PHPのcrypt()関数とは?ハッシュアルゴリズムの種類と使い方を解説
PHPのcrypt()関数とは
PHPのcrypt()関数は、DES、Blowfish、MD5などのアルゴリズムを使用して文字列をハッシュ化するための関数です。主にパスワードの暗号化などに利用されます。
注意: この関数の動作は、オペレーティングシステムによって異なる場合があります。
crypt()関数と組み合わせて使用される主な定数は以下の通りです。
[CRYPT_STD_DES] - 標準的なDESベースのハッシュ。「./0-9A-Za-z」の文字からなる2文字のソルトを使用します。
[CRYPT_EXT_DES] - 拡張DESベースのハッシュ。アンダースコア(_)に続き、4バイトの反復回数と4バイトのソルトからなる9文字のソルトを使用します。
[CRYPT_MD5] - MD5ハッシュ。「$1$」で始まる12文字のソルトを使用します。
[CRYPT_BLOWFISH] - Blowfishハッシュ。「$2a$」「$2x$」「$2y$」のいずれかで始まるソルト、2桁のコストパラメータ、および「./0-9A-Za-z」の文字からなる22文字を使用します。
[CRYPT_SHA_256] - SHA-256ハッシュ。「$5$」で始まる16文字のソルトを使用します。
[CRYPT_SHA_512] - SHA-512ハッシュ。「$6$」で始まる16文字のソルトを使用します。
構文
crypt(str, salt)
パラメータ
str - ハッシュ化する対象の文字列。必須です。
salt - ハッシュ化の基となるソルト文字列。省略可能です。
戻り値
crypt()関数は、エンコードされた文字列を返します。処理に失敗した場合は13文字未満の文字列が返され、その文字列がソルトと異なることが保証されます。
以下は使用例です。
使用例
<?php
if (CRYPT_STD_DES == 1) {
echo "DES supported = ".crypt('demo','st')."\n";
} else {
echo "DES not supported!";
}
?>
上記コードの実行結果は以下の通りです。
出力
DES supported = st7zBedJadRn2
補足:より安全な代替手段
なお、現在のPHPでは、パスワードのハッシュ化にはcrypt()関数よりもpassword_hash()関数の使用が推奨されています。password_hash()はソルトの自動生成や適切なアルゴリズムの選択を内部で行ってくれるため、より安全でシンプルに実装できます。
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