Excelでホバーツールチップを作成する3つの簡単な方法|初心者向けに手順を徹底解説
下の画像は、Excelでセルにマウスカーソルを合わせたとき(ホバー時)に表示されるツールチップの例です。

Excelツールチップの主な用途
ツールチップを活用すると、次のようなことができます。
- データの入力:入力ルールや書式の案内を表示できる
- データの説明:セルの内容に関する補足情報を提示できる
- 数式の表示:使用している数式の概要を説明できる
- データの検証:正しい入力値の範囲や形式を案内できる
方法1:「校閲」タブのノート機能を使う
- ツールチップを追加したいセルを選択します。
- リボンの「校閲」タブを開き、「ノート」から「新しいノート」を選択します。

- ノートの内容を入力し、Ctrl + Enterキーを押して確定します。

セルにマウスカーソルを重ねると、作成したツールチップが表示されます。

方法2:「データの入力規則」からツールチップを追加する
- ツールチップを追加したいセルを選択し、「データ」タブ > データツール > データの入力規則の順にクリックします。

- 「データの入力規則」ダイアログボックスで「入力時メッセージ」タブを開きます。
- 「セルの選択時に入力メッセージを表示する」にチェックを入れます。
- 必要に応じてタイトルを入力します。
- メッセージ本文を入力し、「OK」をクリックします。これでツールチップが追加されました。

対象のセルをクリックすると、設定したツールチップが表示されます。

方法3:Excel VBAを使ってツールチップを追加する
- 「開発」タブ > Visual Basicの順に選択して、VBE(Visual Basic Editor)を開きます。

- メニューの「挿入 > 標準モジュール」を選択して、新しいモジュールを挿入します。

- モジュールに以下のコードを入力します。
Sub Text()
Dim x As Range
For Each x In Range("B5:B9")
With x.Validation
.Delete
.Add Type:=xlValidateInputOnly, AlertStyle:=xlValidAlertStop, _
Operator:=xlBetween
.IgnoreBlank = True
.InCellDropdown = True
.InputMessage = "Check Name Properly"
.ShowError = True
End With
Next x
End Sub

上記のコードでは、Range("B5:B9") の部分を、実際にツールチップを適用したいセル範囲に合わせて変更してください。InputMessage のメッセージ内容も自由に編集できます。
- コードを実行(F5キー)すると、指定したセル範囲にツールチップが追加されます。

ツールチップ利用時の注意点
- ツールチップのテキストは、簡潔でわかりやすいものにしましょう。
- 設定後は、ツールチップが正しく表示されるか必ず確認してください。
- ツールチップに入力できるのは最大255文字までです。
- ツールチップは初期状態では非表示になっています。「Excelのオプション」ダイアログボックスでツールヒントの表示設定を有効にすると、表示できるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Excelのホバーツールチップを自動的に追加することはできますか?
A. いいえ、完全に自動で追加する機能はありません。ただし、本記事で紹介した「ノート」「データの入力規則」「VBA」などの機能を使えば、簡単に追加できます。
Q2. ツールチップにはどんな種類のデータを表示できますか?
A. テキスト、ハイパーリンク、数式、数値、日付など、さまざまな種類のデータを表示できます。
Q3. 結合セルでもツールチップは機能しますか?
A. はい。結合されたセル範囲のどこにマウスを合わせても、ツールチップが表示されます。
練習用ワークブックのダウンロード
この記事で解説した操作をそのまま試せる練習用ワークブックを用意しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。
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