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【解決策】OutlookがmacOSでデータベースをアップグレードできないときの対処法

macOSでOfficeやOutlookをアップグレードする際、「Outlookはデータベースをアップグレードできません。詳細についてはエラーファイルをご確認ください」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、Outlookのバージョン変更に伴い、既存のPSTファイルが新しいバージョンと互換性を持つ必要があるために発生します。本記事では、このエラーを解決するための具体的な方法を紹介します。

MacでOutlookがデータベースをアップグレードできない原因と対策

PSTファイルは、Outlookのすべてのデータを保持するデータベースファイルです。作業を始める前に、必ずPSTファイルのバックアップを取っておきましょう。万が一データ損失が発生しても、バックアップしておいたPSTファイルから復元できます。

今回紹介する解決策は次の3つです。

  • macOSをセーフモードで起動する
  • Outlookプロファイルを強制的に再構築する
  • 新しいOutlookプロファイルを作成してデフォルトに設定する

このエラーの原因としては、プロファイル自体の破損、あるいはインストール時の不具合が考えられます。また、アップグレードの際は、手動で最新版をダウンロード・インストールするよりも、自動アップデーターに任せて最新版をダウンロード・インストールさせたほうが、トラブルが起きにくい傾向があります。

1. macOSをセーフモードで起動する

Windowsの場合と同様に、まずサードパーティ製プラグインがOutlookの動作を妨げていないかを確認します。macOSをセーフモードで起動し、Outlookが正常に動作するかどうか試してみてください。セーフモードで問題なく動作するのであれば、原因はサードパーティ製プラグインとの互換性にある可能性が高いです。該当するプラグインを特定して無効化し、エラーが解消されるか確認しましょう。なお、セーフモードではスタートアップ項目やログイン項目が自動的に起動しなくなり、必要最低限のカーネル拡張のみが読み込まれます。

2. Outlookプロファイルを強制的に再構築する

以下の手順は、デフォルトのOutlookプロファイルを変更・編集していないことを前提としています。macOSにおけるデフォルトのOutlookプロファイル名は「Main Profile」です。作業を始める前に、必ずOutlookを完全に終了してください。

  • Commandキー+スペースバーでSpotlight検索を起動します
  • 「Outlook Profiles」と入力し、候補が表示されたらクリックして開きます
  • 「Outlook 15 Profiles」>「Main Profile」>「Data」フォルダへ移動します
  • メールデータベースである「Outlook.sqllite」ファイルを探します。このファイルを別の場所にコピーしたうえで、元の場所からは削除します
  • Outlookを起動すると、「問題が検出されたため、データベースまたはプロファイルを再構築する必要があります」というメッセージが表示されます
  • 「はい」をクリックして再構築を実行します。修復には1時間以上かかる場合があります

修復が完了すると、Outlookから一部のデータのダウンロードを求められることがあります。その処理が終われば、エラーは解決されているはずです。

3. Outlookプロファイルマネージャーで新しいプロファイルを作成する

  • Finderを開き、「アプリケーション」フォルダを表示します
  • アプリケーションフォルダが2つ見つかる場合があります。1つはユーザー名が付いたもの、もう1つは付いていないものです。ユーザー名の付いていない方を開きます
  • その中から「Microsoft Outlook」を探します
  • 右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択します
  • 「Contents」>「SharedSupport」フォルダへ移動します
  • 「Outlook Profile Manager」を見つけて起動します

なお、Outlook 2011を使用している場合は、プロファイルマネージャーは「/Applications/Microsoft Office 2011/Office/」に格納されています。

プロファイルマネージャーでは、Outlookプロファイルの作成・削除・名前変更・デフォルト設定の変更などを行えます。対象のプロファイルを選択し、右クリックまたは「+」「−」ボタンで操作してください。新しいプロファイルを作成したら、そのプロファイルを選択した状態で歯車アイコンから「既定に設定」を選びます。その後Outlookを再起動すれば、新しい設定が適用されて起動します。

特に、Outlook 2011からOutlook 2016へ移行する際にこのエラーが発生しやすいことが知られています。アップグレードすべきところを誤ってOutlook 2011をアンインストールしてしまったというケースや、macOS上に別のユーザーアカウントを作成したところ、そのアカウントではすべて正常に動作したという報告もあります。もし別のユーザーアカウントで問題なく動作するようであれば、Macを再起動したうえで修復ユーティリティを実行してみることをおすすめします。

本記事が分かりやすく、Outlookの「データベースをアップグレードできません」というエラーの解決に役立てば幸いです。

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