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iOS 15 / iPadOS 15へのアップデートを失敗しないための完全ガイド|事前準備と更新後の設定まとめ

iOS 15 / iPadOS 15へのアップデートを失敗しないための完全ガイド|事前準備と更新後の設定まとめ

iOSの大型アップデートが発表されるたびに、いち早く新機能を試したいという方は多いはず。iOS 15では、通知を整理できる「集中モード」、Walletアプリの強化、Androidユーザーとも通話可能になったFaceTimeなど、アップデートする価値のある新機能が多数搭載されています。ただし、アップデートを実行する前に、いくつかの重要な準備ステップを踏んでおくことで、トラブルなくスムーズに移行できます。本記事では、アップデート前後に行うべき手順を詳しく解説します。

iOS 15へアップデート前にやるべきこと

対応デバイスかどうかを確認する

Appleは旧型デバイスへのサポートに比較的寛容ですが、まず自分のデバイスがiOS 15に対応しているかを確認しましょう。

iPhone 13iPhone 11iPhone 8 Plus
iPhone 13 miniiPhone 11 ProiPhone 7
iPhone 13 ProiPhone 11 Pro MaxiPhone 7 Plus
iPhone 13 Pro MaxiPhone XSiPhone 6S
iPhone 12iPhone XS MaxiPhone 6S Plus
iPhone 12 miniiPhone XRiPhone SE(第1世代)
iPhone 12 ProiPhone XiPhone SE(第2世代)
iPhone 12 Pro MaxiPhone 8iPod touch(第7世代)

iPadOS 15についても、複数世代にわたる多くのiPadモデルがサポート対象となっています。

iPad Pro 12.9インチ(第5世代)iPad Pro 12.9インチ(第1世代)iPad mini(第6世代)
iPad Pro 11インチ(第3世代)iPad Pro 10.5インチiPad mini(第5世代)
iPad Pro 12.9インチ(第4世代)iPad(第9世代)iPad mini 4
iPad Pro 11インチ(第2世代)iPad(第8世代)iPad Air(第4世代)
iPad Pro 12.9インチ(第3世代)iPad(第7世代)iPad Air(第3世代)
iPad Pro 11インチ(第1世代)iPad(第6世代)iPad Air 2
iPad Pro 12.9インチ(第2世代)iPad(第5世代)

ストレージ容量を確保する

対応デバイスであることが確認できたら、使っていないアプリを削除して空き容量を作りましょう。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」(iPadの場合は「iPadストレージ」)を開き、空き容量をチェックします。不要なアプリは右にスワイプして削除できます。iOS / iPadOS 15のアップデートには、目安として8GB程度の空き容量があると安心です。

iOS 15 / iPadOS 15へのアップデートを失敗しないための完全ガイド|事前準備と更新後の設定まとめ

さらに、写真や動画も容量を大きく占めるため、古いものを見直してみましょう。iCloud、Dropbox、Googleフォトなどにバックアップしてから、本体から削除すれば大幅な空き容量化につながります。加えて、古いメッセージの削除やブラウザキャッシュのクリアも効果的です。

データをバックアップする

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次に最も重要なのがデータのバックアップです。おすすめはiCloudバックアップで、アップデート後の復元が最も簡単かつ迅速に行えます。

  1. Wi-Fiに接続した状態で、「設定」→「[あなたの名前]」→「iCloud」と進みます。
  2. 「iCloudバックアップ」をタップし、「今すぐバックアップを作成」を選択します。
  3. バックアップが完了するまで、Wi-Fi接続を維持してください。

iCloud以外にも、MacならFinder、Windows 10/11ならiTunesを使ってパソコンにバックアップすることも可能です。GoogleドライブやDropboxを活用する方法など、詳しくは関連ガイド記事も参考にしてください。

iOS 15 / iPadOS 15へのアップデートを失敗しないための完全ガイド|事前準備と更新後の設定まとめ

iOS 15へアップデート後にやるべきこと

アップデートが完了し、iPhoneやiPadがiOS / iPadOS 15で動くようになったら、いよいよ新機能の探索タイムです。集中モード、Safari拡張機能、受信トレイの保護機能などに加え、Appleマップや天気アプリのデザイン刷新、より扱いやすくなった通知システム、画面下部にURLバーを移動させた片手操作しやすいSafariの再設計など、見どころ満載です。

データの復元状況を確認する(必要に応じて)

通常、アプリやデータはそのまま引き継がれますが、まれにiCloudからの復元が完全に終わっていないケースがあります。アプリ、ホーム画面のレイアウト、ログイン情報、写真などが欠けている場合は、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」でデバイスを初期化し、最新のiCloudバックアップから復元しましょう。

集中モードを設定する

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iOS 15の目玉機能のひとつが「集中モード」です。従来の「おやすみモード」をさらに発展させ、特定の時間帯に邪魔されずに作業や休息に集中できるように設計されています。

  1. 「設定」→「集中モード」と進むと、「おやすみモード」「睡眠」「個人用」などのプロファイル一覧が表示されます。
  2. 既存のプロファイルを選ぶか、「+」ボタンからプリセットを選択、あるいは独自のモードを作成できます。

ポイントは、時間帯ごとに通知を許可するアプリや連絡先を絞り込むこと。仕事用の集中モードではFacebookなどのプライベートな通知を制限し、逆に個人用モードではOutlookなどの仕事メールをオフにする、といった使い分けが可能です。ランニングやサイクリング中に集中力を維持するための「フィットネス」モードを作るのも良いアイデアです。

アカウント回復連絡先を設定する

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Apple IDや重要なアカウントへのアクセスを失うのは深刻な問題です。iOS 15 / iPadOS 15で新登場した「アカウント回復連絡先」を設定しておけば、Apple IDとパスワードを忘れてしまった場合でも、信頼できる人経由でアカウントを復旧できるようになります。

  1. 「設定」→「[あなたの名前]」→「パスワードとセキュリティ」→「アカウント回復」と進みます。
  2. 「回復の手助け」の下にある「回復連絡先を追加」をタップし、Face IDまたはTouch IDで認証します。
  3. ファミリー共有グループに所属している場合は、そのメンバーが優先的に表示されます。家族は自動的に追加されますが、それ以外の連絡先の場合は相手側の承認が必要です。
  4. 万が一ロックアウトされた場合は、回復連絡先が「設定」→「パスワードとセキュリティ」→「アカウント回復」→「回復コードを取得」からコードを取得し、共有してもらうことでパスワードをリセットできます。

メールプライバシー保護をオンにする

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Appleが大きくアピールしている新機能のひとつが、メールの高度なプライバシー保護です。この機能を有効にすると、送信者があなたのメール開封状況などを把握できなくなります。また、コンテンツがバックグラウンドで非公開のまま読み込まれるため、メールアクティビティの追跡も困難になります。設定は簡単で、「設定」→「メール」→「プライバシー保護」からスイッチをオンにするだけですぐに有効化されます。

Safari拡張機能を導入する

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macOSとモバイルデバイス両方の標準ブラウザであるSafariは、今回のアップデートで大きな強化を遂げました。そのひとつが拡張機能への対応です。デスクトップブラウザではおなじみの拡張機能ですが、モバイルブラウザでの実装は非常に珍しく、iOS / iPadOS 15でようやく実現しました。拡張機能は「App Store」→「App」タブから「トップカテゴリ」→「Safariの拡張機能」と進むと見つかり、ニーズに合ったものをダウンロードできます。

インストール後の設定も簡単です。「設定」→「Safari」→「拡張機能」と進み、ダウンロード済みの拡張機能をオンに切り替えるだけで完了。1Password、GoodLinks、Dark Readerなど人気の拡張機能が利用できるのは嬉しいポイントです。

ライブテキストを試す

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iOS / iPadOS 15で最も注目されている機能のひとつが「ライブテキスト」です。OCR(光学文字認識)技術により、カメラで撮影した画像内の文字を読み取れます。文章や電話番号が写った写真を撮れば、そのテキストをコピーしてメモアプリやメールに貼り付け可能。電話番号なら、写真から直接発信することもできます。写真や画像の右下に表示されるライブテキストアイコンをタップするだけで、テキストがコピーされ、好きな場所に貼り付けられます。

iPadOS 15の新しいウィジェットを活用する

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iOS 14でiPhoneのホーム画面にウィジェットが自由配置できるようになりましたが、iPadでは固定表示のままでした。iPadOS 15ではついにこの制限が撤廃され、任意のホーム画面ページにウィジェットを配置できるようになりました。ニュース、Apple Music、天気などの純正ウィジェットに加え、Apollo、Carrot Weather、Googleなどサードパーティ製アプリのウィジェットにも対応しています。

クイックメモを試す

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iPadOS 15限定の新機能として登場したのが「クイックメモ」です。画面のどこからでも素早くメモを書き留められる便利な機能で、指またはApple Pencilでディスプレイ右下隅から上にスワイプするだけで呼び出せます。書き留めた内容は、メモアプリ内の「クイックメモ」フォルダに自動保存され、すぐにアクセスできます。

ベータ版からiOS 15正式版へ移行する方法

開発者向けまたは公開ベータ版のiOS / iPadOS 15を使用していた場合、正式版への移行は比較的簡単です。なお、ベータプロファイルを削除しなくても、そのままベータ版を使い続け、今後のベータ版アップデートを受け取ることも可能です。

Appleの公開ベータプログラム参加者は、数タップでベータ版を解除できます。

  1. 「設定」→「一般」と進み、「VPNとデバイス管理」をタップします。
  2. 「iOS Beta Software Profile」を選択し、「プロファイルを削除」をタップします。
  3. デバイスを再起動後、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」に戻ると、正式版のアップデートが表示されます。

開発者向けベータ版の削除は、公開ベータ版よりも手間がかかります。iPhoneまたはiPadを初期化し、iOS 14.x以前のバックアップから復元する必要があります。以前のバージョンのバックアップから復元した後、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」に進めば、正式版が通常のアップデートとして表示されます。

よくある質問

Q1. Apple WatchユーザーはiOS 15に関して何か対応が必要?

はい。WalletアプリにデジタルIDやデジタルキーを保存できるなど、watchOS 8の新機能を利用したい場合は、まずiPhoneをiOS 15にアップデートしておく必要があります。その後、iPhone経由でwatchOS 8へアップデートしてください。

Q2. iOS 15 / iPadOS 15のアップデートが途中で止まったら?

アップデートが完了しない場合でも慌てる必要はありません。設定画面のソフトウェア・アップデートで止まっている場合は、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開き、iOS / iPadOS 15のアップデートファイルを削除します。ファイルを削除したら端末を再起動し、再度アップデートを試みてください。

起動画面(黒背景に白いAppleロゴ)で止まってしまった場合も、再起動してアップデートをやり直せば解決することがあります。また、Appleのシステム状況ページを確認したり、安定したWi-Fi環境を整えてから再挑戦することをおすすめします。

Q3. iOS / iPadOS 15はどれくらいサポートされる?

Appleから明確な発表はまだありませんが、これまでのサポート実績や現時点で対応しているデバイスの範囲から判断すると、数年間はサポートされる見込みです。

まとめ

iOS / iPadOS 15へのアップデート自体は、Appleのおかげで非常にシンプルです。成功のカギを握るのは、事前のバックアップとストレージ確保。そしてアップデート完了後は、集中モードやライブテキストなど、数々の新機能を存分に楽しみましょう。

さらに詳しく知りたい方は、iOS 15 / iPadOS 15の新機能「共有」の使い方や、同機能が未保存の写真に与える影響についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

  1. iOS 15でSafariが動作しないときの対処法|iPhone・iPadでブラウザを復活させる完全ガイド

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  2. iOS 13にアップデート後のiPhoneアプリ更新方法をわかりやすく解説

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