定できます。 - 図の表示: 最後に
show()メソッドを実行して、作成したグラフを画面に表示します。
コード例
import pandas as pd
from matplotlib import pyplot as plt
# 図のサイズとレイアウトの自動調整を設定
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
# 大学の入学データ(在学年数と入学者数)
college_student_data = {'durations': [1, 2, 2.5, 3, 4.5, 5, 5.5, 6, 6.5, 7], 'admissions': [5, 50, 150, 3380, 760, 340, 115, 80, 40, 10]}
df = pd.DataFrame(data=college_student_data)
# 棒グラフとしてプロット
df.plot(kind='bar', x='durations', y='admissions', legend=False, color='red', rot=0)
plt.show()
出力結果
上記のコードを実行すると、X軸に在学年数、Y軸に入学者数を取った赤色の棒グラフが表示されます。在学3年目の入学者数が突出して多いことが一目でわかります。このように、Pandasのデータフレームから直接Matplotlibのグラフを生成できるため、データ分析の現場で非常に便利です。
なお、rot=0 を指定することでX軸のラベルが水平に表示され、legend=False により不要な凡例を非表示にしています。必要に応じてこれらのオプションを変更し、見やすいグラフにカスタマイズしてください。
-
Pythonのmatplotlibで1つのグラフに3つの異なるデータセットをプロットする方法
Matplotlibは、Pythonで最も広く利用されているデータ可視化ライブラリのひとつです。データを可視化することは、数値を一つひとつ確認したり複雑な計算を行ったりしなくても、データ全体の傾向や特徴を直感的に把握できるようにする重要なステップです。また、定量的な洞察を読者や聴衆に効果的に伝えるための手段としても非常に有効です。 Matplotlibは、データをもとに2次元のグラフやプロットを作成するために使用されます。オブジェクト指向のAPIを備えており、作成したグラフをPythonアプリケーションに簡単に組み込むことができます。IPythonシェル、Jupyter Notebook、Sp
-
Pythonでグラフを描く方法!matplotlibによるグラフ作成の基本と応用テクニック
Pythonでは、matplotlibライブラリを使用することで、簡単にグラフを作成できます。matplotlibには多数のパッケージと関数が用意されており、さまざまな種類のグラフやプロットを生成できます。また、使い方も非常にシンプルです。NumPyなどのPython組み込み関数と組み合わせることで、データ可視化の目的を効率的に達成できます。この記事では、matplotlibで描画できる代表的なグラフの種類とその実装方法を、サンプルコード付きで紹介します。シンプルなグラフの描き方まずは基本的なグラフの描画方法です。ここでは数学関数を使ってX座標とY座標を生成し、その関数をmatplotlibで