TkinterでネイティブなGUIルックを実現するには?ttkによるテーマ適用の方法
TkinterでGUIアプリケーションを開発すると、デフォルトではすべてのウィジェットに標準のスタイルとテーマが適用されます。アプリケーション全体の見た目を変更したい場合は、ttkパッケージを活用しましょう。Tkinterのttkは「テーマ対応ウィジェット」と呼ばれる仕組みで、tkinterのウィジェットに統一感のあるスタイルを適用するために使用されます。これにより、OSに合わせたネイティブなGUIルックを実現できます。
テーマ対応ウィジェットには多くの組み込み関数や機能が用意されており、アプリケーションの中で柔軟に活用することが可能です。ttkは、HTMLページにおけるCSSと同じような役割を果たします。ttkは直接インポートして利用することも、インスタンス化したオブジェクト経由で利用することもできます。オブジェクトを作成すれば、すべてのウィジェットにグローバルに作用するスタイルプロパティを一括して定義できるのが大きなメリットです。
サンプルコード
# tkinterライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
# tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
# ttkのインスタンスを作成
s = ttk.Style()
# Windowsのネイティブテーマを使用
s.theme_use('winnative')
# ラベルテキストを追加
label = Label(win, text="Eat-sleep,Code Repeat", font=('Aerial 16'), background="green3")
label.pack(pady=30)
# ttkでスタイルされたボタンを作成
ttk.Button(win, text="Button-1").pack()
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、ラベルウィジェットとボタンが表示されたウィンドウが出力されます。

補足:利用可能なテーマについて
winnativeはWindows環境向けのネイティブテーマです。macOSやLinuxなど他のプラットフォームでは、s.theme_names()で取得できるテーマ一覧から、aqua、clam、alt、defaultなどを環境に応じて選択すると、同様にネイティブな外観を得られます。
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