MySQLプログラムでオプションを指定する3つの方法と優先順位を解説
MySQLの各種プログラムでは、動作をカスタマイズするためにさまざまなオプションを指定できます。本記事では、MySQLプログラムにオプションを指定する主な方法と、それぞれの特徴・優先順位について詳しく解説します。
1. コマンドラインで指定する
プログラム名を入力した後に、コマンドライン上へ直接オプションを並べて指定する方法です。この方法は、その実行時にのみ適用したい一時的なオプションを指定する場合に最も一般的に使われます。
2. オプションファイルで指定する
プログラムが起動時に読み込むオプションファイル(my.cnf や my.ini など)にオプションを記述しておく方法です。毎回プログラムを実行するたびに必ず適用してほしいオプションがある場合に便利な、定番の指定方法です。
3. 環境変数で指定する
環境変数にオプションを設定しておく方法もあります。こちらも、プログラムを実行するたびに常に同じオプションを適用したいケースで役立ちます。
実際の運用での使い分け
実際の運用では、これらの目的にはオプションファイルが最も広く利用されています。特にUnix系システムでは、オプションファイルを使うことで同一サーバー上に複数のMySQLインスタンスを構築し、それぞれ異なる設定で稼働させることも可能です。
オプションの処理順序と優先順位
MySQLプログラムはオプションを順番に処理します。そのため、同じオプションが複数回指定された場合は、最後に出現した指定が優先されます。
例えば、以下のコマンドでは mysql クライアントは localhost 上で稼働しているサーバーに接続します。
mysql -h example.com -h localhost
これは、後から指定された -h localhost が先の -h example.com を上書きするためです。
オプションが読み込まれる順序
MySQLプログラムは、起動時に以下の順序でオプションを確認します。
- 環境変数のチェック
- オプションファイルの読み込み
- コマンドライン引数の確認
後から読み込まれたオプションほど優先される仕組みのため、この処理順序によって環境変数の優先度が最も低く、コマンドラインオプションの優先度が最も高くなります。つまり、コマンドラインで明示的に指定したオプションは、オプションファイルや環境変数の設定を確実に上書きできるのです。
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