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MS SQL ServerのReporting Services(SSRS)とは?レポート作成に必要な3要素と基本手順

MS SQL Serverには、企業にとって非常に有用なレポートを作成するためのサービスが標準で用意されています。それがReporting Services(SSRS)です。本記事では、レポート作成の目的や必要な要素、開発環境であるBIDS/SSDTの起動手順について解説します。

レポート作成の目的

レポートは、主に次の2つの目的で活用されます。

  • 社内業務向け: 経営判断や業務管理のための内部利用
  • 社外向け: 取引先や顧客などへの対外提示

このように、レポートは組織の内外双方において重要な役割を果たします。

Reporting Servicesの概要

Reporting Servicesは、さまざまな種類のレポートを作成するためのサービスです。あらゆるレポートを作成する際には、以下の3つの要件が必要となります。

  1. ビジネスプロセス(Business Process): レポートで表現したい業務内容や目的
  2. レイアウト(Layout): レポートの見た目や構成の設計
  3. クエリ/ストアドプロシージャ/ビュー(Query / Procedure / View): データを取得するための仕組み

これら3要素を適切に組み合わせることで、実用的で見やすいレポートを作成できます。

レポート作成環境:BIDS と SSDT

SQL Serverのバージョンによって、レポート作成に使用する開発環境が異なります。

  • BIDS(Business Intelligence Development Studio): SQL Server 2008 R2までのバージョンで使用
  • SSDT(SQL Server Data Tools): SQL Server 2012以降のバージョンで使用

BIDS/SSDTを起動してレポートを作成する手順

ステップ1:BIDS/SSDTを起動する

使用しているMS SQL Serverのバージョンに応じて、BIDSまたはSSDTを開きます。以下のような画面が表示されます(例ではSSDTを使用)。

MS SQL ServerのReporting Services(SSRS)とは?レポート作成に必要な3要素と基本手順
レポート作成のためにMS SQL ServerのSSDT環境を開く

ステップ2:新規プロジェクトを作成する

画面左上の[ファイル]メニューから[新規作成][プロジェクト]を選択します。以下のような画面が表示されます。

MS SQL ServerのReporting Services(SSRS)とは?レポート作成に必要な3要素と基本手順
新しいプロジェクトを作成する

ステップ3:Reporting Servicesを選択する

左側のテンプレート一覧から[ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)]セクションを選択し、Reporting Services関連の項目を表示します。

MS SQL ServerのReporting Services(SSRS)とは?レポート作成に必要な3要素と基本手順
Reporting Servicesのプロジェクト種類一覧

ステップ4:プロジェクトの種類を選択する

上記の画面で、目的に応じて以下のいずれかを選択します。

  • [レポートサーバープロジェクトウィザード(Report Server Project Wizard)]: ウィザードの手順に従って簡単に作成したい場合
  • [レポートサーバープロジェクト(Report Server Project)]: カスタマイズされた設定で自由に作成したい場合

まとめ

MS SQL ServerのReporting Servicesを活用すれば、ビジネスプロセス・レイアウト・データ取得手段の3要素を揃えるだけで、社内向け・社外向けの高品質なレポートを効率的に作成できます。まずはSSDTやBIDSを使って、実際にレポート作成を試してみてください。

さらに詳しく学びたい方は、「SQL Server Reporting Services入門」や「SQL Server Reporting Servicesでのレポート作成・編集手順」に関する記事も参考にしてください。

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