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スマートフォンをAndroid 6.0 Marshmallow(Android M)へアップグレードする2つの方法

Android Marshmallow(マシュマロ)は、通称「Android M」と呼ばれるAndroidのバージョンです。外観まわりのアップグレードや多数のバグ修正に加え、洗練された権限管理、簡素化された音量操作、改善されたコピーアンドペースト機能、Google Now on Tap、Android Payといった新機能が搭載されています。

さらに、指紋認証スキャナーの標準サポートなど数々の機能強化により、当時最も注目を集めたスマートフォンOSの一つとなりました。多くのユーザーにとって、Android Mへの更新はほぼ必須といえるでしょう。

スマートフォンをAndroid 6.0 Marshmallow(Android M)へアップグレードする2つの方法

OTAアップデートによる配信

ほとんどのスマートフォンメーカーは、独自のカスタマイズを施した最新版AndroidをOTA(Over the Air)方式で配信しています。つまり、端末にアップデート通知が届けば、ワンタッチで最新のAndroidへアップグレードできます。

Samsung、ASUS、Xiaomi、Karbon、Micromax、LGなどの各社は、OTAアップデートを通じてAndroid Marshmallowをユーザーに提供しています。

お使いのスマホがすでにアップデートを受け取っているか、Android Mの提供対象になっているかを確認するには、以下のガイドラインに従ってください。

事前準備・注意点

  • アップグレード作業の前に、端末に2GB以上の空き容量があることを確認してください。

  • 本手順は対応機種のみが対象です。非対応の端末に無理に手動アップグレードを行うと、文鎮化(ブリック)して使用できなくなる恐れがあります。

  • アップグレード中は何度も再起動が発生するため、作業開始時にバッテリー残量75%以上を確保しておいてください。

  • データ消失に備えて、端末内の全データをバックアップし、アップグレード完了後に初期化(ファクトリーリセット)を行うことをおすすめします。

Android Mへアップグレードする方法は、主に以下の2通りあります。

方法1:通知からアップデートする

スマートフォンをAndroid 6.0 Marshmallow(Android M)へアップグレードする2つの方法

スマホがインターネットに接続されており、「システムアップデートが利用可能です」などの通知が表示されている場合は、この方法を利用できます。

  • アップデートに関する通知を開きます。

  • 「はい/同意する」をタップします。

  • その後、インターネット速度に応じてアップデートのダウンロードに時間がかかります。

  • 端末が自動的にシャットダウンしてアップグレードされるか、「電源を切ってアップグレード」をタップするよう求められます。挙動はメーカーによって異なります。

  • 再起動が完了すると、最新版のAndroidが利用可能になります。

方法2:手動でアップグレードする

アップデート通知が表示されないものの、端末自体はAndroid Mに対応している場合は、次の代替方法を試しましょう。

  • アップデートを確認:「設定」→「端末情報」→「システムアップデート」→「アップデートを確認」に進みます。アップデートが見つかれば、方法1の手順1~4を実行してください。見つからない場合は、手動での手順を続けます。

  • USBデバッグを有効化:「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグを有効にする」を選択します。「開発者向けオプション」が表示されていない場合は、「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」を7回連続タップすると表示されるようになります。

  • システムイメージの書き込みについて:この方法では、メディアファイルや連絡先などすべてのデータが完全に消去されます。後で復元したいデータは必ず事前にバックアップしてください。

  • システムイメージをダウンロード:Android開発者向け公式サイトにアクセスし、お使いの端末に対応したAndroid Mのイメージをダウンロードします。必ず正しい機種向けのバージョンを選択してください。

  • Fastbootツールをダウンロード:Android SDKに含まれるこのツールは、Android Studioページの「SDK Tools」セクションから入手できます。お使いのPCのOSに合ったツールパッケージをダウンロードし、Fastbootをセットアップしてください。

    • USBケーブルで端末をPCに接続し、Fastbootモードで起動します。

    • ブートローダーがロックされている場合(一度も解除したことがなければロックされています)、解除が必要です。ターミナルウィンドウを開き、「fastboot oem unlock」というコマンドを入力します。

この操作により端末のデータは完全に消去されます。ブートローダーがすでに解除済みの場合は、このステップをスキップできます。

  • fastbootアプリを解凍したシステムイメージフォルダにコピーし、コマンドプロンプトで以下のコマンドを順に入力します。

cd [fastbootが保存されているフォルダのパス]
oem unlock bootloader
fastboot flash-all.bat

  • 新しいOSのインストールには時間がかかります。再起動が完了すれば、Android Mがお使いのスマホで動作する状態になります。

まとめ

上記の2つの方法を活用すれば、主要メーカーのほとんどの端末を旧バージョンからAndroid Mへアップグレードできます。ただし、新しいモバイルメーカーが続々登場している状況を踏まえると、今後これらの手順には変更や修正、追加が加えられる可能性がある点に留意してください。


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