Excelフィルターのショートカットキー徹底解説|3つの方法と実例で覚える使い方
Microsoft Excelでフィルターのショートカットを活用することは、データの絞り込み作業を大幅に効率化できる非常に便利なテクニックです。作業時間を短縮できるだけでなく、業務全体の生産性向上にもつながります。通常、フィルターは大量のデータセットの中から、特定の条件に合致するデータだけを表示したい場合に使用します。
この記事では、Excelでフィルターを素早く適用するための3つの方法を、具体的な手順とともに詳しく解説していきます。
ショートカットでExcelデータをフィルターする3つの方法
大規模なデータセットを扱う際、フィルター処理は欠かせない操作です。ここでは、Excelフィルターのショートカットを活用する3つの方法をご紹介します。
方法1:データタブの「フィルター」を使ってデータを絞り込む
まずはデータタブからフィルターを適用する方法です。ここでは、営業担当者の姓と勤務地(都市)別に売上金額を分類した次のデータセットを使用して説明します。以下の簡単な手順に従って操作してみましょう。

手順:
- まず、データ範囲内の任意のセルを選択します。ここではセルB4を選択します。
- 次に、データタブをクリックします。
- 続いて、データタブ内の「並べ替えとフィルター」グループにある「フィルター」を選択します。

- これで、データセットの見出し行にフィルターのドロップダウン矢印アイコンが表示されます。

関連記事: Excelでフィルターを追加する方法
方法2:「並べ替えとフィルター」オプションでデータを絞り込む
次に、ホームタブの「並べ替えとフィルター」オプションを使って、フィルターアイコンを表示する方法をご紹介します。こちらも先ほどと同じデータセットを使用します。

手順:
- まず、ホームタブを開きます。

- 次に、ホームタブの「編集」グループにある「並べ替えとフィルター」を選択します。
- ドロップダウンメニューが表示されたら、「フィルター」をクリックします。

- 最後に、データ範囲の見出し行にフィルターのドロップダウン矢印アイコンが表示されていることを確認できます。

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方法3:キーボードショートカットでExcelデータをフィルターする
ショートカットというと、真っ先に思い浮かぶのがキーボードショートカットですよね。Excelフィルターのショートカットでも、キーボード操作を活用できます。このセクションでは、フィルター操作に役立つ8つのキーボードショートカットを詳しく解説します。
3.1 フィルター機能のオン/オフを切り替える
シンプルなキーボードショートカットだけで、任意のデータ範囲に対するフィルターの有効/無効を切り替えられます。これまでの例と同じデータセットを使用します。以下の手順に従ってください。

手順:
- まず、データ範囲内のセルを選択します。この例ではセルB4を選択します。
- 次に、Ctrl + Shift + Lを同時に押します。
- すると、データ範囲の見出し行にフィルターのドロップダウン矢印アイコンが表示されます。

- 再度Ctrl + Shift + Lを押すと、フィルターのドロップダウン矢印アイコンが見出しから消えます。

3.2 ショートカットキーでフィルターのドロップダウンメニューを開く
フィルターアイコンをクリックすればフィルターのオプションにアクセスできることはすでにご紹介しましたが、同じ操作をキーボードショートカットでも行えます。フィルターのドロップダウン矢印が表示された状態のデータセットを用意して、以下の手順を試してみましょう。

手順:
- まず、見出し行の任意のセルを選択します。ここではセルB4を選択します。
- 次に、Alt + 下矢印キーを押します。
- これで、「姓」列をフィルターするためのオプション一覧が表示されます。

3.3 ドロップダウンメニューからキーボードで項目を選択する
Alt + 下矢印キーでフィルターのオプションを開いた後、ドロップダウンメニューから項目を選択してみましょう。以下の簡単な手順に従ってください。
手順:
- 上矢印または下矢印キーで、目的のコマンドを選択します。
- 選択したらEnterキーを押してコマンドを適用します。

3.4 下線付き文字(アクセスキー)を使ってフィルターする
ドロップダウンメニュー内の各コマンドには下線付きの文字(アクセスキー)が割り当てられており、それを利用して直接コマンドを実行できます。下線付き文字を使ったExcelフィルターショートカットの使い方は、以下の表を参考にしてください。
| ショートカット | 実行される操作 |
|---|---|
| Alt + 下矢印 + S | 小さい順に並べ替え(昇順)またはAからZへ並べ替え |
| Alt + 下矢印 + O | 大きい順に並べ替え(降順)またはZからAへ並べ替え |
| Alt + 下矢印 + T | サブメニュー「色で並べ替え」を開く |
| Alt + 下矢印 + I | サブメニュー「色フィルター」にアクセス |
| Alt + 下矢印 + F | サブメニュー「日付フィルター」を選択 |
また、スペースキーを押すことで、フィルター項目のチェックのオン/オフを切り替えることもできます。

3.5 検索ボックスを使って項目をフィルターする
フィルターのドロップダウンには、項目リストの上部に検索ボックスがあります。データセット内の項目数が多い場合、この検索ボックスを使えば目的の項目を素早く見つけられます。以下の手順で試してみましょう。
手順:
- まず、データセットでフィルターのドロップダウンメニューを開きます。ここでも前回と同じデータセットを使用します。
- 次に、Alt + 下矢印 + Eを押します。これで検索ボックスがアクティブになります。
- 検索ボックスに「Sm」と入力します。
- すると、「Sm」で始まる項目だけが表示されます。

3.6 特定の列だけフィルターを解除する
次のデータセットには、2つの列にフィルターが適用されています。ここで、特定の列「City」だけフィルターを解除したいとしましょう。Ctrl + Shift + Lを押すとデータセット全体のフィルターが解除されてしまうため、これは望ましい操作ではありません。特定の列だけフィルターを解除するには、以下の手順に従います。

手順:
- まず、見出しセルC4を選択します。
- 次に、Alt + 下矢印 + Cを押します。
- これで、「City」列のフィルターが解除されました。一方、「Last Name」列のフィルターはそのまま維持されています。

3.7 ユーザー設定フィルターのダイアログボックスで絞り込む
この方法では、ユーザー設定フィルターのダイアログボックスを使って、特定の条件でフィルターを適用します。先ほどと同じデータセットを使用し、「City」列を都市「New York」だけで絞り込みます。

手順:
- まず、見出しセルC4を選択します。
- 次に、Alt + 下矢印を押してフィルターのドロップダウンメニューを表示します。
- 続いて、FキーとEキーを順番に押します。
- すると、「ユーザー設定オートフィルター」という新しいダイアログボックスが開きます。
- 入力ボックスに条件「等しい」と「New York」を指定します。
- OKをクリックします。

- 最終的に、都市「New York」のデータだけが表示されます。

3.8 ショートカットキーで空白セル・空白以外のセルをフィルターする
データセットには空白セルが含まれていることがあります。キーボードショートカットを使えば、空白セルと空白以外のセルをそれぞれフィルターできます。以下のデータセットには空白セルが含まれており、両方のパターンを個別にフィルターしてみましょう。

手順(空白セルを表示する場合):
- まず、見出しセルB4を選択し、Alt + 下矢印を押します。
- 次に、FキーとEキーを順番に押して、ユーザー設定フィルターのダイアログボックスを開きます。
- 「Last Name」セクションのドロップダウンで「等しい」を選択します。
- 2つ目の入力ボックスは空欄のままにします。
- OKをクリックします。

- これで、「Last Name」列の空白セルだけが表示されます。

逆に、「Last Name」列の空白以外のセルをフィルターしたい場合は、以下の手順に従います。
手順(空白以外のセルを表示する場合):
- まず、見出しセルB4を選択し、Alt + 下矢印を押します。
- 次に、FキーとNキーを順番に押します。ユーザー設定フィルターのダイアログボックスが開きます。
- 「Last Name」セクションのドロップダウンで「等しくない」を選択します。
- 2つ目の入力ボックスは空欄のままにします。
- OKをクリックします。

- 最終的に、「Last Name」列の空白以外のセルだけが表示されます。

関連記事: Excelでフィルターを解除する方法
注意点
- 1つのワークシート内で複数のデータ範囲にフィルターを適用する場合は、Excelのテーブル機能を利用する必要があります。
- 1つの列に対して同時に使用できるフィルターは1種類だけです。たとえば、同じ列でテキストフィルターと色フィルターを同時に使うことはできません。
- 同じ列に異なる種類のデータを混在させないようにしましょう。
まとめ
この記事では、Excelフィルターのショートカットの使い方について解説しました。作業をスムーズに進められるよう、さまざまな方法を具体的な手順とともにご紹介しています。ぜひ実際に手を動かして練習してみてください。もし不明な点がありましたら、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。できるだけ早くお答えいたします。
さらに学びたい方へ
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