Microsoft ExcelでFIND関数・FINDB関数を使う方法をわかりやすく解説
Microsoft ExcelのFIND(検索)関数は、既定の言語設定に関係なく、半角・全角を問わずすべての文字を1文字としてカウントします。一方、FINB関数(FINDB関数)は、DBCS(2バイト文字セット)をサポートする言語の編集が有効で、かつそれが既定の言語として設定されている場合にのみ、全角(2バイト)文字を2文字分としてカウントする点が特徴です。この記事では、FIND関数とFINDB関数の基本的な書式から具体的な使い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
FIND関数の書式
FIND(検索文字列, 対象, [開始位置])
FINDB関数の書式
FINDB(検索文字列, 対象, [開始位置])
FIND関数・FINDB関数の引数の意味
- 検索文字列(find_text):検索したい文字列を指定します。必須の引数です。
- 対象(within_text):検索したい文字列を含むテキストまたはセルを指定します。必須の引数です。
- 開始位置(start_num):検索を開始する文字の位置を指定します。省略可能な引数です。
ExcelでFIND関数を使う方法

ここでは、セルA3に入力されたテキストの中から「Pig」という文字列の位置を調べる例を紹介します。
まず、結果を表示したいセルをクリックし、=FIND(と入力します。
括弧の中に、検索したい文字列である「Pig」と入力します。
続けてカンマを打ち、検索対象となるセル「A3」を直接入力するか、該当セルをクリックして指定します。その後、再度カンマを追加します。

A3まで入力して括弧を閉じ、Enterキーを押すと、結果は「8」になります。これは、FIND関数が対象テキスト内で「Pig」の先頭文字「P」を8番目の文字として認識するためです。

さらにカンマを追加して開始位置を指定することもできます。このチュートリアルでは、開始位置として「14」を入力してみましょう。

すると、結果は「20」となります。これは、14文字目以降から検索が始まるためです。
方法1:「関数の挿入」ダイアログボックスを使う
FIND関数は、数式を手入力しなくても利用できます。1つ目の方法は、数式バーの左にある「関数の挿入」(fx)ボタンをクリックする方法です。

「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス内で、カテゴリから「文字列操作」を選択します。
関数の一覧から「FIND」を選択し、「OK」をクリックします。

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
- 「検索文字列」欄に「Pig」と入力します。
- 「対象」欄に「A3」と入力します。
- 「開始位置」欄に「14」と入力します(省略しても構いません)。
「OK」をクリックすると、結果がセルに表示されます。

方法2:「数式」タブから選択する
2つ目の方法は、リボンの「数式」タブを開く方法です。「関数ライブラリ」グループにある「文字列操作」をクリックし、ドロップダウンメニューから「FIND」を選択します。
「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、前述の手順と同じように各引数を入力してください。
ExcelでFINDB関数を使う方法
次に、日本語などの全角(マルチバイト)文字を含むテキストをカウントする方法を見ていきましょう。

結果を表示したいセルをクリックし、=FINDB("第", A3)と入力します。開始位置は省略可能です。
Enterキーを押すと、結果は「3」と表示されます。
これは、DBCS対応の環境では全角文字「第」が2バイト(2文字分)としてカウントされるためです。FINDB関数は、このような全角文字を含むテキストの正確なバイト位置を求めたい場合に便利です。
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