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iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

iPhoneやiPadを使っていると、セルラー(モバイル)データ通信が突然使えなくなることがあります。電波の届きにくい場所にいるわけでもないのに通信ができない場合は、いくつかの基本的な対処法を試すだけで、多くの「セルラーデータが機能しない」という不具合を解消できます。

まずは基本の確認から

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

AppleのGenius Barや携帯キャリアに問い合わせると、最初に必ず聞かれるのが「再起動してみましたか?」という質問です。それほど再起動はトラブル解決の基本であり、効果も高いため、まずは真っ先に試しましょう。

iPhone X / 11 / 12 / 13 の再起動方法

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

音量を下げるボタンとサイドボタンを同時に長押しし、「スライドで電源オフ」の画面が表示されたらスライダーをドラッグして電源を切ります。30秒ほど待ってから再度電源を入れましょう。この操作はiPhone X以降のすべてのモデルに共通します。

iPhone SE(第2世代)/ 8 / 7 / 6 の再起動方法

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

右側面の電源ボタンを、「スライドで電源オフ」の画面が表示されるまで長押しします。スライダーを右にドラッグして電源を切り、30秒ほど待ってからデバイスの電源を入れ直してください。

あわせて「設定 → モバイル通信」を開き、モバイルデータ通信がオンになっているかも確認しておきましょう。当たり前のことのように思えますが、基本的な項目を漏れなくチェックすることが大切です。

iPad Air / Pro / mini(第6世代)の再起動方法

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

いずれかの音量ボタンとトップボタンを同時に長押しし、「電源オフ」のスライダーが表示されたらドラッグして電源を切ります。最低でも30秒待ってから電源を入れ直してください。画面にAppleロゴが表示されれば、iPadが起動中であることがわかります。

ホームボタン付きiPadの再起動方法

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

トップボタンを「電源オフ」スライダーが表示されるまで長押しします。上記と同様にスライダーをドラッグしてiPadの電源を切り、30秒〜1分ほど待ってから電源を入れ直します。Appleロゴが表示されれば起動が始まった合図です。

問題の切り分けを行う

自分で対処を進める場合は、まず「データ接続そのものが問題の原因であること」を確認することが重要です。なお、以下の手順は最近のiOSおよびiPadOSの各バージョンに共通して適用できます。

  • 画面左上を確認しましょう。普段表示されているはずの場所に4G/LTEや5Gのアイコンが見当たらない場合、モバイルデータ通信が機能していません(場所が原因の場合と、端末内部の問題の場合があります)。また、4Gや5Gの表記があってもデータ通信ができないケースもあります。その場合も、後述の対処法を順番に試してみてください。
  • SafariやWhatsAppなど特定のアプリだけインターネットに接続できない場合は、アプリの再インストールを試すとよいでしょう。Safariであれば「Safariが動かないときの対処法」のリストも役立ちます。ただし、データ接続の問題は個別のアプリではなく端末全体に影響するため、この場合はあまり参考にならないかもしれません。
  • お住まいの地域でキャリアの障害が発生していないか確認しましょう。頻繁ではありませんが、悪天候時などを中心に通信障害は起こり得ます。キャリアの公式SNSやダウンディテクター(downdetector)などで、地域の障害情報をチェックできます。

1. Wi-Fi通話をオフにする

Wi-Fi通話は、Wi-Fi経由のほうが電波状況が良いと判断した場合に、通常の通話を自動的にWi-Fi回線へ切り替えてくれる便利な機能です。

ただし、場合によってはWi-Fi通話がセルラー回線との接続に干渉することがあります。まずは簡単な対処として、セルラー回線を使用している状態でWi-Fi通話をオフにしてみましょう。設定方法は次の2通りあります。

  1. 「設定 → 電話 → Wi-Fi通話」を開き、Wi-Fi通話のスイッチをグレー(オフ)にタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 「設定 → モバイル通信 → Wi-Fi通話」を開き、トグルをオフの位置に切り替えます。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

どちらかの方法でWi-Fi通話を無効化し、セルラー通信の問題が解決するか確認してください。改善しない場合は、Wi-Fi通話を元に戻して、次のステップへ進みましょう。

2. SIMカードを再挿入する

最初に試したい対処法のひとつが、SIMカードの取り外しと再挿入です。スマホの中でSIMカードが汚れたりほこりを被ったりすることはまれですが、再挿入によって端末がカードを再読み込みし、セルラーデータ通信が復活することがあります。

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

手順は以下の通りです。

  1. iPhoneの電源を切ります。
  2. SIMカードを取り出します。(SIMトレイの取り出しには安全ピンなどの細い道具が必要です)
    • iPhone 12および13シリーズでは、SIMトレイは本体の左側にあります。
    • iPhone 11以前では、SIMトレイは本体の右側にあります。
  3. SIMカードをスライドさせて戻し、再挿入します。
  4. iPhoneの電源を入れます。

3. ネットワーク設定をリセットする

セルラーデータがどうしても復旧しない場合は、ネットワーク設定を完全にリセットする必要があるかもしれません。この操作では保存済みのWi-Fiネットワーク情報が消去され、セルラーデータの設定が初期状態に戻ります。つまり、ネットワーク設定のリセットはWi-Fiの問題解決にも役立ちます。

  1. 設定アプリを開き、「一般」をタップして下にスクロールし、「リセット(または転送またはリセット)」を選択します。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. iOS 15以降では、メニューを開くと画面下部付近に「転送またはiPhoneをリセット」が表示されます。リセットを実行する際には、iPhoneのパスコードの入力を求められる場合があります。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 「ネットワーク設定をリセット」をタップすると、iPhoneが再起動します。再起動後はすべてのネットワーク設定が初期化されているので、改めてセルラーデータを試して問題が解決したかどうかを確認しましょう。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

4. 機内モードをオン/オフする

何らかの理由でiPhoneやiPadの接続状態がおかしくなっている場合、モバイルデータのオン/オフを切り替えることで接続を「リセット」し、問題を解決できることがあります。機種によってやり方が異なり、iPhone X以降(iOS 15使用)の場合は以下の手順で素早く行えます。

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 画面右上隅から下にスワイプして、コントロールセンターを開きます。
  2. 「飛行機」のアイコンを見つけてオンにします。数秒間そのままにしてからオフに戻し、セルラーデータが復旧するか様子を見ましょう。

iPhone SE、iPhone 8以前、iPod touchのユーザーは、以下の手順に従ってください。

  1. 画面下端から上にスワイプして、コントロールセンターを呼び出します。
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  1. 「機内モード」のアイコンを押して、iPhoneの無線機能がオフになるまで数秒待ちます。もう一度飛行機のアイコンをタップして機内モードを解除し、デバイスがセルラーデータに再接続するのを待ちます。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

5. キャリアアップデートを確認する

本当に不具合が原因であれば、キャリアアップデートで解決できる可能性があります。配信頻度は低いものの、トラブルシューティングを正しく行うには最新バージョンにしておく必要があります。最新のネットワーク問題を完全に解決しなくても、アップデートによって通信状態が改善する可能性は十分にあります。

  1. 設定アプリを開き、「一般 → 情報」へ進みます。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 「情報」画面を開いて少し待ち、「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるかどうかを確認します。表示されたら「アップデート」をタップし、更新が完了するまで待ちます。
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6. iOSアップデートを確認する

キャリアアップデートがない場合でも、iOS自体の新バージョンが公開されている可能性があります。確認場所はほぼ同じです。多くのセルラー通信の問題は、ソフトウェアアップデートによっても解決されます。Appleはキャリアパートナーと緊密に連携してネットワーク接続の問題を特定しており、こうした修正内容はiOSアップデートのリリースノートによく記載されています。

  1. 設定アプリを開き、下にスクロールして「一般」をタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 「一般」の中にある「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

アップデートが利用可能であればインストールしましょう。処理中に端末が再起動します。再起動が完了したら、ネットワーク接続の問題が解決したかを確認してください。改善しない場合は、引き続き残りの手順を試していきましょう。

7. VPNをオフにする

iPhoneでVPNを利用または契約している場合、まれにVPNがセルラー信号の接続を妨げることがあります。VPNは公共Wi-Fiでの安全確保や地理的制限の回避などに便利ですが、セルラー信号への接続に支障が出ているなら、一時的にVPNを無効化して問題が解決するか試してみてください。

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

VPN設定を開いて使用中のアプリのスイッチを「オフ」に切り替え、その後強制再起動を行うのも有効です。強制再起動をすれば、VPNが完全に切断されたことを確実に確認できます。そのうえでセルラー信号が戻るかを確認し、戻らない場合は次のステップへ進みましょう。

8. iCloudバックアップを取って初期化(工場出荷状態に戻す)

どうしても解決しない頑固な問題については、ゼロからやり直すしかない場合もあります。ここで紹介するのは最も大掛かりな手段であり、最終手段として考えるべきものですが、デバイスを工場出荷時の設定に復元することができます。実行前に、必ずiPhoneのバックアップを作成しておきましょう。

iCloudバックアップの手順

  1. 設定アプリを開きます。最新のiOSであれば、メニュー最上部に自分の名前(iCloudメニュー)が表示されているはずなので、そこをタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 名前やパスワードなどの最初の設定グループのすぐ下にある「iCloud」の項目を探してタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 次の画面が開いたら下にスクロールし、「iCloudバックアップ」を探してタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. 「今すぐバックアップ」をタップして、iCloudバックアップを実行します。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

初期化(ファクトリーリセット)の手順

iCloudバックアップが完了していれば、アプリ、連絡先、カレンダーなどの重要なデータはすべて保存されています。これで安心してデバイスを初期化し、セルラーデータの問題が解決するか試せます。

  1. 設定アプリを開いて「一般」をタップし、初期化を始めます。
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  1. 一般メニュー画面を下にスクロールし、「転送またはiPhoneをリセット」という項目を見つけてタップします。
iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ
  1. リセット画面で「このiPhoneを消去」と表示されていることを確認します。「続ける」を押してリセットを確定し、iPhoneが再起動するのを待ちます。再起動後は、次の2つの選択肢のどちらかを選びましょう。
  • iCloudバックアップからデバイスを復元する方法です。初期化前とまったく同じ状態に戻せるのがメリットです。ただし、この方法だとセルラー接続不良の原因となっていたアプリやソフトウェアの問題が残ってしまう可能性があります。一方で、すべてを再インストールしたり、アプリごとにユーザー名とパスワードを打ち直したりする手間は省けます。
  • もうひとつは、iPhoneを「新品同様」の状態に復元する方法です。以前のアプリやデータを手動で戻す必要があり手間はかかりますが、セルラーデータの接続を妨げていたアプリやサービスを取り除けるというメリットがあります。

9. Appleにサポートを依頼する

iPhone・iPadでセルラーデータ通信ができなくなったときの対処法まとめ

上記の方法をすべて試しても解決しない場合の最終手段は、Appleに問い合わせることです。電話での相談でも、店頭でのGenius Bar予約でも、問題をAppleに説明することが最後の頼みとなります。セルラーデータの問題がソフトウェアではなくハードウェア由来の場合、これまでの手順では解決できません。保証期間内であればAppleがデバイスを交換してくれることもありますし、キャリアと同様に、機種変更などの選択肢を提案してもらえる可能性もあります。

よくある質問

Q1. Appleに問い合わせる前に、携帯キャリアに連絡すべき?

はい、おすすめです。単なる地域の通信障害など、シンプルな原因かどうかを把握できるからです。設定が変わってしまった場合に正しいセルラー設定になっているかの確認も手伝ってもらえます。解決できない場合は、Appleへの案内もしてもらえるでしょう。

Q2. Android端末でも同じような問題は起こる?

もちろんです!セルラー接続の問題はApple特有のものではありません。上述の手順にもあるように、信号の問題の原因がApple側にないことも多いのです。アプリの干渉、誤ったキャリア設定アップデートなどが考えられます。Androidにも同様のトラブルシューティング手順が用意されています。

Q3. 「圏外」や「検索中」と表示された場合は?

これらはセルラー接続に問題があることを示す比較的一般的な表示です。通話ができない、Webサイトが読み込めないといった症状ではなく、この表示が出ている場合は、上記と同じ手順に従ってください。加えて、自分がキャリアの適切なカバー範囲内にいるか、ローミング設定が必要かどうかも、キャリアと確認しておきましょう。

  1. iPhoneでモバイルデータ通信ができないときの対処法11選

    iPhoneのモバイルデータ通信に影響を与える要因としては、電波状況の悪化や通信障害、OSのバージョンが古いこと、不具合を含むシステムアップデート、日付と時刻の設定ミスなどが挙げられます。また、SIMカード自体に問題があることも、モバイルデータ通信のトラブルにつながります。この記事では、iPhoneがモバイルデータ通信でインターネットに接続できない場合に試したい11の対処法を詳しく解説します。1. モバイルデータ通信の設定を確認するデータ通信プランに加入しているのにインターネットが使えない場合は、iPhoneがモバイルデータ通信を使用するよう設定されているか確認しましょう。コントロールセンター

  2. iPhone・iPadでFaceTimeアプリが動作しないときの原因と解決策を徹底解説

    Appleの「FaceTime」は、インターネット回線やWi-Fi経由で他のAppleユーザーと無料で音声通話・ビデオ通話ができる便利なアプリです。しかし、「FaceTimeが起動しない」「頻繁にクラッシュする」といった不具合の報告が世界中のユーザーから寄せられています。この記事では、iPhoneやiPadでFaceTimeアプリが正常に動作しなくなる主な原因と、その具体的な対処法をわかりやすく解説します。対処法を試す前に確認すべきことまず、不具合の原因が自分の端末側ではなく、Apple側にある可能性もあります。Appleの「システム状況」ページでFaceTimeがメンテナンス中かどうかを確認