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iPhoneの制限パスコードを忘れたときのリセット方法を徹底解説

iPhoneには保護者向けのコントロール(ペアレンタルコントロール)機能が標準で組み込まれています。主な設定は「設定」>「一般」>「制限」からアクセスでき、使用を許可するアプリやサービス、操作(アプリのインストールやアプリ内課金など)を細かく選択できます。これらの制限を変更・解除するにはパスコードの入力が必要ですが、そのパスコードを忘れてしまったらどうすればよいのでしょうか。

幸い、ほとんどの場合、iTunesでiPhoneを復元することで制限パスコードを回避できます。ただし、iPhone本体で「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行しても意味がありません。再起動後も制限パスコードの入力を求められるためです。この方法ではデータが失われ、バックアップからの復元も一筋縄ではいきませんが、サードパーティ製のバックアップツールを活用すれば乗り越えられます。

その前に、まずはパスコードを推測するのに役立つ、ちょっとした裏ワザをご紹介しましょう。

iOS 12以降の場合:「制限」は「スクリーンタイム」に統合されています

なお、iOS 12以降では従来の「制限」機能が「スクリーンタイム」に引き継がれています。「設定」>「スクリーンタイム」から各種制限を管理でき、パスコードも「スクリーンタイムパスコード」と呼ばれるようになりました。こちらを忘れた場合は、「スクリーンタイムパスコードを変更」>「パスコードを忘れた場合?」から、Apple IDを使ってパスコードを再設定できる可能性があります。以下で説明する手順は従来の「制限」パスコード向けの内容なので、お使いのiOSのバージョンに合わせて適宜読み替えてください。

パスコードを推測する(試行回数の上限は?)

制限パスコードの仕組みは、ロック解除用のメインパスコードとよく似ています。連続して間違えると、次に入力できるまでの待ち時間が発生します。6回間違えると1分、7回で5分、その後は15分、さらに1時間と、失敗を重ねるごとに待ち時間が長くなっていきます。

ところがメインパスコードとは違う点もあります。制限パスコードには、11回失敗するとiPhoneが自動的にデータを消去する仕組みが備わっていないのです。また、制限の厳しさにもよりますが、システムの大半にはまだアクセスできる状態であることが多いため、工夫次第で長時間待たずに何度でも試せます。

具体的には、パスコードを間違えて待ち時間が表示されたら、「設定」>「一般」と進み、「日付と時刻」をタップします。「自動的に設定」をオフに切り替え、日付と時刻を手動で、待ち時間が終了する時刻よりも後に変更してください。信じがたい話に聞こえるかもしれませんが、実際に検証したところ(iOS 10.3.2の時点)、この方法は有効でした。作業後は必ず時刻設定を元に戻すのをお忘れなく。

4桁のパスコードで全10,000通りを総当たりするのは現実的ではありません。しかし、「使われている数字は4・6・9・7だと分かっているが並び順が不明」や「家族の誕生日に関係しているはずなのに誰のものか思い出せない」といったケースなら、このテクニックを使えば数十回の試行を短時間でこなせます。

iTunesのバックアップから復元する

この方法は、「iPhoneを探す」機能がオフになっている場合に利用できます。

(「設定」アプリを開き、上部にある自分の名前のカードをタップして「iCloud」を選択し、「iPhoneを探す」をオフにします。この際Apple IDのパスワード入力が必要になるので、こちらのパスワードも分からない場合は、別の解決策を検討する必要があります。)

今回は端末をまっさらな状態にするため、事前にバックアップを取っておきます。問題は、iTunesやiCloudで普通にバックアップを作成すると、制限パスコード(やその他のパスワード類)も一緒に記録されてしまうことです。それでは復元後も状況は何も変わりません。

そこで活躍するのが、端末のデータの一部だけを選んでバックアップできるサードパーティ製のツールです。たとえば「dr.fone – iOSデータバックアップ&復元」などが選択肢の一つになります。

iPhoneを最新版のiOSにアップデートしておいてから、MacまたはPCに接続します。iTunesが自動的に起動しない場合は手動で開きましょう。画面上部の小さなiPhoneアイコンをクリックしてデバイスの概要ページを開き、ページ上部にある「iPhoneを復元」をクリックします。確認ダイアログが表示されたら内容に同意し、規約にも同意して進みます。iTunesが最新版のiOSをダウンロードし、それをもとにiPhoneを復元してくれます。

最後に、あらかじめ作成しておいた選択式バックアップからデータを復元すれば完了です。


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