PHPのcosh()関数とは?定義・構文・使い方を実例付きで解説
cosh()関数の定義と使い方
cosh() 関数は、ラジアン単位で指定した角度の双曲線余弦(ハイパボリックコサイン)を返すPHPの数学関数です。三角法における双曲線余弦は、次の式で定義されます。
cosh(x) = (ex + e-x) / 2
この関数の戻り値は float 型です。双曲線関数は、懸垂線(カテナリー曲線)の計算や工学分野での各種シミュレーションなど、さまざまな場面で活用されます。
構文
cosh(float $arg) : float
パラメータ
| 番号 | パラメータと説明 |
|---|---|
| 1 | arg ラジアンで表された角度を示す浮動小数点数(float)。 |
戻り値
PHPのcosh()関数は、引数として渡した値の双曲線余弦を float 値として返します。
対応するPHPバージョン
この関数は、PHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.x のすべてのバージョンで利用できます。
使用例1:cosh(pi/2) の計算
次の例では cosh(pi/2) を計算し、定義式 (ex + e-x) / 2 による手計算の結果と比較しています。両者とも 2.5091784786581 という同じ値になることが確認できます。
<?php
$arg = M_PI_2;
$val = (exp($arg) + exp(-$arg)) / 2;
$res = cosh($arg);
echo "cosh(M_PI_2) = " . $val . "\n";
echo "using formula = " . $res . "\n";
?>出力結果
cosh(M_PI_2) = 2.5091784786581 using formula = 2.5091784786581
使用例2:deg2rad()で角度を変換して計算
次の例では、deg2rad() 関数を使って60度をラジアンに変換し、その後 cosh() で計算しています。結果は 1.6002868577024 となります。
<?php
$arg = deg2rad(60);
$val = cosh($arg);
echo "cosh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力結果
cosh(1.0471975511966) = 1.6002868577024
使用例3:cosh(0) の計算
cosh(0) を計算すると、結果は 1 になります。
<?php
$arg = 0;
$val = cosh($arg);
echo "cosh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力結果
cosh(0) = 1
使用例4:cosh(pi) の計算
次の例では、円周率 pi を引数として cosh(pi) を計算しています。
<?php
$arg = M_PI;
$val = cosh($arg);
echo "cosh(" . $arg . ") = " . $val;
?>出力結果
cosh(3.1415926535898) = 11.591953275522
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