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PHP tanh()関数とは?定義・構文・使用例をわかりやすく解説

定義と使い方

tanh() 関数は、ラジアンで指定された角度の双曲線正接(ハイパボリックタンジェント)を返す数学関数です。

三角法における双曲線正接は、次の式で定義されます。

tanh(x) = sinh(x) / cosh(x)

つまり、双曲線正弦(sinh)を双曲線余弦(cosh)で割った値が tanh となります。この関数は float 型の値を返します。

構文

tanh ( float $arg ) : float

パラメータ

番号パラメータと説明
1arg
ラジアン単位の角度を表す浮動小数点数(float 値)

戻り値

PHP の tanh() 関数は、引数として渡された値の双曲線正接を返します。

対応する PHP バージョン

この関数は、PHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.x のすべてのバージョンで利用可能です。

使用例 1:基本的な計算

次の例では tanh(π/2) を計算しています。結果は約 0.91715233566727 となり、sinh() を cosh() で割る公式から得られる値と一致することが確認できます。

<?php
    $arg = M_PI_2;
    $res = tanh($arg);
    echo "tanh(pi/2) = " . $res . "\n";
    echo "公式による計算 = " . sinh($arg)/cosh($arg);
?>

出力

上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

tanh(pi/2) = 0.91715233566727
公式による計算 = 0.91715233566727

使用例 2:度数法からラジアンへの変換

次の例では、deg2rad() 関数を使って 60 度をラジアンに変換し、その後 tanh() を適用しています。結果は 0.78071443535927 です。

<?php
    $arg = deg2rad(60);
    $val = tanh($arg);
    echo "tanh(" . $arg . ") = " . $val;
?>

出力

上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

tanh(1.0471975511966) = 0.78071443535927

使用例 3:tanh(0) の場合

tanh(0) を計算すると、結果は 0 になります。

<?php
    $arg = 0;
    $val = tanh($arg);
    echo "tanh(" . $arg . ") = " . $val;
?>

出力

上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

tanh(0) = 0

使用例 4:tanh(π) の場合

次の例では tanh(π) を計算しています。π は約 3.14159 であるため、結果は 0.99627207622075 となります。

<?php
    $arg = M_PI;
    $val = tanh($arg);
    echo "tanh(" . $arg . ") = " . $val;
?>

出力

上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

tanh(3.1415926535898) = 0.99627207622075

まとめ

PHP の tanh() 関数は、ラジアン単位の角度を受け取り、その双曲線正接を float 型で返すシンプルな数学関数です。sinh() や cosh() と組み合わせて使うことで、計算結果の検証も容易に行えます。角度が度数法で与えられる場合は、deg2rad() 関数でラジアンに変換してから渡すようにしましょう。

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