iOS 14でバッテリーの減りが早い?今すぐ試せる8つの対処法
iOS 14のリリース後、アップグレードしたユーザーから数多くの不満が寄せられました。その中でも特に目立ったのがバッテリー問題です。SNS上では「iPhoneのバッテリーが突然、異常に速く消耗する」という批判が殺到しました。
実は、iOSのアップデート後にバッテリーの不調が起きるのは決して珍しいことではありません。しかし、今回のケースが特別だったのは、問題があまりに広範囲に及んだため、Apple自身がその存在を認めざるを得なくなった点です。
iOS 14へのアップデート後にバッテリー持ちが明らかに悪くなったと感じている方は、以下で紹介する効果的な対処法をぜひ試してみてください。
1. 画面の明るさを下げる
画面の明るさが高いほど、バッテリーの消耗は大きくなります。最初は少し暗く感じるかもしれませんが、明るさを抑えることでバッテリーの持続時間は確実に伸びます。iPhoneのバッテリーを節約するための基本かつ効果的な方法の一つです。
必要なときだけ明るさを上げるよう心がけましょう。明るさの調整手順は以下の通りです。
- 設定を開き、画面表示と明るさを選択します。
- スライダーを左にドラッグすると明るさが下がり、右にドラッグすると上がります。
また、コントロールセンターからでも調整可能です。Face ID搭載のiPhoneでは画面の右上端から下にスワイプ、ホームボタンのあるモデルでは画面下端から上にスワイプしてコントロールセンターを開いてください。
表示されたパネルで明るさのアイコンを上下にドラッグすれば、ワンタッチで簡単に調整できます。
2. 低電力モードを活用する
低電力モードをオンにすると、デバイス上の不要な処理が自動的に停止され、消費電力が抑えられます。個々の設定を一つずつ変更しなくても、必要なときに手軽にバッテリーを節約できる便利な機能です。
設定手順は以下の通りです。
- 設定を開きます。
- 下にスクロールしてバッテリーをタップします。
- 低電力モードのトグルをオンにします。
3. iPhoneを伏せて置く
iPhoneには本体の向きを検知するセンサーが搭載されています。画面を下にして置いておくと、通知が届いても画面が点灯しなくなります。通知を頻繁に受け取る人にとっては、バッテリー節約に大きく役立つ工夫です。
使っていないときはiPhoneを伏せて置く習慣をつければ、バッテリーを最大限に活かせます。ただし注意点として、この機能はフィットネストラッキングをオフにしていると動作しません。
この向き検知機能はフィットネストラッキングによって支えられています。有効になっているか確認するには、以下の手順を実行してください。
- 設定でプライバシーを選択します。
- 下にスクロールしてモーションとフィットネスをタップします。
- フィットネストラッキングの横にあるトグルがオンになっているか確認します。オフの場合はオンに切り替えてください。
4. Appのバックグラウンド更新をオフにする
Appのバックグラウンド更新は、使用していないアプリでもバックグラウンドで動作し、新しいデータを取得できるようにする機能です。例えば、Twitterアプリを開かなくても新しい投稿が読み込まれるのはこの機能によるものです。便利な反面、余分なバッテリーを消耗する原因にもなります。
バックグラウンドで動作しているアプリが多いほど、iPhoneのバッテリーは速く尽きてしまいます。すべてのアプリ、または特定のアプリのみを対象に、バックグラウンド更新をオフにできます。
この機能を無効化する手順は以下の通りです。
- 設定を開きます。
- 一般をタップします。
- Appのバックグラウンド更新を選択します。
- すべてのアプリのバックグラウンド更新をオフにするには、リスト上部のAppのバックグラウンド更新を選択し、次の画面でオフをタップします。
- 特定のアプリだけオフにする場合は、対象アプリの横にあるトグルをタップしてください。
どのアプリのバックグラウンド更新をオフにすれば最も効果的かわからない場合は、iPhoneに標準搭載されている便利なツールを活用しましょう。
バッテリー消費の多いアプリを確認する方法は以下の通りです。
- 設定でバッテリーを開きます。
- 下にスクロールすると、アプリごとのバッテリー使用率が一覧で表示されます。消費の多いアプリから順にバックグラウンド更新をオフにしていきましょう。
5. 「起こして表示」をオフにする
机などからiPhoneを持ち上げると、画面が自動的に点灯してロック画面が表示されるのが「起こして表示」機能です。しかし、使うつもりがないのに画面が点灯してしまうことも少なくありません。
画面の点灯と消灯を頻繁に繰り返すと、バッテリーの消耗が早まります。これを防ぐには、以下の簡単な手順でオフにしましょう。
- 設定を開き、画面表示と明るさへ進みます。
- 起こして表示のトグルをオフにします。
6. バイブレーションと操作音をオフにする
文字入力の時間が長かったり、通知の受信が多かったりする場合、バイブレーションは意外とバッテリーを消費します。
バイブレーションをオフにする手順は以下の通りです。
- 設定を開きます。
- サウンドと触覚へ進みます。
- 着信時にバイブレーションとサイレント時にバイブレーションをオフにします。
- さらに節約したい場合は、キーボードのクリックやロック音もオフにしておくと効果的です。
7. 最適化されたバッテリー充電をオンにする
最適化されたバッテリー充電はiOS 13で導入された機能で、バッテリーの劣化を防ぐことを目的としています。高充電状態が長時間続くのを避けることで、バッテリーの健康状態を長持ちさせます。
使い込むほどiPhoneはあなたの充電習慣を学習します。たとえば夜間に長時間充電している場合、充電が100%に達するタイミングを遅らせ、必要になる時間帯に合わせて満充電へ近づけるよう自動的に制御されます。
この機能をオンにする手順は以下の通りです。
- 設定を開き、バッテリーを選択します。
- バッテリーの状態をタップします。
- 最適化されたバッテリー充電のトグルをオンにします。
8. iPhoneを初期化する
ここまでの対処法を試してもバッテリーの異常消耗が改善しない場合は、iPhoneを初期化して潜在的なエラーを取り除く必要があるかもしれません。
初期化の手順は以下の通りです。
- 設定を開き、一般を選択します。
- 下にスクロールしてリセットをタップします。
- すべてのコンテンツと設定を消去を選択し、パスコードを入力して実行します。初期化すると端末内のデータはすべて消去されるため、必ず事前に最新のバックアップを作成しておきましょう。
まとめ:充電回数を減らしてiPhoneを長く使おう
画面の明るさ、バイブレーション、Appのバックグラウンド更新など、iPhoneにはそれぞれ小さく見えても、積み重なるとバッテリーを大きく消耗させる要因が多数存在します。
こうした細かな設定を見直すだけで、バッテリー持続時間は大幅に改善します。特にiOS 14のようにバッテリー問題が発生している状況では、その効果を実感しやすいはずです。まずは今日から、できるものから順番に試してみてください。
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