Windows 11/10のOutlookでエラー0x80070002を修正する方法
Microsoft Outlookは、企業ユーザーを中心に多くの方がメール管理やビジネスコミュニケーションに利用している定番のメールクライアントです。個人用のメールアカウントとして活用している方も少なくありません。しかし、新しいメールアカウントを作成する際に、エラーコード「0x80070002」が表示されることがあります。
このエラーの主な原因は、ファイル構造の破損、またはOutlookがPST(Personal Storage Table)ファイルを作成しようとした保存先フォルダへのアクセスができないことです。また、すでにアカウントを設定済みの場合でも、メールの送受信に支障が出ることがあります。
この記事では、Windows 11/10/8/7環境のOutlookで、新規アカウントの作成時やPSTファイルの作成・オープン時に「不明なエラーが発生しました。エラーコード0x80070002」と表示された場合の対処法を詳しく解説します。
Outlookのエラー0x80070002を修正する手順
1. システムの復元ポイントを作成する
作業を始める前に、まずシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。万が一作業中に不具合が発生しても、元の状態に戻せるようにするための保険です。
2. PSTファイルの保存先を確認する
次に、PSTファイルが正常に作成されているかどうかを確認します。以下のパスへアクセスできるか試してみてください。
- C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlook
- C:\Users\ユーザー名\Documents\Outlook Files
AppDataフォルダへ移動するには、「Win + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、%localappdata%と入力してEnterキーを押します。その後、上記のパスへ移動してください。
3. 保存先フォルダを手動で作成する
もし上記のパスにアクセスできない場合は、保存先となるフォルダを手動で作成します。
まず「C:\Users\ユーザー名\Documents」を開き、新しいフォルダを作成してOutlookNewという名前を付けてください。
4. レジストリエディターでForcePSTPathを設定する
続いて、「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押します。レジストリエディターが起動したら、以下のキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\
Officeフォルダの下にある、お使いのOfficeのバージョン名のフォルダを開きます。バージョン番号は以下のリストを参考にしてください。
- Outlook 2007 = \12.0\
- Outlook 2010 = \14.0\
- Outlook 2013 = \15.0\
- Outlook 2016 = \16.0\
該当するフォルダ内で、右側のパネルの何もない場所を右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択します。
新しい値の名前をForcePSTPathと入力してOKをクリックします。
次に、作成した「ForcePSTPath」を右クリックして「修正」を選択し、「値のデータ」欄に先ほど作成したOutlookNewフォルダのフルパス(C:\Users\ユーザー名\Documents\OutlookNew)を入力してOKをクリックします。
5. PCを再起動する
レジストリエディターを閉じ、変更を有効にするためにパソコンを再起動してください。
以上の手順で、Outlookのエラー0x80070002は解消されるはずです。それでも問題が解決しない場合は、受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)でPSTファイルの破損チェックを行うか、コントロールパネルからOfficeの修復機能を実行してみてください。
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