PHPのlog()関数とは?自然対数の計算方法と使い方を解説
定義と使い方
log() 関数は、数値の自然対数(natural logarithm)を計算します。
対数とは、指数関数の逆演算のことです。たとえば 102=100 という関係は「log10100=2」と表せます。自然対数はオイラー数 e を底として計算され、PHP では定義済み定数 M_E によって e の値(2.7182818284590452354)が提供されています。
具体例を挙げると、exp(4.60517018599)=100(つまり e4.60517018599=100)が成り立つため、loge100=4.60517018599 となります。
PHP では、この自然対数(loge)を log() 関数を使って求めることができます。
構文
log ( float $arg [, float $base = M_E ] ) : float
パラメータ
| No. | パラメータと説明 |
|---|---|
| 1 | arg 対数を計算する対象となる値 |
| 2 | base 対数の底。省略した場合のデフォルト値は M_E(自然対数)。 |
戻り値
PHP の log() 関数は、指定した底に対する arg の対数値を float 型で返します。底が指定されていない場合は、自然対数が返されます。
対応する PHP バージョン
この関数は PHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.x のすべてのバージョンで利用可能です。
使用例
例1:100 の自然対数を計算する
次の例では、100 の自然対数を計算しています。
<?php
$arg=100;
echo "log(" . $arg . ")=" . log($arg);
?>出力結果
log(100)=4.6051701859881
例2:2 の自然対数と定義済み定数 M_LN2 の比較
次のコードは 2 の自然対数を計算します。その結果は、定義済み定数 M_LN2 と一致します。
<?php
$arg=2;
echo "log(" . $arg . ")=" . log($arg) . "\n";
echo "predefined constant M_LN2 : " . M_LN2
?>出力結果
log(2)=0.69314718055995 predefined constant M_LN2 : 0.69314718055995
例3:底を指定して log21024 を計算する
第2引数で底を指定すると、任意の底の対数を求められます。次の例では log21024 を計算し、結果として 10 が返ります。
<?php
$arg=1024;
$base=2;
echo "log(" . $arg . "," . $base . ")=" . log($arg, $base) . "\n";
?>出力結果
log(1024,2)=10
例4:log2e と定義済み定数 M_LOG2E の比較
同様に、log2e を計算すると、定義済み定数 M_LOG2E と同じ値になります。
<?php
$arg=M_E;
$base=2;
echo "log(" . $arg . "," . $base . ")=" . log($arg, $base) . "\n";
echo "predefined constant M_LOG2E = ". M_LOG2E;
?>出力結果
log(2.718281828459,2)=1.442695040889 predefined constant M_LOG2E = 1.442695040889
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