Matplotlibで散布図のサイズをデータ座標に変換してプロットする方法
Matplotlibでは、散布図(scatter plot)のマーカーサイズをデータ座標と組み合わせて扱うことで、値の大きさを視覚的に表現できます。ここでは、NumPyで生成したデータポイントをもとに、サイズの異なる散布図を作成する手順を解説します。
実装の手順
- 図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。
- NumPyを使って x 座標とマーカーサイズ s のデータポイントを作成します。
plt.subplots()でフィギュアとサブプロットのセットを作成します。- X と s を指定し、cmap(カラーマップ)や色情報を渡して散布図を描画します。
show()メソッドで図を表示します。
サンプルコード
import numpy as np from matplotlib import pyplot as plt # 図のサイズとレイアウトの自動調整を設定 plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50] plt.rcParams["figure.autolayout"] = True # データポイントを作成 X = np.array([[1, 1], [2, 1], [2.5, 1]]) s = np.array([20, 10000, 10000]) # フィギュアとサブプロットを作成 fig, ax = plt.subplots() # サイズと色を指定して散布図を描画 ax.scatter(X[:, 0], X[:, 1], s=s, cmap='plasma', c=s) plt.show()
コードのポイント
このコードでは、s 引数に配列を渡すことで、各データポイントごとに異なるマーカーサイズを指定しています。また、c=s と cmap='plasma' を組み合わせることで、サイズの値に応じてマーカーの色も自動的に変化します。これにより、数値の大小がサイズと色の両方から直感的に読み取れる散布図になります。
なお、s の単位はポイント平方(points²)であり、データ座標そのものではない点に注意してください。マーカーサイズをデータ座標系に正確に対応させたい場合は、軸の範囲やdpiを考慮した変換計算が必要になります。
-
Matplotlibでヒストグラムデータから折れ線グラフを描画する方法
Matplotlibでヒストグラムのデータをもとに折れ線グラフを描画するには、NumPyのhistogram()メソッドを使ってデータセットのヒストグラムを事前に計算しておくのが便利です。この記事では、同じデータをヒストグラムと折れ線グラフの両方で可視化する手順を解説します。実装の手順現在の図にサブプロットを追加します。nrows=2、ncols=1とし、index=1を指定します。NumPyのhistogram()メソッドを使用して、データセットのヒストグラム(度数とビンの境界値)を取得します。edgecolor=blackを指定してhist()メソッドでヒストグラムを描画します。インデック
-
PythonとMatplotlibで3次元散布図(3D散布図)を作成する方法をわかりやすく解説
Matplotlibとは?Matplotlibは、Pythonで最も広く使われているデータ可視化ライブラリの一つです。データの可視化は数値を一つひとつ確認したり複雑な計算を行ったりしなくても、データ全体の傾向や特徴を直感的に把握できるようにしてくれる重要なステップであり、定量的な洞察を効果的に伝えるためにも欠かせません。Matplotlibは主に2次元のグラフ描画に使用されますが、オブジェクト指向APIを備えており、作成したグラフをPythonアプリケーションに簡単に組み込むことができます。IPythonシェル、Jupyter Notebook、Spyder IDEなど、さまざまな環境でも利用