Excelで色付きセルを合計する4つの方法【関数からVBAまで徹底解説】
実は、色付きセルを合計するための組み込み関数はExcelには存在しません。しかし、セルの色に基づいて値を合計する方法は複数あります。この記事では、わかりやすい例と図解を使って、Excelで色付きセルを合計する4つの異なる方法を詳しく解説します。
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Excelで色付きセルを合計する4つの方法
ここでは、商品価格リストのデータテーブルを使用して、色付きセルを合計するすべての方法をご紹介します。

それでは、各方法を順番に見ていきましょう。
方法1:SUMIF関数を使って色付きセルを合計する
たとえば、商品IDに「MTT」を含む商品の合計金額を求めたいとします。該当する商品には青色でマークを付けているものとします。ここでは、青色で示されたセルの値を合計する数式を作成します。そのためにSUMIF関数を使用します。以下の手順に従ってください。
🔗 手順:
❶ まず、「Price」列のセルの色を識別するための補助列を追加します。
❷ 次に、数式の結果を格納するセルC16を選択します。
❸ その後、セル内に次の数式を入力します。=SUMIF(E5:E13,"Blue",D5:D13)
❹ 最後にEnterキーを押せば完了です。

方法2:オートフィルターとSUBTOTAL関数を使って色付きセルを合計する
オートフィルター機能とSUBTOTAL関数を組み合わせることでも、色付きセルを合計できます。以下の手順に従いましょう。
🔗 手順:
❶ まず、データテーブル全体を選択します。
❷ 次に「データ」タブに移動します。
❸ 「フィルター」コマンドをクリックします。

❹ 「Price」列見出しの端にあるドロップダウンアイコンをクリックします。
❺ ドロップダウンメニューから「色フィルター」を選択します。
❻ 青色の四角形をクリックします。

❼ 数式の結果を格納するセルC16を選択します。
❽ セル内に次の数式を入力します。=SUBTOTAL(109,D5:D7)
❾ 最後にEnterキーを押して、作業完了です。

方法3:GET.CELL関数を使って色付きセルを合計する
GET.CELL関数とSUMIF関数を組み合わせて、色付きセルを合計することもできます。以下の手順で、両者を連携させる方法を見ていきましょう。
🔗 手順:
❶ まず、「数式」▶「定義された名前」▶「名前の管理」の順にクリックします。

「名前の管理」ダイアログボックスが表示されます。そこで:
❷ 「新規作成」をクリックします。

すると「新しい名前」ダイアログボックスが画面に表示されます。そこで:
❸ 「名前」欄に任意の名前(例:Code)を入力します。
❹ 「参照範囲」欄に次のコードを入力します。=GET.CELL(38,GET.CELL!$D5)
❺ 「OK」ボタンをクリックします。

❻ 次に、新しい列を作成します。ここでは「Code」列とします。
❼ セルE5を選択し、=Codeと入力してEnterキーを押します。

❽ フィルハンドルをドラッグして、「Code」列の最後までコピーします。

❾ セルC16を選択し、次の数式を入力します。=SUMIF(E5:E13,33,D5:D13)
❿ 最後にEnterキーを押して完了です。

これで結果が表示されます!
␥ 数式の解説
- =GET.CELL(38,GET.CELL!$D5) ▶ 「38」は背景色のコード取得を意味します。「GET.CELL!」はシート名、「$D5」は最初の色付きセルのアドレスです。
- =Code ▶ 手順7で作成した名前付き範囲(ユーザー定義コード)です。
- =SUMIF(E5:E13,33,D5:D13) ▶ Price列の中でカラーコード33を持つセルの値を合計します。
方法4:Excel VBAマクロを使って色付きセルを合計する
VBAコードを使っても色付きセルを合計できます。このセクションでは、VBAでユーザー定義関数を作成し、色付きセルを合計する方法をご紹介します。
以下の手順に従ってください。
❶ まず、Alt+F11キーを押してVBAエディターを開きます。

❷ 「挿入 ▶ 標準モジュール」を選択します。

❸ 次のVBAコードをコピーします。
Function SumColoredCells(CC As Range, RR As Range)
Dim X As Long
Dim Y As Integer
Y = CC.Interior.ColorIndex
For Each i In RR
If i.Interior.ColorIndex = Y Then
X = WorksheetFunction.Sum(i, X)
End If
Next i
SumColoredCells = X
End Function
❹ このコードをVBAエディターに貼り付けて保存します。

❺ 合計結果を格納するセルD16を選択します。
❻ セル内に次のコードを入力します。=SumColoredCells($D$5,D5:D13)
このコードは、黄色で塗られたすべてのセルを合計します。
❼ 最後にEnterキーを押します。

␥ 数式の解説
📌 構文 =SumColoredCells(colored_cell,range)
- $D$5 ▶ 黄色で塗られたサンプルセルです。
- D5:D13 ▶ 合計操作を行うセル範囲です。
📓 注意:
- 青色のセルを合計する数式:
=SumColoredCells($D$8,D6:D14)
※セル$D$8は青色のサンプルセルです。 - オレンジ色のセルを合計する数式:
=SumColoredCells($D$11,D7:D15)
※セル$D$11はオレンジ色のサンプルセルです。
注意点
📌 関数の構文ミスに注意しましょう。
📌 数式に入力するデータ範囲は慎重に指定してください。
まとめ
今回は、Excelで色付きセルを合計する4つの異なる方法を解説しました。記事に添付されている練習用ワークブックをダウンロードして、すべての方法を実際に試してみてください。ご質問があれば、下のコメント欄でお気軽にお尋ねください。できるだけ早くお答えいたします。
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