Excelで1つの長い列を複数の列に分割する方法|「区切り位置」ウィザードの使い方
Microsoft Excelでデータが1つの列にまとまってしまい、構造が整っていない場合は、「区切り位置」機能を使えば簡単に複数の列へ分割できます。この記事では、Excelで1つの縦長の列を複数の列に分割する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。

Excelで1つの列を複数の列に分割する手順
データの内容や分量に応じて、1つまたは複数の区切り文字(コンマ、スペース、セミコロンなど)を指定して、列内のテキストを分割できます。作業の流れは以下の3ステップです。
- 「区切り位置」ウィザードを起動する
- データに合わせた区切り文字を選択する
- 分割後のデータの表示先を指定する
それでは、各ステップの詳細を見ていきましょう。
1. 「区切り位置」ウィザードを起動する
まず、列を分割したいExcelシートを開きます。

次に、リボンの「データ」タブをクリックし、「区切り位置」を選択します。

画面に「区切り位置ウィザード」が表示されたら、「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、「次へ」をクリックして進みます。
2. データに合わせて区切り文字を選択する

この画面で、データを区切るための区切り文字を指定します。例えば「コンマ」や「スペース」などが挙げられます。

デフォルトでは、Excelは検出したタブごとにデータを分割しようとします。このままでも問題ありませんが、必要に応じて「列のデータ形式」を以下の中から設定することも可能です。
- 標準
- 日付
- 文字列 など
「標準」を選択すると、数値は数値として、日付の値は日付として変換され、その他の値はすべて文字列として扱われます。なお、この例ではセミコロンで区切られたデータを使用しています。
必要であれば「データのプレビュー」で分割結果を確認し、問題がなければ「次へ」ボタンをクリックします。
3. 分割後のデータの表示先を指定する
「列のデータ形式」を選択するか、Excelが自動的に選択した設定をそのまま利用します。
最後に、分割したデータをワークシートのどこに表示するかを「表示先」で指定します。

設定が完了したら「完了」をクリックします。
上の画像のとおり、1つの列が複数の列(この例では2列)に分割され、データが見やすく整理されました。
補足:Microsoft 365ならTEXTSPLIT関数も使える
Microsoft 365版のExcelをお使いの場合は、TEXTSPLIT関数を使う方法もあります。例えば、セルA1のデータをセミコロンで分割したい場合は、次のように入力します。
=TEXTSPLIT(A1,";")
この関数を使えば、ウィザードを操作しなくても数式だけで列の分割が可能です。ただし、Excel 2019以前の旧バージョンでは使用できないため、その場合は本記事で紹介した「区切り位置」ウィザードを活用してください。
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