PHPのsin()関数とは?定義・構文・使い方を実例付きで解説
sin()関数の定義と使い方
PHPのsin()関数は、ラジアンで指定された角度の正弦(サイン)の値を返す数学関数です。三角法において、サインは「直角三角形の斜辺に対する対辺の比」として定義されます。
sin(x) = 対辺 ÷ 斜辺
たとえば角度が90度の場合、sin(x) = 1 となります。これは、直角に対する対辺が斜辺そのものになるためです。
この関数が返す値はfloat型(浮動小数点数)です。
構文
sin ( float $arg ) : float
パラメータ
| 番号 | パラメータと説明 |
|---|---|
| 1 | arg ラジアン単位の角度を表す浮動小数点数の値。 |
戻り値
PHPのsin()関数は、引数として渡された角度のサインの値(float型)を返します。
対応するPHPバージョン
この関数はPHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.xのすべてのバージョンで利用可能です。
使用例1:sin(pi/2) を計算する
次の例では、sin(π/2) を計算しています。90度のサインは1であるため、結果は1になります。
<?php
$arg=M_PI_2;// π/2(つまり90度)を表す定数
$val=sin($arg);
echo "sin(" . $arg . ") = " . $val;
?>
出力結果
sin(1.5707963267949) = 1
使用例2:deg2rad()で度からラジアンに変換して計算する
次の例では、deg2rad()関数を使って30度をラジアンに変換し、その後sin()で計算しています。
<?php
$arg=deg2rad(30);
$val=sin($arg);
echo "sin(" . $arg . ") = " . $val;
?>
出力結果
sin(0.5235987755983) = 0.5
使用例3:sin(0) を計算する
sin(0) の値を確認してみましょう。0のサインは0なので、結果も0になります。
<?php
$arg=0;
$val=sin($arg);
echo "sin(" . $arg . ") = " . $val;
?>
出力結果
sin(0) = 0
使用例4:sin(pi) を計算する
次の例では sin(π) を計算しています。理論上は0ですが、浮動小数点演算の誤差により、0に極めて近い値「1.2246467991474E-16」が返されます。
<?php
$arg=M_PI; // 円周率π
$val=sin($arg);
echo "sin(" . $arg . ") = " . $val;
?>
出力結果
sin(3.1415926535898) = 1.2246467991474E-16
まとめ
PHPのsin()関数は、ラジアン単位の角度を受け取り、そのサイン値をfloat型で返すシンプルな数学関数です。角度を度で扱いたい場合は、deg2rad()関数でラジアンに変換してから渡すのがポイントです。また、sin(π)のように理論上0になる値でも微小な誤差が出る点には注意しましょう。
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