C#のMathF.Acos()メソッドとは?使い方と実行例をわかりやすく解説
C#の MathF.Acos() メソッドは、引数として渡されたfloat型の値を余弦(コサイン)とする角度を返すメソッドです。いわゆる逆余弦(アークコサイン)を求める際に使用します。
構文
MathF.Acos() メソッドの構文は以下の通りです。
public static float Acos (float val);
引数 val には、角度を求めたい浮動小数点数(float型)を指定します。戻り値はラジアン単位の角度で、範囲は 0 ~ π となります。
MathF.Acos()を使ったサンプルコード
まずは基本的な使用例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 0.1f;
float val2 = 0.9f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Acos(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Acos(val2)));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
Angle (val1) = 1.470629 Angle (val2) = 0.4510269
このように、0.1 を渡した場合は約 1.47 ラジアン、0.9 を渡した場合は約 0.45 ラジアンの角度が返されていることがわかります。
範囲外の値を指定した場合の挙動
次に、余弦の定義域(-1 ~ 1)外の値を指定した場合の例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 2.5f;
float val2 = 5.0f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Acos(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Acos(val2)));
}
}出力結果
このコードを実行すると、以下の出力になります。
Angle (val1) = NaN Angle (val2) = NaN
注意点
余弦の値は数学的に -1 以上 1 以下の範囲に収まるため、その範囲外の値(この例では 2.5 や 5.0)を引数に渡すと、有効な角度が存在せず NaN(Not a Number) が返されます。実際の開発では、引数が -1 ~ 1 の範囲内にあるかどうかを事前にチェックしておくと安全です。
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