ExcelでCSVファイルを複数のシートに結合する方法(初心者向けかんたん手順)
Excelで作業をしていると、複数のCSVファイルを同時に扱わなければならない場面によく出くわします。そうしたCSVファイルを1つのワークブックにまとめたいというニーズは非常に頻繁に発生します。この記事では、ExcelでCSVファイルを複数のシートに結合するための手順を、ステップごとにわかりやすく解説します。
サンプルのCSVファイルと、結合後の完成ワークブックはこちらから無料でダウンロードできます。
CSVソースファイル:
結合後の最終ファイル:
CSVファイルを複数のExcelシートに結合する手順
ここでは例として、6年生・7年生・8年生それぞれの生徒の各教科の成績表が、3つの独立したワークブック(CSV形式)として保存されている状況を想定します。各ファイルには生徒名・科目・点数が記録されています。これら3つのワークブックを、1つのワークブック内の複数のシートにまとめていきましょう。以下の手順に沿って進めてください。

📌 ステップ1:VBA用のモジュールを準備する
まず最初に、VBAコードを記述するためのモジュールを挿入して準備します。
- 開発タブ >> Visual Basic をクリックします。

- すると、VBE(Visual Basic Editor)のウィンドウが開きます。
- 次に、挿入タブから標準モジュールを選択します。

これで、VBAコードを挿入するためのモジュールが用意できました。
あわせて読みたい:Excel VBAでCSVファイルを配列に読み込む方法(実用的な4つの例)
📌 ステップ2:VBAコードを記述して保存する
続いて、VBAコードを挿入していきます。
- まずModule1をクリックします。
- その後、VBEのコードウィンドウに以下のコードを入力します。
Sub MergeCSVFiles()
Dim openFiles As Variant
Dim I As Integer
Dim wb As Workbook
Dim mergedWb As Workbook
Dim delimiter As String
Dim screen As Boolean
On Error GoTo ErrHandler
screen = Application.ScreenUpdating
Application.ScreenUpdating = False
delimiter = ";"
openFiles = Application.GetOpenFilename("CSV Files (*.csv), *.csv", , "Merge CSV Files", , True)
If TypeName(openFiles) = "Boolean" Then
MsgBox "No files were selected", , "Merge CSV Files"
GoTo ExitHandler
End If
I = 1
Set mergedWb = Workbooks.Open(openFiles(I))
mergedWb.Sheets(1).Copy
Set wb = Application.ActiveWorkbook
mergedWb.Close False
Do While I < UBound(openFiles)
I = I + 1
Set mergedWb = Workbooks.Open(openFiles(I))
mergedWb.Sheets(1).Move , wb.Sheets(wb.Sheets.Count)
Loop
ExitHandler:
Application.ScreenUpdating = screen
Set wb = Nothing
Set mergedWb = Nothing
Exit Sub
ErrHandler:
MsgBox Err.Description, , "Merge CSV Files"
Resume ExitHandler
End Sub
- キーボードのCtrl + Sを押して、VBAコードを保存します。

- すると、Microsoft Excelのダイアログボックスが表示されます。
- いいえボタンをクリックします。

- 続いて、名前を付けて保存の画面が表示されます。
- ファイルの種類:を.xlsm(マクロ有効ブック)形式に変更し、保存ボタンをクリックします。

これで、VBAコードの記述と保存は完了です。
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📌 ステップ3:コードを実行してCSVファイルを複数のシートに結合する
最後に、VBAコードを実行して、CSVファイルを複数のシートに結合します。
- 開発タブ >> マクロ をクリックします。

- マクロウィンドウが表示されます。
- マクロ名:の一覧からMergeCSVFilesを選択し、実行ボタンをクリックします。

- これで、すべてのワークブックが、別々のワークシートとして新しいワークブックに結合されます。

- 次に、Excelファイルを適切に保存するために、ファイルタブを開きます。

- 展開されたファイルタブから名前を付けて保存をクリックします。

- Excelの名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されます。
- 参照をクリックします。

- 名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されます。
- ファイル名:ボックスに任意のファイル名を入力し、保存ボタンをクリックします。

以上で、複数のCSVファイルが1つのワークブックの複数のシートに結合されました。最終的な結果は以下のようになります。

あわせて読みたい:既存のシートにCSVをインポートする方法(5つの方法)
Power Queryを使ってCSVファイルを1つのシートに結合する
複数のCSVファイルを1枚のシートにまとめたい場合は、ExcelのPower Query機能を活用しましょう。以下の手順に従ってください。
📌 手順:
- まず、データタブ >> データの取得 >> ファイルから >> フォルダーから の順に選択します。

- 参照ウィンドウが開きます。
- CSVファイルを保存しているフォルダーを選択します。
- 開くボタンをクリックします。

- Power Queryのウィンドウが開き、インポート対象のCSVファイルが表示されます。
- 結合ボタン >> データの変換と結合 を選択します。

- ファイルの結合ウィンドウが表示されます。
- プレビューを確認し、データに合わせて区切り記号をセミコロンなどに設定します。
- OKボタンをクリックします。

- Power Queryウィンドウに、結合されたファイルが表示されます。

- 最後に、Power Queryウィンドウのファイルタブ >> 閉じて読み込むボタン >> 閉じて読み込む の順にクリックします。

これで、すべてのCSVファイルがExcelの1枚のシートに結合されます。出力結果は以下のようになります。

あわせて読みたい:区切り記号を指定してCSVをExcelで開く方法(6つの簡単な方法)
💬 注意点
- すべてのファイル・すべてのデータで、区切り記号を統一しておきましょう。
- すべてのCSVファイルは、同じ行・列構成で同じ向きに整えておく必要があります。
まとめ
この記事では、Excelで複数のCSVファイルを複数のシートに結合するためのすべての手順をご紹介しました。記事全体を丁寧に読み、実際に手を動かして練習してみることをおすすめします。この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。ご質問やご提案があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
さらに多くのExcelの問題解決法やヒント・テクニックについては、ExcelDemyもぜひご覧ください。ありがとうございました!
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