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iPhoneを脱獄する方法|リスク・種類・Electraでの具体的な手順を徹底解説

iPhoneを脱獄する方法|リスク・種類・Electraでの具体的な手順を徹底解説

Appleによる細かい制限にうんざりしていませんか?自分のデバイスなのに「できること」「できないこと」をすべてAppleに決められていると感じるなら、iPhoneやiPadの「脱獄(ジャイルブレイク)」という選択肢があります。

脱獄とは、Androidにおける「root化」やPCにおける「管理者権限の取得」に似た概念で、通常は変更できないシステム設定を書き換えたり、App Store以外で配布されているソフトウェアをインストールしたりすることを可能にする特権状態のことです。Appleが設けたロックを回避できる一方で、それ相応のリスクも伴います。

脱獄にはどんなリスクがあるのか?

メーカーの管理から解放され、App Store以外のアプリも自由にインストールできる――脱獄は確かに魅力的です。しかし、その自由には以下のようなデメリットが潜んでいます。

  • 保証が無効になる:Appleはユーザーがデバイスを自由に扱うことに否定的です。これは単なる独善ではなく、Appleはデバイスのセキュリティとアプリエコシステムの維持に多大な労力をかけています。脱獄を行えば、正規の保証サポートを受けられなくなる可能性があります。
  • 法的にグレーな領域に踏み込む可能性:脱獄行為自体が直ちに違法となるわけではありませんが、明確に合法とされた判例も存在しません。法律上の確立した位置づけがないため、慎重な判断が必要です。
  • 意図せずデバイスを危険にさらす恐れ:出所不明のソフトウェアをインストールすると、デバイスやデータへの不正アクセスを狙う悪意ある第三者(いわゆる「バッドアクター」)の標的になる可能性があります。
  • デバイスが使えなくなることも:iOSのアップデートを適用すると、脱獄環境が壊れてしまうことがあります。新しい脱獄手法が登場するまで長く待たされる場合もあり、最悪の場合、高価な「文鎮」になってしまうこともあります。

脱獄の3つのタイプ

仕組みとしては、デバイスが起動されると脆弱性が突かれ、パッチ適用済みのカーネルが読み込まれることで脱獄状態が実現します。脱獄には「アンテザード」「セミテザード」「テザード」の3種類があります。

  • アンテザード(Untethered):PCの助けを借りずに、デバイス単体で脱獄状態を維持できる方式。高度なリバースエンジニアリングが必要なため、最も難易度が高いタイプです。
  • セミテザード(Semi-Tethered):中間的な方式。起動時にはパッチ済みカーネルが適用されず、電話機能はそのまま使えますが、改変コードを実行するにはPC上の脱獄ツールの助けが必要です。
  • テザード(Tethered):起動のたびにPCを使ってカーネルに脆弱性を突き込む必要がある方式。パッチが適用されていないまま起動すると、デバイスが不完全な起動状態のまま固まってしまうことがあります。

以上の注意点を踏まえたうえで、それでも脱獄に挑戦したい方は、以下の手順を参考にしてください。

ElectraとCydiaを使った脱獄手順

iPhoneを脱獄する方法|リスク・種類・Electraでの具体的な手順を徹底解説

Electra脱獄ツールキットは、有名なハッカー兼開発者であるCoolstar氏によって開発された、iOS 11〜iOS 11.1.2を搭載したiPhone、iPad、iPod touch向けのセミアンテザード型脱獄ツールです。

実際の脱獄手順は以下の通りです。

1. ElectraとCydia Impactorを公式サイトからダウンロードする
必ず各公式サイトから入手してください。ミラーサイトや第三者サイトからダウンロードすると、ウイルスやマルウェアが仕込まれている危険性があります。

2. Cydia ImpactorでElectraのIPAファイルをサイドロードする
LightningケーブルでデバイスをPCに接続し、Cydia Impactorを起動してiOSデバイスを認識させます。ElectraのIPAファイルをインターフェースへドラッグ&ドロップし、求められたらApple Developerの認証情報を入力します。正しく完了すれば、署名済みアプリがサイドロードされます。

3. 開発者プロファイルを信頼する
サイドロード完了後、「設定 → 一般 → プロファイルとデバイス管理」を開き、自分のApple IDを選択して「信頼」をタップします。

4. Electraアプリを起動して脱獄を実行する
Electraアプリを開き、「Jailbreak」ボタンをタップして処理を開始します。処理には時間がかかるため、焦らず待ちましょう。成功するとデバイスが自動的に再起動します。

5. 再度Electraアプリを開いて確認する
しばらく待ってからElectraアプリをもう一度開くと、「Already jailbroken(すでに脱獄済み)」と表示されるはずです。これでCydiaを使って各種tweak(調整機能)やアプリをインストールできるようになります。

実際の脱獄の様子は、動画でも確認できます。

iPhoneを脱獄する方法|リスク・種類・Electraでの具体的な手順を徹底解説

脱獄後にできること・おすすめのtweak

多くの人が脱獄に挑戦する最大の理由は、カスタマイズの自由度にあります。まず試したい代表的なtweakをいくつか紹介します。

  • Tweak Compatible:他のtweakとの互換性をチェックしてくれる必須ツール。
  • iCleaner Pro:デバイス内の不要ファイルを削除し、ストレージ容量を解放できる。
  • Oyster:上質なダークテーマ。Maccitiリポジトリからインストール可能。
  • Safari Full URL:名前の通り、Safariで完全なURLを表示できるようにする。
  • Filza:ファイルシステムにアクセスでき、ファイルの閲覧・編集・削除によってiOSデバイスを自由にカスタマイズできる。

iPhoneの脱獄方法をお伝えしましたが、実際に試してみますか?なお、iOSのバージョンによって対応する脱獄ツールが異なるため、実行前には必ず自分のiOSバージョンと対応状況を確認してください。

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