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C#のMathF.Tan()メソッドの使い方をサンプルコード付きで解説

C#のMathF.Tan()メソッドは、指定されたfloat型の角度(ラジアン単位)に対する正接(タンジェント)を計算して返します。科学技術計算やグラフィックス処理など、三角関数の計算が必要な場面で活用できる便利なメソッドです。

構文

MathF.Tan()メソッドの構文は以下の通りです。

public static float Tan (float val);

パラメータ val には、正接を求めたい角度をラジアン単位で指定します。戻り値はfloat型です。

使用例1:通常の値とNaNの場合

まず、通常の数値とNaN(非数)を引数に渡した場合の動作を確認してみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        float val1 = 10f;
        float val2 = float.NaN;
        Console.WriteLine("MathF.Tan(val1) = "+MathF.Tan(val1));
        Console.WriteLine("MathF.Tan(val2) = "+MathF.Tan(val2));
    }
}

出力結果

上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

MathF.Tan(val1) = 0.6483608
MathF.Tan(val2) = NaN

このように、NaNを引数として渡すと、結果もNaNになります。

使用例2:無限大や度→ラジアン変換の場合

次に、正負の無限大、および度数法の角度をラジアンに変換して渡した場合の例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        float val1 = float.PositiveInfinity;
        float val2 = float.NegativeInfinity;
        float val3 = (20f * (MathF.PI)) / 180;
        Console.WriteLine("MathF.Tan(val1) = "+MathF.Tan(val1));
        Console.WriteLine("MathF.Tan(val2) = "+MathF.Tan(val2));
        Console.WriteLine("MathF.Tan(val3) = "+MathF.Tan(val3));
    }
}

出力結果

実行すると、次の出力が得られます。

MathF.Tan(val1) = NaN
MathF.Tan(val2) = NaN
MathF.Tan(val3) = 0.3639702

正の無限大(PositiveInfinity)や負の無限大(NegativeInfinity)を引数に渡した場合、戻り値はNaNになります。一方、20度を「度 × π ÷ 180」の式でラジアンに変換して渡すと、その正接である約0.3639702が正しく返されます。

ポイントまとめ

  • 引数はラジアン単位で指定する(度から変換するには「度 × π ÷ 180」を使用)
  • NaNや無限大を渡すと、戻り値はNaNになる
  • 戻り値の型はfloat
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