C#のMathF.Acosh()メソッドとは?使い方をサンプルコード付きで解説
C#のMathF.Acosh()メソッドは、指定されたfloat型(単精度浮動小数点数)の値に対する逆双曲線余弦(アークハイパボリックコサイン)を計算して返すメソッドです。
構文
MathF.Acosh()メソッドの基本的な構文は以下の通りです。
public static float Acosh (float val);
引数valには、逆双曲線余弦を求めたい浮動小数点数を指定します。戻り値もfloat型で返されます。
注意点:1未満の値を指定した場合
逆双曲線余弦は数学的に定義域が1以上の値となるため、1未満の値を渡すとNaN(Not a Number)が返されます。
サンプルコード1
まず、1未満の値を指定した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 0.1f;
float val2 = 0.9f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Acosh(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Acosh(val2)));
}
}出力結果
このプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。
Angle (val1) = NaN Angle (val2) = NaN
このように、定義域外の値(1未満)を渡すとNaNが返されることがわかります。
1以上の値を指定した場合
次に、正しい範囲内の値を指定した場合の動作を見てみましょう。
サンプルコード2
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 5.1f;
float val2 = 8.9f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Acosh(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Acosh(val2)));
}
}出力結果
このプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。
Angle (val1) = 2.312634 Angle (val2) = 2.876027
まとめ
MathF.Acosh()メソッドを使用することで、float型の値から簡単に逆双曲線余弦を求めることができます。ただし、引数には1以上の値を指定する必要があり、1未満の値を渡すとNaNが返される点に注意しましょう。
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