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Outlookのデータファイル(.pst/.ost)が開けないときの対処法

Microsoft OutlookやOutlookデータファイル(.pstファイル・.ostファイル)が開かなくなって困っている方は多いのではないでしょうか。多くの場合、「ファイルを開くことができません」といったエラーメッセージが表示され、Outlook自体が起動できなくなります。しかし、いくつかの簡単な対処法を試すことで、問題を解決できる可能性は十分にあります。

「ファイルを開くことができません」エラーへの対処

Outlookのデータファイル(.pst/.ost)が開けないときの対処法

まず最初に試したいのは、パソコンの再起動です。意外に思われるかもしれませんが、再起動だけで問題が解決することは少なくありません。それでも改善しない場合は、次のステップとしてOutlookをセーフモードで起動してみましょう。

Outlookのデータファイル(.pst/.ost)が開けないときの対処法

Outlookをセーフモードで起動する

Outlookのデータファイル(.pst/.ost)が開けないときの対処法

Outlook 2016が起動しない原因の一つとして、インストールされているアドイン(拡張機能)の不具合が挙げられます。これを確認するには、すべてのアドインが無効化された状態で起動するセーフモードを利用します。

セーフモードでの起動方法はとても簡単です。Winキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、outlook /safeと入力してEnterキーを押すだけです。セーフモードで正常に起動できた場合は、原因がアドインのいずれかにあると特定できます。その際は、問題のあるアドインを無効化してください。

Outlookデータファイルを修復する

Microsoftは、破損した個人用フォルダ(.pstファイル)からフォルダやアイテムを復元できる「受信トレイ修復ツール(Inbox Repair Tool)」を提供しています。このツールはオフラインフォルダ(.ostファイル)からの復元にも対応しており、OST整合性チェックツール(OST Integrity Check Tool)を使用すれば、破損した.ostファイルの修復も可能です。

Outlook 2016で受信トレイを修復するには、まずOutlookを完全に終了し、以下の場所へ移動します。

C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16

次にSCANPST.EXEを起動し、スキャン対象となるOutlookデータファイルを選択します。

なお、スキャンを実行するたびに新しいログファイルが作成されます。ログファイルの自動作成を無効にしたい場合は、「オプション」から設定を変更できます。また、既存のログファイルに結果を追記することも可能です。

「開始」ボタンをクリックするとスキャンが始まります。スキャン中にエラーが検出された場合は、「修復」を選択して修復処理を実行しましょう。

修復処理の実行中には、バックアップファイルが自動的に作成されます。万が一に備えて元の状態に戻せるようになる便利な機能です。バックアップファイルの保存先や名前を変更したい場合は、「バックアップファイル名を入力してください」の欄に任意の名前を入力するか、「参照」から希望の名前を選択してください。

修復が完了したら、修復済みのOutlookデータファイルを使用してOutlook 2016を起動します。これで問題が解決していれば、通常どおりメールの送受信が行えるはずです。

本記事がお役に立てば幸いです!

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