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Office 2016でカーソルのスムーズ移動(アニメーション)を無効にする2つの方法

Microsoft Office 2016を使用していると、入力時にカーソルが一文字ずつではなく、なめらかに流れるように動くことに気づいた方は多いのではないでしょうか。文字が画面上に魔法のように描かれていくような演出ですが、業務用ツールになぜこのような機能が必要なのか、不思議に思う人も少なくありません。

筆者が新しいデスクトップPCを購入した際、Windows 10とOffice 2016をインストールしました。以前の組み合わせであるWindows 7 + Office 2010と比べると、操作性の面で明らかな後退を感じます。具体的には、Office 2016ではスタイルボックスが既定でピン留めされておらず、設定を調整する必要があること、ナビゲーションウィンドウが見出しにしか対応しておらず「タイトル」や「サブタイトル」が表示されないことなど、全体的に真剣さに欠ける印象です。しかし、何より大きなストレスになるのがこのカーソルのアニメーションです。ここでは、この不要なアニメーションを無効にする方法を紹介します。

方法1:Windowsの設定でウィンドウ内アニメーションをオフにする

この玩具的な動作を取り除く方法はいくつかありますが、ここでは2つ紹介します。1つ目は、Windows側でウィンドウ内のコントロールや要素のアニメーションを無効にする方法です。この設定は該当機能を使用するすべてのプログラムに影響し、Office 2016(同じ問題を抱える他のバージョンのOffice含む)にも有効です。

手順は以下の通りです。
1. コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 を開きます。
2. 「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」をクリックします。
3. 「視覚効果」タブでラジオボタンを「カスタム」に変更します。
4. 一覧から「ウィンドウ内のコントロールと要素をアニメーション化する」のチェックを外します。
5. 「適用」をクリックして閉じ、Officeを起動すれば完了です。これで正常な動作に戻ります。

Office 2016でカーソルのスムーズ移動(アニメーション)を無効にする2つの方法

Office 2016でカーソルのスムーズ移動(アニメーション)を無効にする2つの方法

方法2:レジストリを編集してOffice 2016のみ無効化する

2つ目の方法は、Officeスイートのみに影響し、他のアプリケーションには影響しません。レジストリを編集することで実現できます。変更後はシステムの再起動は不要で、Officeを再起動するだけで反映されます。

まず、レジストリエディター(regedit)を起動し、以下のキーへ移動します。

HKCU\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Graphics

ツリーに「Graphics」キーが存在しない場合は、「Common」を右クリックして「新規」>「キー」を選択し、「Graphics」という名前で作成してください。

次に、右ペインに以下のDWORD値を追加し、値を「1」に設定します。

DisableAnimations

Office 2016でカーソルのスムーズ移動(アニメーション)を無効にする2つの方法

Office 2013や2019など、他のバージョンを使用している場合も同じ手順で対応できます。違いはレジストリのパスだけです(例:「15.0\Common」など)。もし途中でアニメーションを戻したくなった場合は、DWORD値を削除するか、「0」に設定すれば元に戻ります。

まとめ

ソフトウェアが時代とともに使いにくくなっていくのは、驚きであり、同時に憂鬱な現実です。淡いフォント、目的のないアニメーション、スタイリッシュに見せようとした結果、操作性やアクセシビリティ、効率を損なう視覚演出。コントラストの悪さ、余計なマウスクリック。「モダン」なアプリケーションこそがユーザーの体験を下げる最良の手段であるかのような状況です。Microsoft製ツールについて書いているのは単に筆者が使っているからにすぎませんが、この傾向はソフトウェア業界全体に蔓延しており、まったく意味がありません。

さて、Office 2016をアンインストールして2010に戻すべきか悩みながらも、日常の使用を少しでも快適で生産的にするためのチュートリアルをお届けしました。アニメーションには何の価値もなく、オフィススイート本来の目的からユーザーの注意をそらすだけです。Windowsの設定でアニメーションをまとめてオフにするか、レジストリ編集でOfficeのみ無効化するか、2つの方法から用途に合わせて選んでください。

それでは、快適なOfficeライフを。

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