複数のアカウントでMicrosoft Teamsにログインする方法【ブラウザ・PWA・スマホ活用術】
Microsoft Teamsは、チャット、通話、オンライン会議、スレッド形式の会話、ビデオ会議、コンテンツの共同編集、さらにはアプリやワークフローの作成・統合まで、チームに必要な機能をすべて1つのツールにまとめたコラボレーションのハブです。
しかし、Microsoft Teamsにはひとつ課題があります。時間が経つにつれ、複数のTeamsアカウントを持つことになるケースがあるのです。自社チーム用のアカウント、クライアントとのやり取り用のアカウント、パートナー企業との連携用のアカウントなど、複数のアカウントを使い分けている方も少なくありません。複数の組織で働いている場合や、単純に複数のアカウントをTeamsに追加したい場合は、どうすればよいのでしょうか。
残念ながら、Microsoft Teamsは現時点ではマルチアカウントによる同時サインインに対応していません。そのため、アカウントを切り替えるたびにサインアウトとサインインを繰り返す必要があり、生産性が低下しがちです。しかし心配は無用です。デスクトップ版でマルチアカウント対応が実装されるまでの間、以下の回避策を活用すれば、複数のアカウントを快適に使い分けられます。
複数のアカウントでMicrosoft Teamsにログインする3つの方法
ここでは、Microsoft Teamsで複数のアカウントを扱うための方法を紹介します。
- 異なるブラウザでWebアプリを使用する
- プログレッシブWebアプリ(PWA)を作成する
- モバイルアプリを活用する
1. 異なるブラウザでWebアプリを使用する
前述のとおり、デスクトップアプリに複数のアカウントを直接追加することはできませんが、Chrome、Microsoft Edge、Opera、Firefoxなどの複数のブラウザを使えば、それぞれ異なるアカウントでログインできます。
まず、teams.microsoft.comにアクセスし、別のTeamsアカウントでサインインします。サインインすると、Teamsデスクトップアプリのダウンロードを促すメッセージが表示されますが、これは無視して「Webアプリを使用する」を選択してください。
すると、デスクトップ版と同じように既定のTeamsチャネルがWebアプリ上に表示されます。Webアプリは見た目も動作も通常のデスクトップアプリとほぼ同じなので、違和感なく操作できます。たとえば、Chromeで1つのアカウントにログインし、EdgeやOperaでもう1つのアカウントにログインすれば、同時に両方のアカウントを利用可能です。
注意: デスクトップ通知が有効になっていることを確認してください。通知がオフになっていると、重要なメッセージを見逃す可能性があります。
2. プログレッシブWebアプリ(PWA)を作成する
プログレッシブWebアプリ(PWA)は、非常に軽量なアプリ配信の手法です。アプリストアからネイティブアプリのようにインストールできるほか、ブラウザからピン留めしてブックマークのように使うこともできます。
PWAの作成手順はブラウザによって異なりますが、特にMicrosoft Edgeとの相性が良いため、まずEdgeでの作成方法を紹介します。
Microsoft Edgeの場合:
- Teams Webアプリにアクセスし、Teamsアカウントでサインインします。
- 画面右上の「...」(3点リーダー)ボタンをクリックします。
- 「アプリ」をクリックします。
- 「このサイトをアプリとしてインストール」を選択します。これにより、Teamsが独立したウィンドウで開き、別のTeamsインスタンスやチャネルを開けるようになります。
- タスクバー上の新しく起動したPWAを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選択します。
これで完了です。以降はタスクバーのショートカットをクリックするだけで、いつでもPWAまたは独立したTeamsインスタンスを開けます。
Google Chromeの場合:
- 画面右上の縦3点アイコンをクリックします。
- メニューから「その他のツール」を選択します。
- 「ショートカットを作成」をクリックします。
- 「ウィンドウとして開く」のチェックボックスに必ずチェックを入れます。
その後、タスクバー上のアクティブなPWAを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選択します。タスクバーにPWAが表示され、標準のTeamsアプリと同じように動作します。
3. モバイルアプリを活用する
AndroidスマートフォンやiPhoneでMicrosoft Teamsのモバイルアプリを使うのも有効な手段です。モバイルアプリでは複数のアカウントを追加でき、アカウント間の切り替えも簡単に行えます。何度もログイン・ログアウトを繰り返すことなく、複数のアカウントで同時に会話できます。
モバイルでの作業は必ずしも効率的とは言えないため、Windowsのデスクトップアプリとモバイルアプリを併用するのがおすすめです。PCではメインのアカウント、スマホではサブのアカウントといった使い分けも可能です。
まとめ
以上の回避策を活用すれば、Microsoft Teamsでも複数のアカウントを効率的に管理できます。デスクトップ版のマルチアカウント正式対応までのつなぎとして、ぜひ試してみてください。ご意見やご提案があれば、コメント欄でお知らせください。
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