Excelで複数のセルにハイパーリンクを設定する3つの方法
Microsoft Excelにおけるハイパーリンクは、特定のWebページへのリンクとして活用されるだけでなく、別のファイルやExcelシート、さらには特定のセルへジャンプできる便利な機能です。ハイパーリンクをクリックするだけで、ブック内の目的の場所へ素早く移動できます。
この記事では、Excelで複数のセルにハイパーリンクを設定する方法を3つご紹介します。説明が分かりやすいよう、Excel関連のトピック名とWebアドレスを含むサンプルデータを使用します。

Excelで複数のセルにハイパーリンクを設定する3つの方法
本記事では、HYPERLINK関数と「挿入」オプションを使って、複数のセルにハイパーリンクを作成する3つの方法を順番に解説していきます。
方法1:HYPERLINK関数を使ってハイパーリンクを設定する
HYPERLINK関数を使えば、Excelで簡単にハイパーリンクを作成できます。長いWebアドレスを含むデータセットがある場合でも、トピック名に応じてリンクを設定することが可能です。
手順:
- まず、セルD5に以下の数式を入力します。
=HYPERLINK(C5,B5)

- 次に、Enterキーを押します。

- 最後に、フィルハンドルを下方向にドラッグしてオートフィルで残りの行にも数式を適用します。

これで、すべてのWebリンクに対してトピック名ベースのハイパーリンクが作成されました。リンクされたセルにはトピック名が表示されていることが確認できます。
関連記事: Excelで複数のPDFファイルにハイパーリンクを設定する方法(3つの方法)
方法2:リンク・ファイル・アドレスへのハイパーリンクを作成する
この方法では、Excel上でファイルやセルへのハイパーリンクを作成する手順を見ていきます。
手順:
- まず、セルC5をクリックし、Ctrl+Kを押すか、「挿入」>「リンク(ハイパーリンク)」を選択します。

- ダイアログボックスが表示されるので、任意のファイル、画像、既存のExcelファイル、PowerPointなどを選択できます。

- 下の画像のように、Excelファイルを選択し、「表示文字列」ボックスで表示名を変更しました。

- OKをクリックすると、以下のようなハイパーリンクが作成されます。このリンクをクリックすると、リンク先のファイルが自動的に開きます。

- Webサイトへのリンクを作成したい場合は、Ctrl+Kを押して、画像のように操作します。

- ここでは、自社サイトexceldemy.comへのリンクを作成しました。

- Excel内の任意のセルにリンクしたい場合も、Ctrl+Kを押した後に以下のように操作します。

- すると、セルは下の画像のように表示されます。

続いて、別のシートへのハイパーリンクを作成してみましょう。
例えば、クリックするとExcelシート内のトピック一覧の場所へジャンプするハイパーリンクを作成したいとします。
- まずCtrl+Kを押し、以下のように設定します。

- ここでは「Sample Dataset」シートを選択しました。最終的にデータセットは下の画像のようになります。

- このハイパーリンクをクリックすると、同じExcelブック内のサンプルデータセットにあるトピック名の範囲へジャンプします。

関連記事: Excelで複数のハイパーリンクを有効化する方法(4つの方法)
あわせて読みたい記事
- [解決済み!] このブックには安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが含まれています
- Excelで別シートへのドロップダウンリスト型ハイパーリンクを作成する方法
- Excelで画像をセルの値にリンクさせる方法(4つの簡単な方法)
- Excelのリンクが切れ続ける原因は?(3つの理由と解決策)
- [修正方法]: Excelのリンクの自動更新が無効になっている場合の対処法
方法3:名前付き範囲を使ってセル範囲にハイパーリンクを作成する
この方法では、「名前の定義」機能を活用します。複数のセルからなる範囲に一度でジャンプできるリンクを作りたい場合に特に便利です。
手順:
- まず、対象の範囲を選択し、「数式」>「定義された名前」へ進みます。

- ダイアログボックスが表示されるので、範囲に名前を定義します。

- 次に、ハイパーリンクを挿入したいセルを選択し、Ctrl+Kを押します。

- 表示された画面で、先ほど定義した名前を選択します。

- OKをクリックすると、以下のような結果が得られます。

- このリンクをクリックすると、ハイパーリンクが設定された複数のセルがある場所へジャンプします。

関連記事: Excelでハイパーリンクを作成する方法(5つの簡単な方法)
練習セクション
これらの時短テクニックに慣れるためには、何よりも実践的な練習が重要です。そこで、これらの方法を実際に試せる練習用ワークブックをご用意しました。ぜひダウンロードして活用してください。

まとめ
以上、Excelで複数のセルにハイパーリンクを設定する3つの方法をご紹介しました。用途や好みに合わせて、最適な方法をお選びください。ご質問やフィードバックがあれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
関連記事
- Excelでセルへのハイパーリンクを設定する方法(2つの簡単な方法)
- Excelで別シートにハイパーリンクを追加する方法(2つの簡単な方法)
- セルの値に基づいてExcelのハイパーリンクを別シートに設定する方法
- ExcelのCELL関数の使い方(5つの簡単な例)
- [解決済み!] Excelで「リンクの解除」が動作しない問題(7つの解決策)
- ExcelでURLからハイパーリンクを抽出する方法(3つの方法)
-
Excelでシートを1ページに収めて印刷する方法(3つの簡単なテクニック)
Excelのワークシートの内容が多いと、印刷時に複数ページにまたがってしまうことがあります。その場合、はみ出した列や行が別の用紙に印刷されてしまい、1列や1行だけの紙を印刷するのはとても非効率です。そこで便利なのが、印刷範囲を縮小してすべての内容を1ページに収める機能です。この記事では、Excelで「ページに適合(Fit to Page)」を設定する3つの方法をわかりやすく解説します。 Excelで1ページに収めるための3つの方法 Excelのスプレッドシートは、思った通りに印刷されないことがよくあります。運が良ければ行と列がちょうど用紙サイズに一致しますが、多くの場合、わずか1列や1行のは
-
Excelで特定の値が入力されたセルを一括クリアする2つの方法
Excelで作業していると、特定の値が入力されたセルを削除・クリアしたい場面に遭遇することがあります。対象は1つのセルの場合もあれば、同じ値を持つ複数のセルの場合もあります。大規模なデータセットを扱う際、1つずつセルを目視で確認しながら値を消していくのは、時間がかかり非効率です。そこで本記事では、Excelで特定の値が入力されたセルを効率的にクリアする方法をご紹介します。 Excelで特定の値のセルをクリアする2つの便利な方法 本記事では、特定の値が入力されたセルをクリアするための、簡単で実用的な2つの方法を解説します。1つ目の方法では、Excel標準機能の[検索と置換]を使用します。2つ目