PHP sinh()関数とは?定義・構文・使い方を実例付きで解説
定義と使い方
sinh()関数は、ラジアン単位で指定した角度の双曲線正弦(ハイパボリックサイン)を計算します。双曲線正弦は次の数式で定義されます。
sinh(x) = (ex − e-x) / 2
戻り値はfloat型の数値です。sinh(x)は単調増加関数であるため、引数が大きくなるほど戻り値も大きくなります。
構文
sinh( float $arg ) : float
パラメータ
| 番号 | パラメータと説明 |
|---|---|
| 1 | arg ラジアンで表された角度を表す浮動小数点数 |
戻り値
PHPのsinh()関数は、指定した引数に対応する双曲線正弦の値をfloat型で返します。
対応するPHPバージョン
この関数はPHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.xおよびそれ以降のバージョンで利用できます。
使用例
例1:sinh(π/2)を計算する
次の例ではsinh(π/2)を計算し、数式 (ex − e-x) / 2 から求めた結果と比較しています。両者とも 2.3012989023073 となり、一致していることが確認できます。
<?php $arg = M_PI_2; $val = sinh($arg); $formula = (exp($arg) - exp(-$arg)) / 2; echo "sinh(M_PI_2) = " . $val . "\n"; echo "数式による計算結果 = " . $formula . "\n"; ?>
出力
sinh(M_PI_2) = 2.3012989023073 数式による計算結果 = 2.3012989023073
例2:deg2rad()で度をラジアンに変換して計算する
次の例では、deg2rad()関数を使って30度をラジアンに変換してから、sinh()で計算しています。
<?php
$arg = deg2rad(30);
$val = sinh($arg);
echo "sinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力
sinh(0.5235987755983) = 0.54785347388804
例3:sinh(0)を計算する
sinh(0)を求めると、結果は0になります。
<?php
$arg = 0;
$val = sinh($arg);
echo "sinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力
sinh(0) = 0
例4:sinh(π)を計算する
次の例ではsinh(π)を計算しています。
<?php
$arg = M_PI; // 円周率
$val = sinh($arg);
echo "sinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力
sinh(3.1415926535898) = 11.548739357258
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