Excelでタイムスタンプを自動的に挿入する5つの方法(ショートカット・関数・VBA)
このチュートリアルでは、Excelにタイムスタンプを自動的に挿入するさまざまな方法を解説します。業務や活動の記録を残したいとき、タイムスタンプは非常に便利なツールです。例えば、「従業員がいつ出社したか」を記録したい場合などが典型例です。タイムスタンプを正しく記録しておけば、日々の業務管理が格段にしやすくなります。それでは、Excelでタイムスタンプを自動挿入する具体的な手順を見ていきましょう。
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Excelでタイムスタンプを自動挿入する5つの簡単な方法
この記事では、タイムスタンプを自動挿入する複数の方法を紹介します。取り上げるのは、キー操作だけで完結する静的な方法と、数式やマクロによって常に最新状態を保つ動的な方法の両方です。全部で5つのアプローチを順番に見ていきます。
方法1:キーボードショートカットでタイムスタンプを挿入する
キーボードショートカットは、最も手軽な静的な方法です。数秒で現在の日付や時刻をセルに入力できます。以下の手順に従ってください。
手順:
- まず、タイムスタンプを入力したいセルC5を選択します。
- Ctrl + ;(セミコロン)を押します。
- セルC5に現在の日付が表示されます。
- 次に、セルC6を選択してCtrl + Shift + :(コロン)を押すと、現在の時刻が入力されます。
- さらに、セルC7を選択し、(Ctrl + ;) + Space + (Ctrl + Shift + :)と続けて押します。
- すると、セルC7に「日付+時刻」のタイムスタンプが表示されます。

関連記事:VBAを使わずにセル変更時にタイムスタンプを挿入する3つの方法
方法2:数式を使ってタイムスタンプを自動挿入する
数式を使う方法は動的な方法です。ここではTODAY関数とNOW関数を使用します。これらの関数は、ファイルを開くたびに現在の日付・時刻へ自動更新される点が特徴です。
2.1 TODAY関数を挿入する
TODAY関数を使うには、以下の手順を実行します。
手順:
- まず、セルC5を選択します。
- 次の数式を入力します。
=TODAY()
- Enterキーを押すと、セルC5に現在の日付が表示されます。
- 次に、セルC5を右クリックし、「セルの書式設定」を選択します。

- 「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。
- 「表示形式」タブに移動し、分類から「日付」を選択します。
- 種類の一覧から「3-4-12 1:30 PM」のような形式を選びます。
- サンプル欄に出力イメージが表示されるので確認しましょう。
- 「OK」をクリックします。

- これで、セルC5に現在の日付と時刻のタイムスタンプが表示されます。

2.2 NOW関数を適用する
前の方法と同様に、NOW関数でもタイムスタンプを自動挿入できます。NOW関数は、現在の日付と時刻の両方を返します。以下の手順で実行してください。
手順:
- まず、セルC5を選択します。
- 次の数式を入力します。
=NOW()
- Enterキーを押します。
- セルC5に現在の日時のタイムスタンプが表示されます。

関連記事:セルが変更されたときにタイムスタンプを挿入する2つの効果的な方法
方法3:別の列へのデータ入力と連動してタイムスタンプを自動挿入する
ここでは、「従業員が出社した時刻を記録したい」というシナリオを想定します。従業員がスプレッドシートの列に自分の名前を入力すると、隣の列に自動的に入室日時が表示される仕組みを作ります。この方法では、IF関数とNOW関数を組み合わせます。以下の手順に従ってください。
手順:
- まず、セルC5を選択し、次の数式を入力します。
=IF(B5<>"",IF(C5="",NOW(),C5),"")
- Enterキーを押します。
- 次に、フィルハンドルをセルC5からC8までドラッグします。これで選択範囲全体に数式が適用されます。

- 次に、「ファイル」タブを開きます。

- メニューから「オプション」を選択します。

- 「Excelのオプション」ダイアログボックスが表示されます。
- 「数式」を選択します。
- 計算方法の設定にある「反復計算を行う」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックします。

- その後、セルB5に任意の従業員名を入力します。
- すると、セルC5に日付と時刻のタイムスタンプが自動的に表示されます。

- 最後に、他の従業員名も入力してみましょう。下の画像のような結果になります。

🔎 数式の仕組み
- NOW():現在のタイムスタンプを返します。
- IF(C5="",NOW(),C5),""):セルC5に値がある場合、入力時のタイムスタンプを返します。
- IF(B5<>"",IF(C5="",NOW(),C5),""):セルB5に何か値が入力されると、以前のタイムスタンプを自動的に保持します。
関連記事:Excelでデータ入力フォームを作成する方法(ステップバイステップ)
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方法4:Excel VBAでタイムスタンプを自動挿入する
VBAに慣れている上級ユーザーなら、マクロを使った方法も有効です。ここでは次のデータセットを使って解説します。

以下の手順に従ってください。
手順:
- まず、VBAという名前のワークシートタブを右クリックし、「コードの表示」を選択します。

- VBAのコードウィンドウが開きます。
- 空のコードウィンドウに、次のコードを入力します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim zInt As Integer
Dim zStr As String
Dim yzStr As String
On Error Resume Next
zStr = "B"
yzStr = "C"
If (Not Application.Intersect(Me.Range(zStr & ":" & zStr), Target) Is Nothing) Then
zInt = Target.Row
Me.Range(yzStr & zInt) = Format(Now(), "mm/dd/yyyy hh:mm:ss")
End If
End Sub
- 「実行」ボタンをクリックするか、F5キーを押してコードを実行します。

- マクロ名VBA1を作成し、「実行」ボタンをクリックします。

- その後、セルB5に従業員名を入力します。
- すると、セルC5に入室時刻のタイムスタンプが自動的に表示されます。

- 最後に、他の2つのセルにも名前を入力します。それぞれ対応するタイムスタンプが表示されます。

関連記事:Excel VBAでマクロ実行時にタイムスタンプを挿入する方法
方法5:カスタム関数でタイムスタンプを自動挿入する
この方法もVBAコードを活用したテクニックですが、ポイントは独自のカスタム関数を作成することです。作成した関数を使えば、ワークシート上のどの入力に対してもタイムスタンプを簡単に挿入できます。ここでは、列Bに入力を行い、対応するタイムスタンプが列Cに返される構成にします。

以下の手順で進めましょう。
手順:
- まず、「開発」タブを開きます。
- リボンから「Visual Basic」を選択します。

- VBAのプロジェクトウィンドウが開きます。
- 次に、Sheet6 (Custom)を右クリックします。コードを適用したいワークシートを選んでください。
- 「挿入」>「標準モジュール」を選択します。

- 空白のVBAコードウィンドウが開きます。
- 次のコードを入力します。
Function TIMESTAMP(Ref As Range)
If Ref.Value <> "" Then
TIMESTAMP = Format(Now, "dd-mm-yyyy hh:mm:ss")
Else
TIMESTAMP = ""
End If
End Function
- 「保存」ボタンをクリックしてコードを保存します。

- その後、セルC5を選択します。
- 新しく作成した関数を使った数式を入力します。
=TIMESTAMP(B5)
- Enterキーを押します。
- 次に、フィルハンドルをセルC5からC7までドラッグします。

- 続いて、セルB5に名前を入力します。
- すると、セルC5にセルB5の入力に対応するタイムスタンプが表示されます。

- 最後に、残りの2件も入力します。下の画像のような結果になります。

関連記事:行内のセルが変更されたときにExcelの日付スタンプを挿入する方法
まとめ
この記事では、Excelにタイムスタンプを自動挿入する5つの異なる方法を紹介しました。キーボードショートカットのような手軽な静的手法から、数式やVBAを活用した動的な手法まで、用途に応じて使い分けることができます。記事内のサンプルワークシートをダウンロードして、ぜひ実際に試してみてください。ご不明な点があれば、下のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。チームができるだけ早く回答いたします。今後も役立つMicrosoft Excelのソリューションをお届けしていきますので、お楽しみに。
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