Android 12で「システムUIが応答しません」エラーが出る原因と12の解決方法
Googleの最新モバイルOS「Android 12」は、2021年10月の第1週に一般向けの配信が開始されました。サードパーティメーカーも、独自のカスタマイズを施したAndroid 12の提供を順次進めており、年内には主要メーカーのほぼすべてのフラッグシップモデルにAndroid 12が搭載される見込みです。
しかしこの記事では、Android 12の魅力的な新機能ではなく、いち早くアップデートしたユーザーが直面しているシステムクラッシュの問題について解説します。それでは早速本題に入りましょう。
Android 12でシステムUIが応答しなくなる原因とは?
数ヶ月にわたるベータテストを経て、Android 12は2021年10月にお披露目されました。しかし、入念なベータテストが行われたにもかかわらず、いくつかのバグは残ったままであり、この状態は当面続く可能性があります。システムUIが応答しなくなる主な原因は、OSの最適化不足やRAM(メインメモリ)の不足です。そのため、Android 12を快適に使うには、デバイスに少なくとも6GBのRAMが搭載されていることを確認しましょう。
また、出所不明のサイトからアプリをインストールするのは避けてください。マルウェアが含まれている可能性があり、システムが不安定になる恐れがあります。さらに、大規模なアップデートをインストールする前に、内部ストレージに十分な空き容量があることも重要です。空き容量不足もシステム不具合の原因となることがあります。
「システムUIが応答しません」問題を12の方法で修正する
Android 12にはいくつか最適化の問題がありますが、適切な対処法を知っていれば大半は自力で解決できます。以下に、システムUIのフリーズ問題に対する12の解決策を紹介します。
解決策1:負荷の高いアプリを閉じる
RAM不足は、システムの不安定さやフリーズの最大の要因の一つです。常にAndroid 12に十分なRAMが確保されているよう心がけましょう。重いアプリを強制終了するのが最も手軽な方法です。画面下から上にスワイプして長押しすると「最近使用したアプリ」画面が表示されるので、現在使用していないアプリのウィンドウを上にスワイプして閉じてください。
一部のアプリやグラフィック処理の激しいゲームは、「最近使用したアプリ」画面からスワイプで消しても、バックグラウンドで動作し続ける場合があります。確実に終了させるには、「最近使用したアプリ」で対象アプリのアイコンをタップし、「アプリ情報」を選択して「強制停止」をタップしましょう。
解決策2:セーフモードで起動する
システムUIのフリーズは、最適化されていないサードパーティ製アプリが原因で発生することもあります。特定のアプリに問題がありそうだと感じたら、スマートフォンをセーフモードで起動してみてください。セーフモードでは必要最小限のシステムアプリとサービスのみが実行されるため、サードパーティ製アプリによる悪影響を切り分けられます。
Android 12デバイスをセーフモードで起動するには、まず電源ボタンを長押しします。電源メニューが表示されたら、「電源オフ」ボタンをさらに長押しし、「セーフモードで再起動」のプロンプトが表示されるまで待ちます。「OK」をタップすると、端末がセーフモードで再起動します。
解決策3:Googleアプリのアップデートをアンインストールする
Googleのアップデートは本来、端末の安定性向上、セキュリティ強化、機能追加を目的としています。しかし、時に不完全なアップデートが配信され、デバイスの動作が不安定になることがあります。セーフモードでの起動やアプリの強制停止でも改善しない場合は、Googleアプリのアップデートをアンインストールすることをおすすめします。
アップデートをアンインストールするには、「設定」を開いて「Google」をタップします。項目が見つからない場合は「アプリ」セクション内を探してみてください。あるいは、Googleアプリのアイコンを長押しして「アプリ情報」を選択しても同じ画面にアクセスできます。次に右上の縦三点リーダーをタップし、「アップデートのアンインストール」を選択しましょう。
これにより、新しくインストールされたアップデートが直ちにアンインストールされます。
解決策4:システムUIのキャッシュをクリアする
SamsungのOne UIなど、素のAndroid 12ではない環境を使っている場合は、ランチャーのキャッシュをクリアすると効果的なことがあります。クリアするには、「設定」を開いて「アプリ」をタップします。One UIの場合は「One UI Home」がそこに表示されるので、タップして開き、「キャッシュを削除」を実行しましょう。
その後、デバイスを再起動して、システムクラッシュが解消されたか確認してください。
なお、Google Pixelデバイスの場合は、代わりに「Google Pixel Launcher」のキャッシュをクリアする必要があります。
解決策5:アプリの設定をリセットする
Androidの魅力は高いカスタマイズ性にあり、デフォルトアプリを自由に変更できるのもその一つです。しかし、これが予期しない不具合の原因になることもあります。こうした問題を解消するには、設定からアプリの設定をリセットしましょう。「設定」>「システム」>「リセットオプション」と進み、「アプリの設定をリセット」をタップすれば、アプリに関する各種設定が出荷時の状態に戻ります。
解決策6:リカバリーモードでキャッシュをクリアする
先に進む前に、システムキャッシュのクリアに対応しているデバイスはごく一部であることをお伝えしておきます。深いレベルのカスタマイズに積極的なメーカーとしてはOnePlusが有名で、キャッシュクリアのオプションを提供している数少ない存在です。
リカバリーモードに入るには、音量下ボタンと電源ボタンを同時に長押しします。Androidのマスコットアイコンが表示されるまで押し続けたら、音量キーで操作してシステムキャッシュをクリアしてください。
解決策7:Google Play開発者サービスを更新する
Google Play開発者サービスが古いままだと、システム全体の動作が遅くなることがあります。通常、このサービスはバックグラウンドで自動更新されますが、その処理は完璧ではなく、他のプロセスによって中断される場合もあります。Android 12への移行をスムーズにするためにも、最新の状態に更新しておきましょう。
更新するには、「設定」>「アプリ」と進み、「Google Play開発者サービス」を探します。アプリ情報画面を下にスクロールして「アプリの詳細」をタップすると、Playストアの該当ページが開きます。そこに「更新」ボタンが表示されていればタップしてください。
解決策8:ホーム画面からウィジェットを削除する
Android 12はまだ登場したばかりであり、新しいOSの仕様に完全対応できていないアプリやウィジェットが数多く存在します。未対応のアプリやウィジェットは、新システムを十分に活用できないだけでなく、端末の動作を重くするリスクも抱えています。
特にウィジェットは、ホーム画面の操作性に直接干渉するため要注意です。ホーム画面にウィジェットを配置している場合は、思い切って削除することをおすすめします。ホーム画面の余白を長押ししてオプションを表示し、削除したいウィジェットを長押しして画面上部の「削除」へドラッグしてください。
解決策9:DiscordでGIFの自動再生を無効にする
Discordの使用中にシステムUIがクラッシュする場合は、GIFファイルの自動再生を無効にしてください。設定するには、まず画面下部にある自分のプロフィール画像をタップします。次に「アプリ設定」から「テキストと画像」を開き、「可能な場合はGIFを自動再生」のトグルをオフに切り替えましょう。
解決策10:ソフトウェアアップデートを確認する
ソフトウェアアップデートは、最も安定したAndroid 12を入手するための最善の方法です。開発元はOSのリリース初期こそ頻繁にアップデートを配信しており、深刻な不具合の修正が含まれています。アップデートを確認するには、「設定」>「システム」>「システムアップデート」と進み、「アップデートの確認」をタップして手動でチェックしましょう。
アップデートが利用可能になると画面に表示されるので、指示に従ってインストールしてください。
解決策11:工場出荷状態にリセット(初期化)する
工場出荷状態へのリセット(初期化)を実行すると、端末内のデータはすべて削除されますが、問題を根本的に解決する確実な手段の一つです。「設定」>「システム」>「リセット」>「すべてのデータを消去(工場出荷状態にリセット)」と進めて初期化を行いましょう。
項目が見つからない場合は、設定画面上部の検索バーで「初期化」と入力すれば、該当の設定項目に案内されます。リセット後はデバイスを新品同様の状態としてセットアップし直してください。実行前には、大切なデータのバックアップをお忘れなく。
解決策12:ハードウェアの故障を確認する
スマートフォンを落としたり、埃や水にさらしたりすると、重大なハードウェア障害につながる場合があります。こうした物理的な問題はシステム全体を不安定にし、システムUIが応答しなくなる原因にもなります。心当たりがある場合は、最寄りのメーカー正規サービスセンターに持ち込んで、徹底的な点検を受けることをおすすめします。
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