Excelで3D描画をマスター!データプレゼンテーションに役立つ3つの実践例
Excelで3Dの図形やオブジェクトを描きたいと思ったことはありませんか?この記事では、Microsoft Excelを使って立体的な描画を作成する方法を、具体的な3つの例とともに詳しく解説します。最後までお読みいただき、ぜひコメント欄でフィードバックをお寄せください。
Excelで3D描画を行う3つの方法
ここでは、以下の3つのアプローチをご紹介します。
- 自由な形状の3Dオブジェクトを自作する
- 規則的な形状の3Dオブジェクト(球体キューブ)を描く
- Excelに組み込まれた3Dモデル(アニメーション付き・静止画)を活用する
例1:自由な3Dオブジェクトを作成する
Excelでランダムな3Dオブジェクトを作成する際に、厳密なルールはありません。ここではデモンストレーションとして手順を紹介しますので、全体のイメージをつかんでください。
手順:
- まず「挿入」タブを開き、「図」グループをクリックします。
- 次に「図形」を選択し、目的に合った2D図形を選びます。
ここでは例として長方形を選択しました。

- マウスをドラッグして図形を描きます。Excelには図形を編集するためのオプションが複数用意されており、頂点を編集して形を調整したり、内部の色を変更したりすることが可能です。

- 続いて、長方形を選択した状態で「図形の塗りつぶし」をクリックします。
- 「テクスチャ」オプションから「緑大理石(Green Marble)」を選択します。
※この2つのステップは任意です。必要なければスキップしても構いません。

- 次に、「図形の効果」を選択します。利用できるオプションは下の画像の通りです。

- あらかじめ用意された図形スタイル(プリセット)を適用することもできます。

- その場合、下の画像のようなオブジェクトが得られます(プリセット12を選択した例)。

- あるいは、自分好みの書式設定を個別に適用することもできます。たとえば、「影」から「パースペクティブ:右下」、「ベベル」から「ソフトラウンド」、「3-D回転」から「平行 等角図:左下」を適用してみました。
- すると、以下のような立体感のあるオブジェクトが表示されます。影を加えることで、より3Dらしく見えます。

- さらに細かい書式設定を追加したい場合は、オブジェクトを選択して右クリックします。
- 「図形の書式設定」コマンドを選択してください。

- 次のようなウィンドウが表示されます。
- このウィンドウには、上面のベベル、底面のベベル、奥行き、輪郭線、素材、照明などのオプションが並んでいます。それぞれのボックスに適切な値を入力することで、3Dオブジェクトの形状を細かくコントロールできます。

- 以上で完成です!

- 同じ手法で作成した、その他の3Dオブジェクトの例もご覧ください。

関連記事:Excelでディシジョンツリー(決定木)を描く方法
例2:Excelで3D球体キューブを描く
次はもう少し具体的に、「規則的な3DオブジェクトをExcelでどう描くのか」を見ていきましょう。この例では、立方体状の球体(球体キューブ)の描き方を紹介します。
手順:
- まず、「挿入」タブの「図」グループにある「図形」から、基本図形セクションの「楕円形」を選択します。

- 図形のサイズ(高さと幅)は、「サイズ」グループで数値指定して調整できます。

- 次に、「図形の書式設定」ウィンドウを開き(手順は例1を参照)、上面のベベルと底面のベベルの両方に「ラウンド」を選択します。

- その後、上面・底面のベベルの幅と高さに110を入力します。奥行きの値は0のままで構いません。

- さらに、以下の書式設定を適用すると、球体は次の画像のように仕上がります。
- 影:パースペクティブ(下)
- 3-D回転:パースペクティブ(対照左)

関連記事:Excelで図面管理台帳を作成する方法
例3:Excelの内蔵3Dモデルを挿入する(アニメーションあり/なし)
最後の例では、Excelに標準搭載されている3Dモデル機能の活用方法を紹介します。この機能はExcel 365、Excel 2021、Excel 2019、Excel 2016で利用可能です。
手順:
- 「挿入」タブを開き、「図」グループの「3Dモデル」コマンドをクリックして、「ストック3Dモデル」を選択します。

- すると、次のようなオンライン3Dモデル画面が表示されます。インターネット接続を有効にしておいてください。

- 今回は例として「アニメーション動物」カテゴリを選びました。
- 好きな項目を選択してください。
- そして「挿入」ボタンを押します。

- 一瞬、次のようなウィンドウが表示されます。

- その後、選択した3Dオブジェクトがシート上に表示されます。
- モデルは360度自由に回転させることができます。

関連記事:VBAを使ってExcelで描画する方法
練習用ワークブックのダウンロード
以下のワークブックは練習用にご利用いただけます。この記事で紹介したすべての例が収録されており、元データを使って各操作を実際に試すことができます。
まとめ
今回ご紹介したExcelでの3D描画の例が、皆さんのデータプレゼンテーションや資料作りのお役に立てば幸いです。ご意見やアイデアがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。質問も随時受け付けています。当サイトでは他にもExcelに関する役立つ記事を多数公開していますので、ぜひチェックしてみてください。それでは、Happy Excelling!
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