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iPhone・iPadのモバイルデータ通信量を節約する方法まとめ

毎月、契約しているデータ容量を使い切ってしまうことはありませんか?上限が厳しいと感じていても、より大容量のプランへアップグレードする余裕がない方も多いはずです。


この記事では、月々のデータ制限に達しないための実践的なテクニックを徹底的に解説します。これらの方法を活用すれば、もうデータ不足に悩むことはありません。


低データモードを有効にする

iOS 13以降には、データ使用量を抑えるための「低データモード」が搭載されています。月の残りデータが少なくなってきたら、このモードをオンにするだけで、不要なデータ消費を防げます。

低データモードを有効にすると、次のような動作が制御されます。

  • アプリがバックグラウンドでデータを使用しなくなる
  • アプリの自動ダウンロードが停止する
  • メールの自動受信が行われなくなる

設定手順

  1. 「設定」を開く
  2. 「モバイル通信」(地域により「セルラーデータ」)をタップ
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「低データモード」のスイッチをオンにする

Wi-Fiアシストを見直す

2015年のiOS 9登場時、一部のユーザーから「以前よりモバイルデータの消耗が速い」という報告がありました。その原因となったのが、Wi-Fi接続が不安定な際に自動的にモバイル回線へ切り替えるAppleの「Wi-Fiアシスト」機能です。便利な一方で、データ消費量が増加する可能性があります。

心当たりがある場合は、「設定」>「モバイル通信」と進み、画面最下部の「Wi-Fiアシスト」をオフにしましょう。iOS 10以降では、この機能が使用したデータ量も確認できます。なお、この機能はデフォルトでオンになっている点に注意してください。

Appleはこの機能に一定の制限を設けています。海外でデータローミング中は動作せず、すべてのアプリが利用できるわけでもありません。動画や音声のストリーミングアプリは対象外ですが、Safari、メール、マップ、Apple Musicなどはこの機能を使用します。


データ使用量を定期的にチェックする

データ管理の第一歩は、現状の使用量を正確に把握することです。「設定」>「モバイル通信」を開いて下にスクロールすると、現在の期間の総使用量と、アプリごとの使用内訳を確認できます。

「現在の期間」の起点を知りたい場合は、画面最下部までスクロールし、統計を最後にリセットした日時を確認しましょう。

おすすめは、毎月キャリアの請求サイクルに合わせて統計をリセットする習慣をつけることです。リマインダーを設定しておけば忘れずに済みます。定期的にチェックすれば、今月のペースが適切かどうか一目瞭然です。

また、同じ画面の「データプランを追加」を活用すると、より精密なデータ管理が可能になります。サードパーティ製アプリの「Data Usage」などを使えば、リアルタイムの使用量、1日あたりの目安、月末に超過するかどうかの予測などを可視化でき、過去の月別データも振り返れます。


アプリごとのモバイルデータ使用を制限する

iOS 7以降、アプリごとにモバイルデータの使用を許可または禁止できるようになりました。残りデータが少なくなってきたら、「設定」>「モバイル通信」を開き、優先度の低いアプリのスイッチをオフにしましょう。

この設定には副次的なメリットもあります。外出先でアプリがバックグラウンドで更新されるのを防げるため、バッテリー持ちの改善にもつながります。各アプリ名の下には実際の使用データ量が表示されているので、予想以上に消費しているアプリは積極的にオフにするのがおすすめです。


緊急時はモバイルデータ自体をオフに

どうしても節約したいときは、モバイルデータ通信を一時的に無効化するのが最も確実です。契約更新まで1週間ほどある場合など、完全に使い切る前に使用をコントロールできます。

「設定」>「モバイル通信」で「モバイルデータ」のスイッチをオフにすると、メール、Webブラウジング、プッシュ通知を含むすべてのデータ通信がWi-Fi限定になります。機内モードと違い電話は受けられるため、バッテリー節約にも役立つ便利な方法です。


SNSの動画自動再生をオフにする

Facebook、Twitter(X)、InstagramなどのSNSでは、フィード内の動画が自動再生されるとデータを大きく消費します。それぞれの設定を見直しましょう。

Facebookの場合

アプリを開き、画面下部の三本線メニューから「設定とプライバシー」>「設定」>「メディア」を選択し、「自動再生」を「Wi-Fi接続時のみ」に設定します(「自動再生しない」も選択可能)。

Twitter(X)の場合

左上のアイコンをタップしてプロフィールを表示し、「設定とプライバシー」>「データ使用量」>「動画の自動再生」を「Wi-Fiのみ」に変更します。より簡単なのは、同ページ上部の「データセーバー」をオンにする方法です。自動再生がオフになるだけでなく、画像の画質も下がるため、さらなる節約につながります。

Instagramの場合

歯車アイコンから「データ使用量」を選び、「データ使用量を減らす」をオンにしましょう。


データを大量に消費するアプリに注意

FaceTime

3G/4G回線でFaceTime通話ができるのは便利ですが、データを大量に消費します。「設定」>「モバイル通信」でFaceTimeをオフにすれば、相手からのビデオ通話もモバイル回線経由では届かなくなります。

iCloud Drive

「設定」で自分の名前をタップし、「iCloud」>「iCloud Drive」のスイッチをオフにすると、Wi-Fi接続時のみ同期されるようになります。アプリごとにドキュメントとデータのクラウド保存を個別にオフにすることも可能です。

iTunes / Apple Music

「設定」>「App Store」で、自動ダウンロードのモバイルデータ使用がオフになっていることを確認しましょう。Apple Music加入者は、「設定」>「ミュージック」でモバイルデータの使用がオフになっているかも併せてチェックしてください。


Safariのリーディングリストでオフライン閲覧

Safariの「リーディングリスト」機能を使えば、Webページを保存してオフラインで読めます。通勤途中やトンネル内での閲覧に便利なだけでなく、Wi-Fi環境で複数のページを事前に保存しておけば、後からデータを一切使わずに読書ができます。

Wi-Fi接続中にSafariでページを開き、共有ボタンから「リーディングリストに追加」を選択。ダウンロードが完了したら外出しましょう。機内モード中でも記事を読めます。


プッシュ通知を整理する

多くのアプリがApple Push Notificationsサービスで通知を受けており、そのたびにデータ通信が発生しています。「友人が投稿に返信した」といった通知が本当に必要か、一度見直してみましょう。

「設定」>「通知」から、不要なアプリの「通知を許可」をオフにできます。あるいは通知を維持しつつ、スタイルを「バナー」のみに絞ったり、「通知センター」だけに表示させたりする調整も可能です。

アプリごとの個別設定が必要なのは少し面倒ですが、一覧画面で各アプリの通知設定状況が確認できる点は助かります。Apple Watchをお持ちの場合、ウォッチ側への通知はiPhoneのWatchアプリから設定できます。


メールの自動受信を制御する

メールの自動取得もデータ消費の大きな要因です。一定間隔での取得や、サーバーからのプッシュ配信を有効にしていると、常時通信が発生します。

iOS 13の低データモードでも自動的に制御されますが、個別に設定したい場合は「設定」>「パスワードとアカウント」>「データの取得方法」を開きましょう。

ここで、手動、1時間ごと、30分ごと、15分ごとのいずれかを選択できます。データ節約が目的なら「手動」がベストです。アカウントごとに細かく設定することもでき、バッテリー持ちの改善にもつながります。

さらにiOS 10以降では、「設定」>「メール」内の「メッセージ」セクションで「リモートの画像を読み込む」をオフにすると、追加の節約効果が期待できます。


Appのバックグラウンド更新を制限する

iPhoneやiPadは、OSやアプリをバックグラウンドで自動更新します。便利な反面、Wi-Fi未接続時に更新が走るとデータを浪費しかねません。

「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」を開き、上部の同名項目から「Wi-Fi」を選択すれば、Wi-Fi接続時のみ更新されるよう制限できます。


Chromeでブラウジングする

iPhone/iPadの標準ブラウザはSafariですが、データ節約を重視するならGoogle Chromeも有力な選択肢です。Chromeには通信量削減機能が備わっており、Googleのサーバー経由でサイトデータを圧縮して表示することで、閲覧時のデータ量を軽減できます。


メッセージで低画質画像モードを使う

iOS 10以降では、メッセージアプリで送信する画像の画質を下げられます。高解像度の代わりに圧縮版が自動送信されるため、データを節約できます。

設定は簡単。「設定」>「メッセージ」の一番下にある「低画質イメージモード」をオンにするだけです。


モバイル回線での動画視聴に注意

NetflixやYouTubeなどで動画を見ると、モバイル回線ではあっという間にデータを使い切ります。各アプリの設定で「Wi-Fiのみで再生」に切り替えましょう。

最も手軽なのは、「設定」>「モバイル通信」で該当アプリのモバイルデータをオフにする方法です。アプリ個別の設定としては、YouTubeなら設定画面でHD再生をWi-Fiのみに制限し、Netflixなら「アプリ設定」>「モバイルデータ使用量」で調整できます。


Wi-Fiをオンのままにしておく

街中でスマートフォンが勝手に公衆Wi-Fiへ接続しようとするため、Wi-Fiを完全にオフにしていませんか?その場合、家に帰ってもモバイル回線を使い続けてしまう恐れがあります。

接続不要なネットワークが表示されたら、その名前をタップして「このネットワーク設定を削除」を選択すれば解決です。


公衆Wi-Fiホットスポットを活用する

特に大都市では、カフェチェーン、レストラン、図書館、空港など、至るところでWi-Fiが利用できます。

ただし、公衆Wi-Fiの利用には注意が必要です。安全に使うコツは、パスワードが必要なネットワークを選ぶこと。第三者に通信を盗み見られるリスクを大幅に減らせます。

  1. 新しいiPhone・iPadへのデータ移行方法を徹底解説!クイックスタート、iCloud、PCを使った3つの手順

    新しいiPhoneやiPadを手に入れたら、まずやりたいのが古いデバイスからのデータ移行ですよね。実は、その作業はとても簡単です。この記事では、パスワード、アプリ、ファイルなどのデータを新しいiOSデバイスに移行する方法を、3つのパターンに分けてわかりやすく解説します。 事前に古いiPhone・iPadをバックアップしよう まだデータのバックアップを取っていないなら、今が絶好のタイミングです。最もおすすめなのはiCloudを使ったバックアップ方法です。「設定」→「[自分の名前]」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」と進み、「今すぐバックアップを作成」をタップしましょう。あるいは、

  2. iPhone・iPadのデータ使用量を確認する方法と節約のコツ

    毎月の通信量を見て「本当にこれだけ使った?」と疑問に思ったことはありませんか?近年は多くのキャリアが大容量プランや使い放題プランを提供していますが、依然としてデータ容量に上限のあるプランを利用している方も少なくありません。毎月の請求額が気になる方は、Appleデバイスなら標準機能だけでデータ使用量を確認できることを知っておくと安心です。 実は、iPhoneやiPadのデータ使用量の確認はとても簡単です。サードパーティ製アプリを使わなくても、すべてのデータ使用量をトラッキングできます。 この記事では、iPhoneとiPadでデータ使用量を確認する方法を詳しく解説します。iOS 12以降ではこの情