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Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

Excelの「データの入力規則」は、セルに入力できる値を制御できる非常に便利な機能です。この機能を設定すると、ユーザーは自由な値を入力することができず、あらかじめ用意されたリストから選択する必要があります。本記事では、Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストでオートコンプリート(入力候補の自動補完)を実現する方法を、2つのアプローチで詳しく解説します。

Excelで入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ここでは、データの入力規則ドロップダウンリストにオートコンプリート機能を追加する2つの方法を紹介します。以下のサンプルデータを使用して説明していきます。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

方法1:VBAコードとコンボボックスコントロールでオートコンプリートを実現する

まずは、ActiveXコントロールのツールにカスタムVBAコードを組み合わせて、ドロップダウンリストからのデータ入力を自動補完する方法を見ていきましょう。

ステップ1:

  • まず、リボンに「開発」タブを追加します。「ファイル」>「オプション」の順にクリックします。
  • Excelのオプション」で「リボンのユーザー設定」を選択します。
  • 開発」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ2:

  • 開発」タブから「挿入」を選択します。
  • ActiveXコントロール」の中から「コンボボックス」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ3:

  • データ範囲上にコンボボックスを配置します。
  • マウスを右クリックし、一覧から「プロパティ」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ4:

  • プロパティ」ウィンドウで、オブジェクト名「Name」を「TempComboBox」に変更します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ5:

  • シート見出し(シート名)を右クリックします。
  • 一覧から「コードの表示」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

すると、VBAコードエディター(VBE)が開きます。ここにVBAコードを記述していきます。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ6:

  • 以下のVBAコードをコピーして、コードウィンドウに貼り付けてください。
Private Sub Wrksht_SelectionChange(ByVal Target As Range)
    Dim combox_1 As OLEObject
    Dim str_1 As String
    Dim ws_1 As Worksheet
    Dim arr_1
    
    Set ws_1 = Application.ActiveSheet
    On Error Resume Next
    Set combox_1 = ws_1.OLEObjects("TempComboBox")
    With combox_1
        .ListFillRange = ""
        .LinkedCell = ""
        .Visible = False
    End With
    If Target.Validation.Type = 3 Then
        Target.Validation.InCellDropdown = False
        Cancel = True
        str_1 = Target.Validation.Formula1
        str_1 = Right(str_1, Len(str_1) - 1)
        If str_1 = "" Then Exit Sub
        With combox_1
            .Visible = True
            .Left = Target.Left
            .Top = Target.Top
            .Width = Target.Width + 5
            .Height = Target.Height + 5
            .ListFillRange = str_1
            If .ListFillRange = "" Then
                arr_1 = Split(str_1, ",")
                Me.TempComboBox.List = arr_1
            End If
            .LinkedCell = Target.Address
        End With
        combox_1.Activate
        Me.TempComboBox.DropDown
    End If
End Sub
Private Sub TempComboBox_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
    Select Case KeyCode
        Case 9
            Application.ActiveCell.Offset(0, 1).Activate
        Case 13
            Application.ActiveCell.Offset(1, 0).Activate
    End Select
End Sub

ステップ7:

  • VBAコードを保存したら、データシートに戻ります。「開発」タブから「デザインモード」をオフにします。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ8:

  • セルC5を選択します。
  • データ」タブの「データツール」グループにある「データの入力規則」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ9:

  • データの入力規則」ダイアログボックスが表示されます。「入力値の種類」で「リスト」を選択します。
  • 元の値」欄に参照したい値の範囲を指定します。
  • OK」をクリックします。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ10:

  • 「選択」列の任意のセルをクリックし、頭文字となる1文字を入力してみましょう。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

文字を入力すると、その文字に一致する候補がセル上に自動的に表示されます。

あとは、候補リストから目的の項目を選択しながら、すべてのセルを入力していきましょう。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

関連記事: ExcelでVBAを使ったデータの入力規則ドロップダウンリスト(7つの活用例)

方法2:ActiveXコントロールのコンボボックスのみでオートコンプリートを実現する

次に、VBAコードを使わず、ActiveXコントロールのコンボボックスだけでも自動入力補完が実現できることを確認しましょう。

ステップ1:

  • 開発」タブの「挿入」グループを選択します。
  • ActiveXコントロール」から「コンボボックス」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ2:

  • コンボボックスをデータ範囲の任意の空白部分に配置します。
  • 次に、マウスを右クリックします。
  • 一覧から「プロパティ」を選択します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ3:

  • LinkedCell(リンクするセル)」欄に「C5」と入力します。これにより、選択したデータがセルC5に表示されるようになります。
  • ListFillRange」欄に「$B$5:$B$9」と入力します。
  • MatchEntry」欄で「1-fmMatchEntryComplete」を選択し、変更を保存します。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ4:

  • 開発」タブから「デザインモード」を無効にします。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

ステップ5:

  • コンボボックスに任意の文字を入力すると、入力候補が自動的に表示されます。確定すると、データがセルC5に反映されます。

Excelのデータの入力規則ドロップダウンリストをオートコンプリートする2つの方法

関連記事: Excelでデータの入力規則用ドロップダウンリストを作成する方法(8つの方法)

まとめ

本記事では、Excelのドロップダウンリストによるデータの入力規則に、オートコンプリート機能を追加する方法を2通り解説しました。VBAコードを使う方法と、ActiveXコントロールだけで完結する方法のどちらも、日々の入力作業を大幅に効率化できます。ぜひ実際にお試しください。当サイトExceldemy.comにもぜひお立ち寄りいただき、コメント欄でご意見・ご感想をお聞かせください。

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