PowerPointプレゼンテーションにアクションボタンを追加する方法【初心者向け解説】
PowerPointのスライドにアクションボタンを追加すると、プレゼンテーションがよりインタラクティブになり、閲覧者にとって使いやすいものになります。意外と知られていないこの機能は、アプリケーションのやや分かりにくい場所にありますが、上手に活用すれば発表の質を大きく向上させることができます。
アクションボタンを活用すれば、プレゼンテーション内の移動が格段に簡単になり、スライドがWebページのように動作するようになります。
アクションボタンを追加する前の準備
PowerPointプレゼンテーションにアクションボタンを追加する前に、まず閲覧者がどのようにプレゼンテーションを使用するのかを慎重に検討しましょう。アクションボタンを目立つ存在にすべきか、それともスライドの下部や端に小さく配置すべきかを考えます。
また、閲覧者がボタンをどのように使うのか、ボタンによるナビゲーションがかえってプレゼンテーションのメッセージを混乱させてしまうことはないかも確認が必要です。これらの問いに答えられたら、閲覧者の助けとなるアクションボタンを自信を持って追加できます。
PowerPointスライドへのアクションボタンの追加手順
新しいPowerPointスライドを開き、アクションボタンを配置したい場所を決めます。スライドの下部が定番の配置ですが、「次へ」「前へ」ボタンをスライドの左右に置きたい場合もあるでしょう。その場合は、ボタンを設置できる十分なスペースをあらかじめ確保しておいてください。
ここでは、ホーム、前のスライド、次のスライドの3つのアクションボタンを追加する例で説明します。
1. ホームボタンの追加
まず、リボンの「挿入」タブをクリックし、「図」グループを見つけます。その中にある「図形」ボタンをクリックしてください。
このボタンをクリックすると、プレゼンテーションに追加できるさまざまな種類の図形が並んだ長いメニューが表示されます。
リストの一番下にある「アクションボタン」セクションを見つけ、家のアイコンが描かれたボタンをクリックします。

家のアイコンを選択したら、次はスライド上にボタンを配置します。マウスポインターをボタンを置きたいおおよその位置に合わせて、左クリックを押したままにします。
マウスをドラッグしてボタンをおおよそ希望のサイズまで拡大し、左クリックを離します。
すると、PowerPointが自動的に「操作設定」ウィンドウを開きます。実は、デフォルト設定がそのまま求めている内容になっています。
「マウスのクリック」タブで「ハイパーリンク先」オプションにすでにチェックが入っており、ドロップダウンメニューで「最初のスライド」が選択されていることを確認してください。

また、ユーザーがマウスをボタンに重ねたときの動作を設定するオプションもあり、プログラムの起動、マクロの実行、サウンドの再生など、他のイベントを設定することも可能です。ウィンドウの確認が終わったら「OK」ボタンをクリックします。
2. 前へ・次へボタンの追加
再び「挿入」メニューの「図形」ボタンに戻り、メニュー下部の「アクションボタン」セクションを探します。今度は、左向き矢印のアイコンが描かれたボタンを選択します。

先ほどと同じようにボタンをスライド上に配置すると、PowerPointが「操作設定」ウィンドウを開きます。ここでもデフォルト設定が「前へ」ボタンに必要な内容になっているので、そのまま「OK」ボタンをクリックします。
同じ手順で、「次へ」アクションボタンもスライドに追加します。
作業が完了すると、スライドにはホーム・前へ・次への3つのアクションボタンが並んでいるはずです。ボタンの色、配置、サイズが気に入らない場合は、PowerPoint上の他のオブジェクトと同様に自由に変更できます。

アクションボタンを活用してプレゼンをもっと便利に
アクションボタンは多くの発表者に活用されていない機能ですが、発表者自身のナビゲーションを容易にするだけでなく、プレゼンテーションのコピーを受け取った閲覧者にとっても使いやすい資料になります。アクションボタンを使えば、別のスライドへ瞬時にジャンプしたり、アプリケーションやマクロを起動したりすることも可能です。
さらに、プレゼンテーションに楽しさを加えたいなら、自分や閲覧者がボタンをクリックしたときにサウンドを再生する設定もできます。アクションボタンの各種設定をいろいろと試して、よりインタラクティブなプレゼンテーション体験を作り上げてみてください。
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