PHPのtan()関数とは?タンジェント計算の基本構文と使い方を実例付きで解説
PHPのtan()関数は、指定した値のタンジェント(正接)を返す数学関数です。引数には「度」ではなくラジアン単位の値を指定する点が重要なポイントです。
構文
tan(val)
パラメータ
val − ラジアン単位で表された値
戻り値
tan()関数は、指定した値 val に対するタンジェントの計算結果を返します。
使用例
まずは基本的な使い方を確認してみましょう。
<?php echo(tan(0) . "<br>"); echo(tan(1) . "<br>"); ?>
出力
0<br>1.5574077246549<br>
tan(0) は 0 を返し、tan(1)(1ラジアン)は約 1.5574 を返します。
使用例
次に、定数 M_PI_4(π/4 ラジアン=45°)を使った例を見てみましょう。
<?php echo(tan(M_PI_4)); ?>
出力
1
45°のタンジェントは数学的に 1 になるため、正しく 1 が出力されています。
使用例
小数値や負の値を指定した場合の動作も確認してみます。
<?php echo(tan(0.50) . "<br>"); echo(tan(-0.50)); ?>
出力
0.54630248984379<br>-0.54630248984379
タンジェントは奇関数であるため、tan(-x) = -tan(x) という性質が成り立ちます。絶対値が同じで符号だけが反転しているのが確認できますね。
使用例
もう少し大きな値を指定した例です。
<?php echo(tan(-5) . "<br>"); echo(tan(-10)); ?>
出力
3.3805150062466<br>-0.64836082745909
補足:角度を「度」で指定したい場合
日常的には角度を「度」で扱うことが多いため、その場合は deg2rad() 関数を使ってラジアンに変換してから tan() に渡すと便利です。
<?php // 60°のタンジェントを求める echo(tan(deg2rad(60))); // 約 1.7320508(√3) ?>
このように、PHPでは三角関数系の関数がすべてラジアンを前提としていることを覚えておくと、意図しない計算ミスを防げます。
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