Excelで色付きドロップダウンリストを作成する2つの方法【初心者向け完全ガイド】
データセット内に何度も使用する特定の値がある場合、Excelのドロップダウンリストは非常に便利です。さらに、値を視覚的に区別しやすくするために、色分けを組み合わせたいケースも多いでしょう。特にアクセサリー、洋服、おもちゃなどの商品データでは、色コードを加えることでデータセットの情報がより分かりやすくなります。
この記事では、色付きのドロップダウンリストを作成する2つの方法を、手順を追って詳しく解説します。
説明を分かりやすくするために、洋服店の注文データを例に使用します。このデータセットには、「注文ID」「商品(ドレス)」「利用可能な色」「利用可能なサイズ」の4つの列が含まれています。

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色付きドロップダウンリストを作る2つの方法
方法1:手動で色付きドロップダウンリストを作成する
まず「データの入力規則」機能を使ってドロップダウンリストを作成し、その後「条件付き書式」機能を使ってリストの値に色を付けます。
ここでは、「利用可能な色」のドロップダウンリストを作成します。

1.1. ドロップダウンリストの作成
まず、データの入力規則を適用するセルまたはセル範囲を選択します。
⏩ ここではセル範囲 E4:E12 を選択しました。
次に、「データ」タブを開き >> 「データツール」グループから >> 「データの入力規則」を選択します。

ダイアログボックスが表示されます。「入力値の種類」で、使用したいオプションを選びます。
⏩ ここでは 「リスト」 を選択しました。

続いて、「元の値」(ソース)を指定します。
⏩ ここでは元の値としてセル範囲 G4:G9 を選択しました。

⏩ 最後に 「OK」 をクリックします。

➤ これで、選択した範囲にデータの入力規則が適用されました。

1.2. ドロップダウンリストに色を付ける
➤ ドロップダウンリストが作成できたら、条件付き書式を使ってリストの値に色を追加していきます。
まず、すでにデータの入力規則が適用されているセル範囲を選択します。
⏩ ここではセル範囲 E4:E12 を選択しました。
➤ 「ホーム」タブを開き >> 「条件付き書式」 >> 「新しいルール」を選択します。

ダイアログボックスが表示されるので、「ルールの種類の選択」から任意のルールを選びます。
⏩ ここでは 「指定の値を含むセルだけを書式設定」 を選択しました。
「ルールの内容を編集してください」で、「次の書式を設定するセル」の条件を選択します。
⏩ ここでは 「指定の文字列」 を選択しました。

➤ 次に、シート上で指定の文字列が含まれるセルアドレスを選択します。

⏩ ここでは、色「Green(緑)」が含まれるセル G4 を選択しました。

➤ 「書式」ボタンをクリックして、指定の文字列に適用する色を設定します。

別のダイアログボックスが表示されるので、好みの塗りつぶし色を選択します。
⏩ 指定の文字列が「Green」なので、塗りつぶし色も 「緑」 を選択しました。その後 「OK」 をクリックします。

すべての新しい書式ルールの設定が完了したら、最後にもう一度 「OK」 をクリックします。

これで、指定の文字列 「Green」 が緑色で表示されるようになりました。

以降、ドロップダウンリストから 「Green」 を選択するたびに、そのセルが自動的に緑色で表示されます。

➤ 他の値にも同じ手順を繰り返して、ドロップダウンリストの各項目に色を付けていきます。
⏩ 今回は、すべてのドロップダウンリストの値を、それぞれの名前に対応する色で塗り分けました。

➤ これで、ドロップダウンリストから任意の値を選択するたびに、その値に対応した色がセルに表示されます。

関連記事:Excelでの条件付きドロップダウンリストの作成方法
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方法2:テーブル形式を使った色付きドロップダウンリスト
データを頻繁に追加・更新する動的なデータセットを扱っている場合は、テーブル形式を活用しましょう。テーブル化しておけば、新しく行を追加しても、色付きドロップダウンリストが自動的に新しい行にも反映されます。
ここでは、前述と同じデータセットを使用し、「利用可能なサイズ」と「利用可能な色」の2つのドロップダウンリストを作成します。

2.1. ドロップダウンリストの作成
まず、データの入力規則を適用するセルを選択します。
⏩ ここではセル D4 を選択しました。
「データ」タブを開き >> 「データツール」グループから >> 「データの入力規則」を選択します。

ダイアログボックスが表示されたら、「入力値の種類」で希望のオプションを選びます。
⏩ ここでは 「リスト」 を選択しました。
続いて、シートから元の値(ソース)を指定します。

⏩ ここでは元の値としてセル範囲 I4:I7 を選択しました。

⏩ 「OK」 をクリックします。

➤ 選択した範囲にデータの入力規則が適用されました。

同様に、色用のセルにもデータの入力規則を適用します。
⏩ 色のリスト用にセル E4 を選択しました。
「データ」タブを開き >> 「データツール」グループから >> 「データの入力規則」を選択します。

ダイアログボックスが表示されたら、「入力値の種類」からオプションを選択します。
⏩ ここでも 「リスト」 を選択しました。
続いて、シートから元の値(ソース)を指定します。

⏩ ここでは元の値としてセル範囲 G4:G7 を選択しました。

⏩ 最後に 「OK」 をクリックします。

これで、選択した範囲にデータの入力規則が適用されました。

2.2. ドロップダウンリストに色を付ける
➤ ドロップダウンリストが作成できたら、条件付き書式を使って各値に色を追加します。
まず、データの入力規則が適用されているセル範囲を選択します。
⏩ ここではセル D4 を選択しました。
➤ 「ホーム」タブを開き >> 「条件付き書式」 >> 「セルの強調表示ルール」 >> 「指定の値に等しい」を選択します。

ダイアログボックスが表示されるので、「次の値に等しいセルを書式設定」の対象となるセルを選択します。
⏩ ここではセル I4 を選択しました。
「書式スタイル」で好みのオプションを選択します。
⏩ ここでは 「濃い緑の文字、緑の背景」 を選択しました。最後に 「OK」 をクリックします。

これで、ドロップダウンリストのサイズ値に選択した色が適用されます。

➤ 同じ手順で、セル I5 の値にも色を付けます。

セル I5 の値にも選択した書式の色が適用されました。

➤ 同様の手順を繰り返し、「利用可能なサイズ」のすべてのドロップダウンリスト値に色を付けます。

続いて、「利用可能な色」のドロップダウンリストにも色を付けます。
⏩ セル E4 を選択しました。
➤ 「ホーム」タブを開き >> 「条件付き書式」 >> 「セルの強調表示ルール」 >> 「指定の値に等しい」を選択します。

ダイアログボックスが表示されるので、「次の値に等しいセルを書式設定」の対象セルを選択します。
⏩ ここではセル G4 を選択しました。
「書式スタイル」でオプションを選択します。
⏩ ここでは 「ユーザー設定の書式」 を選択しました。

別のダイアログボックスが表示されるので、好みの塗りつぶし色を選択します。
⏩ ここでは色 「緑」 を選択し、「OK」 をクリックします。

➤ 再度 「OK」 をクリックします。

これで、選択した色がドロップダウンリストの値に適用されました。

➤ 同じ手順で、「利用可能な色」のすべての値に色を付けます。

これで、各値がそれぞれ設定した色で表示されるようになります。

2.3. テーブル形式でドロップダウンリストを拡張する
現時点ではデータは1行分しかありませんが、後から複数の行を追加することもあります。そこで、データセットをテーブルとして書式設定しておきます。こうすることで、テーブルに行を追加すると、色付きドロップダウンリストが自動的に新しい行にも引き継がれます。
まず、テーブルとして書式設定するセル範囲を選択します。
⏩ ここではセル範囲 B3:E4 を選択しました。
次に、「ホーム」タブを開き >> 「テーブルとして書式設定」から任意のスタイルを選択します(今回はライト系のスタイルを選択しました)。

ダイアログボックスが表示されます。
⏩ 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
そして 「OK」 をクリックします。

テーブル形式が適用されました。

次に、5行目に新しいデータを入力してみましょう。ドロップダウンリストが自動的に表示されることが確認できます。

➤ 任意の値を選択して、色が正しく付くか確認してみます。

新しい行でも、色付きのドロップダウンリストが使えることがわかります。

➤ 追加したすべての行で、色付きドロップダウンリストが自動的に利用できます。

⏩ テーブルの見出しに表示されるフィルター(絞り込み)ボタンが不要な場合は、削除できます。
まず、テーブル全体を選択します。
次に、「テーブルデザイン」タブを開き >> 「テーブルスタイルのオプション」から >> 「フィルターボタン」のチェックを外します。

これで、テーブル見出しのフィルターボタンが非表示になりました。

関連記事:テーブルからExcelのドロップダウンリストを作成する方法
練習セクション
本記事で紹介した方法を実際に練習できるよう、ワークブックに練習用シートを用意しています。ぜひダウンロードして操作を試してみてください。

まとめ
この記事では、Excelで色付きドロップダウンリストを作成する2つの方法(手動での作成方法とテーブル形式を活用する方法)を解説しました。テーブル形式を使えば、データを追加しても色付きリストが自動的に反映されるため、動的なデータ管理に特に便利です。ご質問や改善のご提案、フィードバックなどがございましたら、ぜひ下記のコメント欄からお気軽にお寄せください。
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