Microsoft Wordの読み取りモードとは?使い方と便利な設定を徹底解説
Microsoft Word 2019/2016では、外観やレイアウトが大幅に刷新され、その変化は一目でわかります。新しいワープロソフトは旧バージョンよりもはるかに洗練されたデザインになっており、使い込むほどにその進化を実感できるでしょう。まだ発展途上の部分もあるテキストエディターですが、私たちにできるのは新機能に早く慣れていくことです。今回はその中から、「読み取りモード(Read Mode)」について詳しく解説します。
Wordの読み取りモード機能とは
Word 2013以降、Metroスタイルのユーザーインターフェースが採用され、数々の新機能が追加されました。そのひとつが「読み取りモード」です。一見すると少し珍しい機能に感じられるかもしれません。多くの人はOfficeアプリケーションを文書作成ツールとして認識しており、リーディングアプリとしては捉えていないでしょう。しかし、作成・共有された文書は最終的に誰かに読まれるものです。この点に着目したWord開発チームは、コンテンツを「作る」のではなく「読む」場面に最適化された、モダンで快適な読書体験の実現を目指しました。読み取りモードは、まさにその目的のために生まれた機能なのです。
読み取りモードでWord文書を開くと、文書はインタラクティブなデジタルマガジンのように生まれ変わります。同時に、画面からすべてのツールバーやタブが取り除かれ、閲覧に必要な基本ツールだけが残るシンプルな表示に切り替わります。
読み取りモードを有効にする方法
Wordで読み取りモードを有効にする手順はとても簡単です。
まずWordで文書を開き、画面下部にある「読み取りモード」アイコンをクリックします。アイコンは文書のすぐ下に配置されています。

クリックすると、文書が段組みレイアウトで表示され、画面の左右両側にページ移動用の矢印が現れます。これにより、マウス操作だけで直感的にページをめくることができます。

段組みの幅を調整したい場合は、「表示」メニューから「列幅」を選択してください。このメニューからは、ページレイアウトや背景色など、その他の表示設定も行えます。
背景色の変更
読み取りモードでは、文書を読む際の配色をお好みで選べます。用意されているのは以下の3種類です。
- なし(None):標準的な白背景
- セピア(Sepia):目に優しい暖色系の紙のような質感
- 反転(Inverse):黒背景に白文字で、夜間の閲覧に最適

好みの配色を選んで、自分にとって最も快適な読書環境を整えましょう。

コメントの確認方法
文書にコメントが含まれている場合でも、読み取りモード中に内容を確認できます。「表示」メニューから「コメントの表示」を選択するだけでOKです。

これにより、コメントが文書の横に表示され、本文を読みながらフィードバックをチェックできます。
デバイスに合わせた最適な表示
読み取りモードの大きな特長は、閲覧中のデバイスの画面サイズに応じて文書を自動的に再構成(リフロー)する点です。7インチのタブレットでも24インチの大型モニターでも、同じ快適さで読めるよう、画面に収まる段組みが左右方向にスクロールしながら表示されます。段組みは、次の3つのユーザー設定可能な項目に基づいて自動的に生成されます。
- 列幅の設定
- 文字サイズ
- ウィンドウサイズ
ぜひMicrosoft Officeで読み取りモードを試して、その使い心地を確かめてみてください。
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