iPhoneのバックアップ方法3選|iTunes・iCloud・外部ツールで大切なデータを守る
iPhoneを紛失したり、画面を割ってしまったりするのは本当に悪夢のような出来事です。しかし、それ以上に深刻なのは、端末に保存していたデータへアクセスできなくなること。だからこそ、日頃からiPhoneをしっかりバックアップしておくことが重要になります。
iPhoneデータのバックアップ方法は、意外と簡単です。本記事では、iTunesやiCloudを使ったバックアップの手順を、初心者にもわかるようにステップごとに解説します。数分でバックアップを作成できるので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneのバックアップ方法
目次
PART 1: よくある質問:iPhoneのバックアップについて
PART 2: iTunesを使ってMacにバックアップする方法
PART 3: iCloudを使ってバックアップを作成する方法
PART 4: サードパーティ製ツールでバックアップする方法
PART 1: よくある質問:iPhoneのバックアップについて
Q. iPhoneのバックアップに含まれないデータはありますか?
はい、iTunesメディアライブラリ内のポッドキャスト、着信音、音楽などはバックアップ対象外です。また、iTunesで同期または購入した書籍や映画もバックアップできません。
Q. iPhoneのバックアップにはどのくらいの時間がかかりますか?
所要時間はiPhone内のデータ量によって異なります。不要なデータが少ないほど、バックアップは高速に完了します。たとえば「Duplicate Photos Fixer」などのアプリを活用すれば、不要な重複画像や類似画像を検出・削除でき、バックアップ時間の短縮にもつながります。
Q. 2台のiPhoneを1台のMacにバックアップできますか?
はい、iOSデバイスは何台でもバックアップ可能です。ただし、以下の2点に注意が必要です。
(1) Mac側に十分な空き容量があるかどうか。
(2) 複数デバイスとの同期トラブル。
(1) 2台以上のiPhoneのデータを保存できるよう、あらかじめMacのストレージを整理して、十分な空き容量を確保しておきましょう。
(2) 同期とは、アプリやデータをMac上の内容と一致させる処理のことです。複数のiPhoneを同時に同期すると不具合の原因になるため、同期は1台ずつ行うのがおすすめです。
PART 2: iTunesを使ってMacにiPhoneをバックアップする方法
この方法なら、写真、動画、メッセージ、アプリ、音楽などのマルチメディアファイルを含むすべてのデータをパソコンにバックアップできます。iTunesは無料で使えますが、以下の点に注意しましょう。
- iTunesバックアップには「手動」と「自動」の2つの方式があります。ただし自動バックアップは、タイミングによっては大量の通信帯域を消費し、予期せぬ通信費用が発生することもあります。
- iPhoneのデータを保存するため、Macのハードドライブに十分な空き容量が必要です。
iTunesへのバックアップ手順はとてもシンプルです。以下のステップに従ってください。
ステップ1: Macに最新版のiTunesをダウンロードしてインストールします。
ステップ2: iPhoneをMacに接続し、iTunesを起動します。「デバイス」タブから「概要」を開くと「バックアップ」セクションが表示されるので、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。あとはiTunesが自動的にバックアップを開始します。
バックアップが正常に進んでいるか確認するには、「最新のバックアップ」の日付と時刻をチェックしましょう。

補足:macOS Catalina(10.15)以降ではiTunesが廃止されていますが、同じ操作をFinderから行うことでバックアップできます。
Wi-Fi経由でiTunesにワイヤレスバックアップする方法
Wi-Fi同期機能を使えば、ケーブル接続なしでiTunesにバックアップできます。手順は以下の通りです。
注意: iOS 5以降、およびiTunes 10.5以降がインストールされている必要があります。
ステップ1: パソコンで最新版のiTunesを開きます。認証を求められたら、デバイスの情報を確認してください。
ステップ2: iPhoneをMacに接続し、「概要」タブを開きます。
ステップ3: 一覧の中から「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」オプションにチェックを入れます。

設定を保存したらiPhoneを取り外します。これで、パソコンに接続しなくてもiTunesと同期できる状態になりました。
iPhone本体では「設定」>「一般」>「iTunes Wi-Fi同期」の順に進み、「今すぐ同期」ボタンをタップします。
PART 3: iCloudを使ってiPhoneをバックアップする方法
iCloudはiOS 5以降に搭載されている機能で、iPhoneを自動的にiCloudへバックアップできます。ただし、まずは端末でこの機能を有効にする必要があります。
iCloudバックアップをオンにする手順は以下の通りです。
ステップ1: iPhoneで「設定」アプリを起動します。
ステップ2: 画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップし、「iCloud」を選択します。
ステップ3: 「iCloudバックアップ」のスイッチをオンにします。
ステップ4: 「今すぐバックアップを作成」をタップします。

バックアップが完了するまでWi-Fiに接続したまま待ちましょう。同じ画面で「前回のバックアップ」の日時を確認すれば、バックアップが完了したかどうかをチェックできます。
iCloudで毎日自動バックアップを設定する方法
iCloudに毎日自動でバックアップさせるには、以下の条件を満たす必要があります。
ステップ1: 端末でiCloudバックアップ機能を有効にします。
ステップ2: iPhoneを電源に接続し、安定したWi-Fiネットワークに接続します。
さらに、画面がロックされていること、iCloudに十分な空き容量があることも確認してください。
料金プラン(iCloud+):
- 無料プラン:5GBまで
- 50GBプラン:月額130円
- 200GBプラン:月額400円
- 2TBプラン:月額1,300円
PART 4: サードパーティ製ツールでiPhoneをバックアップする方法
iCloudやiTunesでもアプリや設定のバックアップは十分可能ですが、「Right Backup Anywhere」のようなサードパーティ製ツールを使えば、より手軽かつ確実にデータを保護できます。写真、動画、テキストメッセージなどのマルチメディアファイルを安全かつ完全な形で保管してくれるほか、ほぼすべてのiOSバージョンに対応しています。

Right Backup Anywhereを使ったiPhoneのバックアップ手順は以下の通りです。
ステップ1: iPhoneに「Right Backup Anywhere」をダウンロードします。
ステップ2: インストール後、アプリにサインアップします(30日間の無料トライアルあり)。
ステップ3: サインアップ後、バックアップしたい項目(写真、動画、連絡先など)を選択します。
ステップ4: 必要な権限を許可し、バックアップする写真・動画・連絡先を選びます。

「バックアップ開始」ボタンをタップすれば、あとはアプリが自動的にバックアップを作成してくれます。
まとめ:もう大切なデータを失わないために!
しっかりとしたバックアップ戦略があれば、何が起きてもデータは守られます。幸い、iOSデバイスのバックアップはそれほど難しい作業ではありません。本記事が、iTunes・iCloud・サードパーティ製ツールを使ったiPhoneバックアップのお役に立てば幸いです。
関連記事:
- iPhone・iPad用クリーナーアプリおすすめ10選
- iPhoneにおすすめの無料ウイルス対策アプリ7選
- iPhoneのホームボタンが反応しないときの直し方
- 水没したiPhoneの修理方法|緊急対処ガイド
-
iPhoneのジェイルブレイクを解除する方法|脱獄状態を純正iOSに戻す手順
中国のソフトウェア開発チーム「盤古(Pangu)」は、最新のiOS 11に対応したジェイルブレイク(脱獄)手法を複数公開しています。これにより、ユーザーは最新のiPhone 8/8 PlusやiPhone Xはもちろん、iOS 11が動作するすべての旧モデルのiOSデバイスでも脱獄できるようになりました。当サイトの記事をお読みの方なら、私たちがiPhoneなどのiOSデバイスの脱獄を推奨していないことをご存じでしょう。確かに、脱獄によって追加機能や便利なカスタマイズを利用できるようになります。しかし、そのメリットの一方で、脱獄はデバイスの保証を無効にする行為であり、パフォーマンス低下やセキュリ
-
MacでiPhoneをバックアップ・復元する方法【Finder/iTunes対応】
iPhoneのデータは定期的にバックアップしておくことが重要です。iPhoneが突然動作しなくなったり、カフェに置き忘れて紛失してしまうこともあります(その場合はすぐに遠隔消去を行いましょう)。バックアップを取っておけば、連絡先、アプリ、アプリのデータといった重要な情報が、パソコンやクラウド上に安全に保存されます。MacがmacOS 10.14 Mojave以前の場合は、おなじみのiTunesを使ってiPhoneのバックアップと復元ができます。一方、macOS 10.15 Catalina以降にアップデートした場合、AppleがiTunesアプリを廃止したため、「どうやってバックアップすればい