Excelで期限切れの日付を条件付き書式で強調表示する3つの方法
Excelで、特定の日付(今日や任意の日付)よりも前の日付を強調表示したいと思ったことはありませんか?そのような場合でも心配はいりません。Excelには、期限切れの日付をハイライトするための条件付き書式を適用する方法が複数用意されています。この記事では、初心者の方でも簡単に実践できる3つの方法を、手順を追って詳しく解説していきます。
練習用ワークブックのダウンロード
記事と一緒に配布しているExcelファイルをダウンロードし、実際に操作しながら学習することをおすすめします。
TODAY関数の概要
TODAY関数は、現在の日付を返す関数です。既定で標準形式になっているセルにTODAY関数を入力すると、関数を適用した時点でセルの形式が自動的に日付形式へと変更されます。
構文
TODAY()
TODAY関数の構文には引数がありません。
期限切れの日付に条件付き書式を適用する3つの方法
この記事では、プロジェクトの締め切り一覧をサンプルデータとして使用し、各方法を順番に説明していきます。まずはデータセットを確認しておきましょう。

それでは、各方法をひとつずつ見ていきましょう。
方法1:「指定値より小さい」コマンドで期限切れの日付を強調表示する
特定の日付より前の日付が入力されたセルをすべて強調表示したい場合は、Excelの「指定値より小さい」コマンドを使うと簡単に実現できます。手順は以下の通りです。
❶ 書式を適用したいセル範囲を選択します。
❷ ホーム ▶ 条件付き書式 ▶ セルの強調表示ルール ▶ 指定値より小さい の順にクリックします。

上記の手順を完了すると、「指定値より小さい」ダイアログボックスが表示されます。ここに基準となる日付を入力すると、その日付より前の日付が入力されたすべてのセルが色で強調表示されます。
今回は例として「2021/2/18」という日付を入力し、OKをクリックします。

OKをクリックすると、下の画像のように該当するすべてのセルが色で強調表示されます。

関連記事: 今日より前の日付に条件付き書式を適用する方法(3つの簡単な手順)
方法2:TODAY関数を使って期限切れの日付を強調表示する
次に、TODAY関数と条件付き書式グループの「新規ルール」コマンドを組み合わせて、すべての期限切れの日付に条件付き書式を適用する方法を紹介します。手順は以下の通りです。
❶ 条件付き書式を適用したいセル範囲を選択します。
❷ ホーム ▶ 条件付き書式 ▶ 新規ルール の順にクリックします。

すると、「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで以下の操作を行います。
❶ 「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
❷ 「次の書式のセルを書式設定」欄で「指定の値より小さい」を選択し、その右側の入力ボックスに数式 =TODAY() を入力します。
❸ 書式ボタンから塗りつぶしの色などを選択します。
❹ 最後にOKをクリックします。

これらの手順が完了すると、下の画像のようにすべての該当セルがオレンジ色で強調表示されます。

関連記事: 日付に基づいてExcelで条件付き書式を使う方法
方法3:数式を使った新規ルールで期限切れの日付を強調表示する
新しいルールを作成して数式を使用すれば、より複雑な条件で期限切れの日付を色分けして強調表示することができます。たとえば、プロジェクトの締め切り一覧の中から、基準日(2021/1/5)との差が10日を超える日付だけを強調表示したいケースを考えてみましょう。手順は以下の通りです。
❶ 条件付き書式を適用したいセル範囲を選択します。
❷ ホーム ▶ 条件付き書式 ▶ 新規ルール の順にクリックします。

「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されるので、以下の操作を行います。
❶ 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
❷ 「次の式を満たす値を書式設定」ボックスに数式 =$C$16-C5>10 を入力します。
❸ 書式ボタンから好みの書式色を選択します。
❹ 最後にOKボタンをクリックします。

これらの作業が完了すると、下の画像のように書式コマンドで選択した色で、意図したセルが強調表示されていることを確認できます。

関連記事: 30日以内の日付に対するExcelの条件付き書式
覚えておきたいポイント
📌 条件付き書式コマンドを適用する前に、必ず対象のセル範囲を選択しておきましょう。
📌 条件付き書式の操作を取り消したい場合は、Ctrl + Zキーを押せば元に戻せます。
まとめ
今回は、Excelで期限切れの日付に条件付き書式を適用する3つの方法を紹介しました。記事に添付された練習用ワークブックをダウンロードして、実際にすべての方法を試してみることをおすすめします。ご不明な点があれば、下のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。関連するご質問にはできるだけ早くお答えいたします。
あわせて読みたい
- Excelの日付に関する条件付き書式の使い方
- 日付に基づいて行全体を強調表示する条件付き書式の設定方法
- 別のセルの日付に基づくExcelの条件付き書式(4つの方法)
- 他のセルに入力された日付をもとにしたExcelの条件付き書式
-
Excelで条件付き書式を適用したデータを色でフィルターする方法【初心者向け完全ガイド】
Excelで作業をしていると、条件付き書式で色分けしたデータを色を基準にフィルターしたい場面によく出くわします。Excelの条件付き書式機能を使えば、さまざまな条件に応じてセルの見た目を変えることができ、その色をもとにデータを絞り込めば、必要な情報だけを簡単に抽出できます。データ量が少なければ手作業でも対応できますが、大規模なデータセットでは手動での絞り込みは時間がかかり、非常に面倒な作業になってしまいます。しかし心配はいりません。Excelにはスプレッドシートに関するほぼすべての問題に対する解決策が用意されています。この記事では、わずか数ステップで条件付き書式で色付けしたデータを色でフィルタ
-
書式設定なしでCSVファイルをExcelで開く2つの簡単な方法
Excelでは、大規模なデータセットからデータを取り込む際にCSVファイルをよく利用します。CSVはComma Separated Value(カンマ区切り値)の略で、CSVファイル内の各値はカンマで区切られています。Excelでは複数の方法でCSVファイルを作成できますが、本記事では書式設定を適用せずにCSVファイルを開く2つの便利な方法を解説します。それでは、さっそく見ていきましょう。 書式設定なしでCSVファイルを開く2つのシンプルな方法 ここでは、書式設定を適用せずにCSVファイルをExcelで開くための2つのシンプルな方法をご紹介します。例として、データセットとしてCSVファイルが用