Pythonで例外を指定しない「except句」の使い方と注意点
Pythonでは、except句に例外を何も指定しないことで、すべての種類の例外を捕捉することができます。しかし、これは良いコーディング手法とは言えず、実際の開発現場では推奨されていません。
記述例
try:
print('foo' + 'qux' + 7)
except:
print('エラーが発生しました')
出力結果
エラーが発生しました
このように例外を指定しない try-except ブロックは、あらゆる種類の例外を処理できる一方で、どの種類の例外が発生したのかを特定できないという大きな欠点があります。そのため、プログラマがエラーの原因を突き止める際の助けにはなりません。
なぜ推奨されないのか?
例外を指定しない except 句は、本来捕捉すべきではない例外(例えば KeyboardInterrupt や SystemExit など)まで拾ってしまう恐れがあります。結果として、プログラムの深刻な異常までも隠蔽してしまい、バグの発見が遅れる原因になります。
より良い書き方
可能な限り具体的な例外クラスを指定するか、少なくとも Exception を指定して例外オブジェクトを受け取ることで、発生したエラーの内容をログに出力し、デバッグしやすくなります。
try:
print('foo' + 'qux' + 7)
except Exception as e:
print(f'エラーが発生しました: {e}')
このように書けば、例外の種類とメッセージを確認できるため、トラブルシューティングが格段に容易になります。
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