PHPのasinh()関数の使い方と実行例をわかりやすく解説
asinh()関数の定義と使い方
asinh()関数は、引数として与えられた値の逆双曲線正弦(アークハイパボリックサイン)を計算します。言い換えると、asinh()の戻り値は「双曲線正弦(sinh)を取ると元の引数に一致する値」です。逆双曲線正弦は以下の式で定義されます。
asinh(x) = log(x + sqrt(pow(x, 2) + 1))
この関数はfloat型の値を返します。
構文
asinh( float $arg ) : float
パラメータ
| 番号 | パラメータと説明 |
|---|---|
| 1 | arg 逆双曲線正弦を計算したい浮動小数点数 |
戻り値
PHPのasinh()関数は、指定された引数の逆双曲線正弦の値を返します。
対応するPHPバージョン
この関数は、PHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.xのすべてのバージョンで利用できます。
使用例1:定義式による検証
次の例ではasinh(π/2)を計算し、冒頭の定義式を使って求めた結果と比較しています。
<?php
$arg=M_PI_2;
$val=asinh($arg);
$ret=log($arg+sqrt(pow($arg,2)+1));
echo "asinh(" . $arg . ") = " . $val . "\n";
echo "using formula = " . $ret;
?>
実行結果:
asinh(1.5707963267949) = 1.2334031175112 using formula = 1.2334031175112
asinh()関数の戻り値と定義式から計算した値が一致しており、関数が正しく動作していることが確認できます。
使用例2:deg2rad()との組み合わせ
次の例では、deg2rad()関数で30度をラジアンに変換してから、asinh()で逆双曲線正弦を求めています。
<?php
$arg=deg2rad(30);
$val=asinh($arg);
echo "asinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>
実行結果:
asinh(0.5235987755983) = 0.50221898503461
使用例3:引数が0の場合
asinh(0)を計算すると、戻り値は0になります。
<?php
$arg=0;
$val=asinh($arg);
echo "asinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>
実行結果:
asinh(0) = 0
使用例4:引数がπの場合
次の例では、円周率πを引数としてasinh(π)を計算しています。
<?php
$arg=M_PI; // pi
$val=asinh($arg);
echo "asinh(" . $arg . ") = " . $val;
?>
実行結果:
asinh(3.1415926535898) = 1.8622957433108
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