Outlookのメールが送信トレイに残ったままになる原因と対処法
Microsoft Outlookでメールを送信すると、まずそのメールは送信トレイ(Outbox)フォルダーにコピーされます。これは、送受信サーバーがメールを受け付けているかどうか、ネットワーク接続が正常かどうかなど、技術的にメールを送信できる状態かを確認するためです。ネットワークエラーが発生した場合や、存在しないアドレス宛てに送信しようとした場合には、エラーメッセージが表示され、メールは送信トレイに残ったままになります。一方、問題がなければ、メールは送信済みアイテムフォルダーへ移動します。
OfficeのOutlookアプリケーションも、メール送信時には同じ手順を踏みます。しかし、このアプリでメールを送信する際に、次のような奇妙な動作が見られることがあります。
- 共有メールボックスからメールを送信すると、メールが送信トレイフォルダーに残ったままになる
- 送受信(Send/Receive)操作ウィンドウを手動で開くと、メールが自動的に送信される
場合によっては、送受信ダイアログを開いたときに、最初にエラーが表示されることもあります。

しばらくすると、停止していたメールが送信されます。

つまり、この問題では、送受信ダイアログを手動で開くまでメールが送信されず、送信トレイに無期限に残ってしまうのです。以下に、この問題を解消する方法を紹介します。
Outlookのメールが送信トレイから出ない場合の解決手順
レジストリに関する注意:以降の手順ではレジストリを操作します。レジストリの編集を誤ると、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。レジストリエントリの編集は慎重に行い、必ず事前にシステムの復元ポイントを作成しておいてください。
1. Windowsキー + Rキーを同時に押してファイル名を指定して実行ダイアログを開き、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。

2. 次のキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\x.0\Outlook\Preferences
プレースホルダーのx.0は、お使いのバージョンに応じて置き換えてください。Outlook 2013なら「15.0」、Outlook 2010なら「14.0」、Outlook 2007なら「12.0」、Outlook 2003なら「11.0」となります。

3. 上記キーの右ペインで、DelegateSentItemsStyleという名前のレジストリDWORD(REG_DWORD)値を探します。この値のデータは1に設定されているはずです。
該当するDWORDをダブルクリックして編集画面を開きます。

4. 最後に、表示されたダイアログで値のデータを0に変更して「OK」をクリックします。レジストリエディターを閉じ、パソコンを再起動すれば、問題は解決します。
この記事がお役に立てば幸いです。
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