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AndroidスマホでLibreOffice Impressをリモート操作する方法

以前、LibreOffice 4のレビュー記事の中でAndroid版について触れましたが、実は少し誤解がありました。公式リリースはまだ先の話だからです。しかし、このオフィススイートの最新バージョンには注目すべき新機能があります。それが、Androidデバイスからのリモートコントロール機能です。

今回は、Androidスマホをプレゼンテーションのリモコンとして使うための手順を詳しく解説します。やや癖のある設定もありますが、順番に進めれば必ず動作するようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

必要なもの

まず、BluetoothまたはWi-Fiで操作できるノートパソコンなどのポータブルデバイスを用意します。また、Android端末はバージョン2.3(Gingerbread)以降である必要があります。

さらに、Google Playストアから「LibreOffice Impress Remote」アプリをインストールしておきましょう。

ノートパソコン側の設定

Impress Remoteアプリは比較的新しいソフトウェアで、まだいくつかバグが残っているとされています。そのため、スムーズに動作させるためには事前の準備作業が欠かせません。

Impressのリモート操作には、BluetoothによるペアリングとWi-Fiネットワーク経由の2つの方法があります。Bluetoothで接続する場合は、別途詳しいチュートリアルも参考にすると良いでしょう。

加えて、LibreOffice Impressの設定で以下の2つのオプションを有効にする必要があります。

まず、「ツール」→「オプション」メニューから「LibreOffice Impress」→「全般」を開き、「リモートコントロールを有効にする」にチェックを入れます。

次に、「LibreOffice」→「詳細」にある「実験的機能を有効にする」にもチェックを入れます。これによりWi-Fi接続が使えるようになります。設定後はプログラムを再起動してください。本来は不要な作業ですが、初期リリース特有の不安定さを考慮すると、再起動しておくのが安全です。

ここで、発表用のプレゼンテーション資料を作成しておくのも忘れずに。この時点で、Bluetoothのペアリング完了、各種オプションの設定完了、そしてノートパソコンとAndroidスマホが同一のWi-Fiネットワークに接続されている状態になっていれば準備万端です。

Androidスマホ側の設定

アプリをダウンロードし、Bluetoothでノートパソコンとペアリングしたら、アプリを起動しましょう。ここで注意点があります。アプリは自動的にBluetoothチャンネルのみをスキャンし、Wi-Fiはデフォルトでは無効になっています。

画面右下の縦3点アイコンをタップしてオプションメニューを開いてください。ポップアップがグレーアウト表示されて戸惑うかもしれませんが、問題なくアクセスできます。次の画面で「ワイヤレスを有効にする」にチェックを入れましょう。この段階で、一度アプリを終了して再度起動することをおすすめします。これもバグ対策の一環です。今後のバージョンアップで、こうした手間は解消されていくはずです。

AndroidスマホでLibreOffice Impressをリモート操作する方法

正直なところ、Impress Remoteはやや不安定です。Bluetooth接続の際に数回クラッシュしたり、Wi-Fiでノートパソコンを認識しないこともありました。最高のスタートとは言えませんが、雪吹雪の中で古いディーゼル車のエンジンをかけるように、何度か試行錯誤すれば必ずつながります。「プレゼンテーションが実行されていません」という画面が表示されれば、正しい道を進んでいます。

操作して楽しむ

これでAndroidデバイスからプレゼンテーションを操作できるようになりました。スライドの前送り・後戻り、サムネイル一覧の表示、画面のブラックアウトなど、リモコンに期待される基本的な操作がすべて可能です。実際に動作させてみると、Impress Remoteアプリはきちんと役目を果たしてくれました。

AndroidスマホでLibreOffice Impressをリモート操作する方法

まとめ

タッチデバイスの操作性には依然として不満も残りますが、このテクニックを使えば、LibreOffice Impressをより本格的でプロフェッショナルなプレゼンテーションツールのように扱えるようになります。確かにまだ多少のバグがあり、洗練さには欠けますが、期待された機能はしっかりと果たしてくれます。

さらに、このチュートリアルを通じて、Bluetooth接続の基本、LibreOfficeに隠れた実験的なオプション、そして異なる種類のデバイス間の連携方法についても学ぶことができます。早い午後の時間を費やす価値は十分にあったと感じています。皆さんのお役に立てば幸いです。

それでは、また次回。

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