C#のMathF.Asin()メソッドとは?使い方をサンプルコード付きで解説
C#のMathF.Asin()メソッドは、引数として渡されたfloat値を「正弦(サイン)」とする角度(アークサイン)をラジアン単位で返すメソッドです。逆三角関数の一つであり、戻り値の範囲は -π/2 ~ π/2 となります。
構文
MathF.Asin()メソッドの構文は以下の通りです。
public static float Asin (float val);
パラメータ val には、-1 ~ 1 の範囲内のfloat値を指定します。この範囲外の値を渡した場合、メソッドは NaN(Not a Number) を返します。
使用例1
まずは基本的な使用例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 0.1f;
float val2 = 8.9f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Asin(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Asin(val2)));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次の出力が得られます。
Angle (val1) = 0.1001674 Angle (val2) = NaN
0.1f は有効な範囲(-1~1)に収まっているため、対応する角度 0.1001674ラジアン が正しく返されています。一方、8.9f は範囲外の値であるため、結果として NaN が返されました。
使用例2
続いて、別の値を使った例を確認してみます。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 1.2f;
float val2 = 45.5f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Asin(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Asin(val2)));
}
}出力結果
実行すると、以下の出力になります。
Angle (val1) = NaN Angle (val2) = NaN
1.2f も 45.5f もどちらも -1~1 の範囲を超えているため、いずれも NaN が返されています。
まとめ
MathF.Asin()を使用する際は、引数が必ず -1 以上 1 以下 の範囲に収まるように注意してください。範囲外の値を渡すとNaNが返され、意図しない計算結果につながる可能性があります。また、戻り値はラジアン単位であるため、度数法(°)で扱いたい場合は ラジアン × 180 / π で変換するとよいでしょう。
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